
イギリス最古の大聖堂を筆頭に3つの世界遺産を擁する
イギリス南東部の街カンタベリー。中世から巡礼地として
栄えていたカンタベリーは市街壁に囲まれ、小さなエリア
には魅力的な建築物やお店がたくさん。
「中世を満喫できる」カンタベリーを、自分の足で
散歩してみました。
冒頭の写真は世界遺産カンタベリー大聖堂。
巨大な聖堂で、見どころ満載です。
中世の街並みに突如現れる荘厳な門。
イギリス国教会の総本山として、地域の信者や巡礼者
がこの門をくぐり礼拝に向かいます。
もちろん観光客も入れます!
中庭からは大聖堂の全景が楽しめ、少し歩くとこちらも
世界遺産の聖オーガスティン修道院の廃墟があります。
続いて、美しき廃墟カンタベリー城へ。
屋根のない石造りの廃墟。
フランスから11世紀にやってきたウィリアム征服王が
ヘイスティングスの戦いの後に建てた、ドーバーから
ロンドンまでの途上にある拠点となるお城の一つで、
13世紀には拠点の役割がドーバー城に移されたため、
お城は牢獄となり、17世紀には廃墟となってしまったとか。
半日ほどで回れる小さな街ですが、中世からチューダー朝
のスタイルが楽しめ、これぞイギリスといった美しい街並み
が続き、ロンドンからほど近い中世の街を堪能しました。