今日の記事は自分の備忘録。
先日、自分が出演したイベントをiphoneで撮影してくれた方がいました。
せっかくなのでDVDやBlu-rayへ焼こうと思ったのですが、Blu-rayで
一苦労しました。
一応、まっとうにいったDVDも含めて対策を記載。
【DVD】
Windows標準のDVDメーカーでiphoneで撮影された動画(MOVファイル)
をそのまま取り込んで焼き付ければOK
【Blu-ray】
「MOV ブルーレイ 変換」で調べたら、フリーソフトでは「multiAVCHD」
がなかなかよさげ。
今度は「multiAVCHD 使い方」でヒットした以下のページを参考にして
ファイルのオーサリング(?)を進めます。
ほとんどはこのページの通りでOKでしたが、動画ファイルの細かい設定
は「Media」タブの「fit all」ボタン一発に任せてしまいました。
このとき、「Destination media」で「23800 MiB [BD-25]」を選択した
ことを補足しておきます。
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multiAVCHDの使い方 - ぼくんちのTV 別館
https://freesoft.tvbok.com/freesoft/author/multiavchd.html
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これでできあがったファイルたちを、同じくフリーでブルーレイディスク
が作成できる「ImgBurn」でBD-REに焼き付けて、自宅のブルーレイ
プレーヤーで見てみたら、残念なことに音ズレが生じていました。
この音ズレの直し方で四苦八苦...
試行錯誤しているうちに、multiAVCHDで出力したフォルダの中
(「BDMV」-「STREAM」配下)に「xxxxx.m2ts」という動画ファイルが
あり、この段階ですでに音ズレが発生していることが分かりました。
ということは、このファイルの音ズレが直せれば問題解決する?
結果からいえばその通りでした。
直し方は、まず「Avidemux」というフリーソフトを入れて、該当の
m2tsファイルを読み込みます。
このAvidemuxのよいところは音声の遅延(delay)を簡単にシフトして
その結果を再生して確かめることができるところ。
逆に残念なところは、音声の遅延を直したファイルをm2tsとして
保存できない(たぶん)ところ...
参考にしたページはこちら。
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さっかーねっと: 動画編集ソフト Avidemuxの使い方
http://fanblogs.jp/soccernet/archive/9/0
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これで遅延の量(私の場合は約-1200ms)が分かったら、今度はm2ts
ファイルを編集できるソフトを使います。
調べてみたらtsMuxeRというソフトがフリーでシンプルに用が果たせ
そうです。
以下のページを参考にして、Avidemuxで確認できた遅延量を設定して
音ズレを直し、m2tsで保存しました。
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tsMuxeR のダウンロードと使い方 - k本的に無料ソフト・フリーソフト
https://www.gigafree.net/media/blu-ray/tsmuxer.html
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そして、multiAVCHDが生成していたm2tsファイルを入れ替えて完了!
これでImgBurnでビルド・焼き付けを行えばOKですが、ブルーレイ
にいちいち焼き付けてテストするのが面倒だったので、PCに
「Leawo Blu-ray Player」というブルーレイ再生ソフトを入れて
テストしてました。
ま、最後は余談ですが。
私の場合の音ズレ補正のポイントは「m2tsファイル生成時の音ズレが
大元の原因。Avidemuxで遅延量を確認して、tsMuxeRで補正」という
ことになります。
場末のブログですが、他に参考になった方がいれば幸いです。