愛されるより愛する女性になりましょう～恵美ママの心理レッスン

私は若い時から、友達に愛されたい、男性からも愛されて幸せな結婚をしたい、愛される事が幸せと思ってばかりでした・・・
確かに好きな友達や男性から愛してもらえるのはとても幸せな事です、でも相手が自分を好きになってくれるかどうかは相手次第です。

「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」と言う通り、人の気持ちは自分でコントロールするのは難しいものです。
それよりできるだけ周囲の人達を愛しましょう、長所や美点を見つけて感心しましょう。

独占しようとしたり、自分の都合を押し付ければ嫌われますが、ほどほどの距離を保った上で好意を持って温かく見守ってあげましょう。
その上で相手の良いところを見つけてほめてあげたり、必要としている時に助けてあげたり・・・

愛する相手の範囲は家族だけではなく、職場の後輩、興味の仲間、近所の人達にも広げましょう。
家族をどれだけ一生懸命世話しても当然と思われますが、家族以外の人を少し気にかけてあげるととても喜ばれます。
お誕生日のプレゼント、旅行先のお土産もいいでしょう。

ビジネスの世界で成功する生き方も権力志向ばかりでなく、
人との関係を建設的につむいでいく方が、長い目で見て成功するという事も理解されるようになってきました。
自分が出来る限りの人助けをしていると、いつの間にかそれが別の形で返ってきます。
「他利をはかる」ほうが、自分の利益だけ追わないほうが、大きな利益につながると言われます。

「情けは人のためならず」という事わざ通り、他の人を愛し助けているうちに、いつの間にか他の人から愛され、助けられるようになるのです。

私も日本に来た時は貧乏な留学生と同じでした、お返しを期待しない善意に温かく支えられました。
「自分が好きでしているのだから私へのお返しはしなくていい。いつか自分の出来る事で別な人を助けてくれればいいのよ」
というボランティア精神は、当時の私が感じた日本社会の魅力でした。

アメリカは今でもたくさんの有能な若者があえて給料の低いＮＰＯの分野に飛び込んで活躍しています。

経済的には報われなくても、そうした正義感によって行動している人が品格ある人と言えるのではないでしょうか・・・

さあ、女性は強く優しく美しく、そして賢く生きよう！

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