今回は令和2年に更新配備された蒲田消防署空港分署特別救助隊が運用する救助車ⅱ型を紹介します。
特別救助隊は一般の火災や交通事故のみならず様々な災害に出動するのが特徴で荷台には役100種類を超える資機材を積載しており、高度な技術で人命救助に当たる東京消防庁の華といえるこの部隊が運用するこの救助車ⅱ型です。
今回の令和2年度配備の車両の艤装メーカーはモリタとなっています。ちなみに平成29年度の車両は帝国繊維が艤装しているため実質平成25年度以来、約7年ぶりにモリタが艤装しています。
今回の令和2年度配備の車両の艤装メーカーはモリタとなっています。ちなみに平成29年度の車両は帝国繊維が艤装しているため実質平成25年度以来、約7年ぶりにモリタが艤装しています。
概要
空港R
いすずフォワード救助車ⅱ型
R02127
艤装:モリタ
さて平成25年度の車両と比較しながら詳しく見ていきましょう。
平成29年の車両から照明が変更され6角形タイプだったものが四角いものに変更されています。
また今回のと平成25年度の車両で大きく違うのは照明の後方に資機材庫があるかないかというところです。基本東京消防庁の救助車の車上は例えば車上から三連梯子をかけて救助をするというような活動スペースであるという考えから基本は資機材庫は設けませんが平成29年度からは新たに設けられています。別に艤装メーカーが変わったとかそういう意味ではなさそうです。その資機材庫は補足の救助機材を入れているのでしょうか?
また隊名標識の上の部分が少し膨らんでいます。25年度車はそのような部分もすべて平坦だったのでそこにも変化が見られます。
その他は特に平成25年度と変わった部分はないと思われます。〈ベース車・前赤の追加以外〉
同車以外にも第二本部R1、多摩R、永田町Rも同じ型です。
永田町Rは毎回少し他車と違う部分がありますが今回は同じ型となってしまいました。
長い歴史を持つ特別救助隊の一隊員としてぜひとも頑張ってほしいです!