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四万十君の日常

四万十君の日常を紹介します。

幻想的な月光桜

2021-03-27 10:45:33 | 日記

 

幻想的な月光桜

 

日が落ちて周囲が暗くなるとともにライトアップされ、幻想的に輝く月光桜です。
The name of this tree is Moonlight Cherry Blossoms(月光桜 GEKKHO-ZAKURA).
月光桜は植物学者牧野富太郎博士が生前に研究し「アシズリザクラ」という名前で新種として登録しようとしていたといわれる幻の山桜です。
牧野富太郎博士がこの桜を発見し、アシズリサクラという名前を登録しようとしていたのですが、その申請中に亡くなってしまい、現在に至るまで正式に「アシズリサクラ」という名前での登録はなされてないからです。
開花すると花びら全体が白く、輝くような光沢を発するのが特徴です花の茎は緑色なので遠くから眺めると月光桜全体が青白い蛍光色に包まれた様に見えます。 高知県西南部に数本自生している月光桜は、「満月に満開になる」という言い伝えを持ちます。
月光桜の咲く小高い丘の背後から月が昇り、その月に照らしだされる白い山桜の幻想的な風景、「大月町」という町名にある「月」、月山神社、「お月さんももいろ」など町内には、何か月と関連があるのではないか、と思わせることがたくさんあります。
その月のイメージや大月町がいつまでも光輝くようにとの願いを込めて「月光桜」と名付けました。
長沢の丘陵の上の1本桜は、幹径が1mもある巨樹の桜で、四方に広がる枝ぶりと相まって、堂々とした見事な樹形を呈しています。
 
樹高:13.4m 幹周:3.0m 樹幹の大きさ:17m
高知県大月町長沢
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