Silvioの「最後に笑う者が最もよく笑う!」日記

日々の暮らしの中で、関心のあること、疑問に思うこと、ノスタルジーを感じることを綴っていく日記。

「たかり」どもに告ぐ。

2005-06-05 23:00:31 | 社会的なこと
 冒頭からですが、読売新聞のHP記事を抜粋の上、少々長いですが引用します。


「JR西、マンション買い取り方針提示…住民側反発」
兵庫県尼崎市のJR福知山線の脱線事故でJR西日本は5日、同市内で、電車が衝突したマンション「エフュージョン尼崎」の住民に対する説明会を初めて開いた。
(中略)
説明会には全47世帯の住民95人が出席。垣内社長が「幸せな暮らしを壊し、苦しみを与えてしまい、申し訳ございません」と謝罪し、<1>購入価格での買い取り<2>事故による心身の不調にかかった治療費の負担<3>新居に移るまでの仮住まい家賃の負担――などの補償方針を示した。
(中略)
これに対し、住民側は「購入価格は比較的安く、同じ条件のマンションは見つけられない」と反発したが、JR側は「上乗せはできない」と応じない考えを示した。
(中略)
住民でつくる事故対策本部の畠利明代表は「元の暮らしに戻りたいだけ。子供たちも苦しんでいるのに心の問題にも触れず、誠意が感じられない」と主張し、心の傷に対する慰謝料などを求める要望書を、垣内社長に手渡した。


 今回の脱線事故については、ブログで取り上げるのは「打ち止め」にしたのですが、どうにも納得できない記事を見つけてしまい、前言撤回で取り上げます。

 今回の脱線事故は、全面的にJR西日本が悪い。弁解の余地なし!事故で生じた損害はきちんと賠償すべきです。それは、JR自身も認めてるところだと思います。そして、今回被害に遭ったマンション住民に対して、謝罪した上で、具体的な賠償方法を提示したわけですね。

 通常であれば、すでに何年かそのマンションに住んでいるわけですから、その分マンションの価値は下落しています。そして、それに住めなくなったというのであれば、購入価格から価値が下落した(住んでいる本人がすでに享受した利益)分を引いた、「時価」で賠償すれば事足りるはずですね。ところが、JR西日本はあえて購入価格で買い取ろうと言ってるわけです。まあ、これだけの事故を起こしたのですから、迷惑をかけたところには手厚く対応しよう、法的な基準を超えて賠償しよう、ということでしょう。

 ところが、マンションの住民は、「購入価格は比較的安く、同じ条件のマンションは見つけられない」、と。そりゃそうでしょう。「比較的安い」ところを探して、自分の経済力相応のその物件で手を打ったんだから。世の中に全く同じ条件の物件なんかあるわけないじゃないですか。ましてや「元の暮らしに戻せ」、って、そんなことはドラえもんに頼みなさいよ。

 どうしようもないことを盾にして、大事故が起こったことをもっけの幸いに、たかってやろうという魂胆が透けて見える様な気がしますが、これって幻覚?ひょっとして、住宅ローンをチャラにした上で、「精神的苦痛に対する慰謝料」を新居も買えるくらいの額でせしめれたらなー、なんて考えてないでしょうね??そういう点でマンション住民全員が一致していたとしたら、あのマンションまるごと、銭ゲバが住んでいたということですか???

 だって、あのマンションは別に倒壊の心配がないらしいですね。ということは、心情的なことを別にすれば、住民が勝手に出て行ってどこかで仮住まい(JR負担で!)してるわけですよ。あれだけの事故だから、「あのマンションに住むの、なんかやだ!」っていうのはよくわかりますけど、107人が死んだ事故をネタにしてこれ幸いに金をふんだくってやろうって、エゴにしてはひどすぎないですか。

 「たかってやろう」という点では、支那の訳の分からない賠償を求める連中や、「従軍慰安婦だ」などといって何十年も前にあったとされる売春をネタにしてる南朝鮮の連中と同類ですよね。

 そりゃあ、お金は誰だってほしいですよ。楽して生活できるにこしたことないでしょう。でも、その前に人間としての誇り、プライドってものがあるでしょう。酒癖とかと一緒で「たかり」は死ぬまで治らないんでしょうか。

 靖国の問題といい、たかる連中のことといい、「誇り」っていうものを教えてこなかった戦後教育のツケが噴出しているとしか思えません。心ある国民は眉をひそめているはず!!(と、信じたい!)

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