3月10日(土)行って来ました。
『帰って来た‼三日月ADVENTURE 2018@なんばHatch』☆★
「おいおい。何で大阪におんねん」的な。
実はですね、2月末に大阪出張の指示がありまして。フジライブのスケジュールを確認したら「あれ…会議の次の日なんばでライブしてるやん!(歓喜)」となりまして。
これはもう「行くっきゃない」みたいな。いやむしろ「呼ばれてるやん」みたいな。
ということで、急遽参戦出来ることとなった今回のライブ。感想を一言で言うなれば…『大阪が生んだスーパースター山内総一郎(自称)!』でしょうか。地元だからなのか山総さんがいつもよりかっこつけた感じ(良い意味)でした。
チケットを直前で取ったので、今回場所はもう後ろの後ろでした。だけどそのおかげで、見えなかった分しっかりと耳を澄ましたので、曲全体をきちんと聴くことが出来た気がします。
ということでレポ書きまーす。
※セトリ等書きますので、ネタバレします。今からご参加の方は閲覧ご注意下さいね。
16時30分会場。17時30分開演。
前“Adventure”からお馴染みのインディージョーンズの曲に合わせ、ハットをかぶったメンバーが行進しながら登場。敬礼しあったりして、こなれ感が出てた。その後はこれまたすっかりお馴染みのハットを投げるくだり。
そのくだりが一通り終わり演奏がスタート。
初っぱなの1曲目は『Anthem』でした。
曲の始まり、ベースのイントロ部分が聴こえてきた瞬間に鳥肌が立ちました。私は前からこの曲が聴きたくて聴きたくて…。これが聴けただけで大阪に来た価値があった。「やっぱり今回は志村君に呼ばれたんだな」と、1人で勝手に感動。山総さんの歌も良かったです。エモーショナルでした。
2曲目は『徒然モノクローム』
何だろうこの曲。始めはあんまりだったんだけど、ライブで聴けば聴くほど好きになるな~…。不思議。
3曲目『Sugar!!』
『Sugar!!』はすっかりド定番になってきました。本当元気もらえる曲です。
4曲目『熊の惑星』
熊と言えばこの曲だよね。今回のツアーではきっとマストな1曲。
5曲目『スワン』からの6曲目『Gum』
『Gum』がきました。アルバム『LIFE』の中でも好きな曲です。この曲って聴くと、無条件に志村君が思い浮かぶんですよね。そうなのか確証はないけれど、きっとそうなのかな。「梅は梅ガムの匂いがするだから好き」と言ってそうだもん。しむしむ。
7曲目『かくれんぼ』
山「ダイちゃん作詞作曲でカッコいい曲作ってくれました。」で、今回もダイちゃんをかなり誉めてた。
その昔『星降る夜になったら』を披露した時、志村君も「ダイちゃん良い曲つくるね」ってすごく誉めてたのを思い出します。ダイちゃんはムードメーカーで可愛らしいけど、作曲も出来てスゴい。
8曲目『春の雪』
やっぱり良い曲です。生で聴いた方がより素晴らしさが解る。
9曲目『電光石火』
2009年『Sugar!!』以来、2度目のJ SPORTSの公式応援ソングに大抜擢された曲。『Sugar!!』とリンクさせて作ったんだそうです。疾走感。
10曲目『炎の舞』
やっぱり好きだな~…。カッコいいです。この曲は山総さんだから出来た1曲じゃないかな。今回は遠くから耳を済まして聴いてたからか、フジファブリックの“オルタナティブ”さをより感じました。
11曲目『Splash!!』からの12曲目『Life』
すっかりお馴染み『Life』漫談。(←え?)アレンジしすぎてここ最近、前半部分はもう喋ってますやん…みたいな。山総さんのちっちゃい頃の夢は「サッカー(選手)、大工」と話してました。いや、歌ってた。ほのぼの。
13曲目『カンヌの休日』からの14曲目『バタアシ Party Night 』
何だろう…『バタアシ Party Night 』も始めはあんまりだったのに、ライブで聴けば聴くほど好きになってる自分がいる。しれっと手を回す私がいます。しむしむダンス見たかった~…。
15曲目『Super!!』
ダイちゃんの赤のストラト演奏もすっかり板についてきました。前回はめちゃくちゃ近かったので深くは考えなかったけど、今回は遠かったので考えてしまった。「あれ?この人キーボードじゃなかったっけ…」
16曲目『Sufer King』
『Sufer King』来たー\(^o^)/久々にライブで聴けて嬉しかったし、楽しかったです。今回は後ろの方だからあまりノれなかったんだけど(恥ずかしくて)、この曲は跳び跳ねずにはいられなかった。最高。
で、最後は『夜明けのBEAT』
今回は山総さんバージョンの『夜明けのBEAT』でした。メロディラインが志村君と違って聴こえるのはなんでなんかな~…。バージョン分けですかね。しかし相変わらずのギターの素晴らしさよ。安定してる。
ここで、メンバーは一旦はけました。そして会場から巻き起こる「山内コール」。
客「やーまうち!やーまうち!」(しばらくこれが続く)
山内コールに引き寄せられ、山総さんが販促Tシャツに着替え1人で登場。
山「何かさ~…“やーまうち”って言いにくそうやし、“そーいちろう”の方が良くない?」
客「そーいちろう!そーいちろう!」
山「…あれ?あかんな。サ行やから“スー”って空気抜けるな(笑)」
で、舞台上に再登場するメンバーたち。
山「ダイちゃん何かカッコいいね。キラキラしてるよ。」
ダ「そう。このTシャツも汗吸うし、パーカーもあったかくてね。このタオルも良いんだ。」
山「タオルが光ってるね。」
客「ざわざわ(タオルは光らんやろ)」
ダ「タオルって発光するんだ。」
ダ「このパーカーの後ろにも何か書いてるんだよね…すごい主張してて。何かみっちり書いて…って、あーーー!!」
客「(パチパチパチパチ)」
ダ「え~…この寸劇はですね、実は昔からやっていたんですが、20分とか喋ってしまってて。(事務所に)怒られたんで封印してたんだけど、今回解禁したんです!」
山「あ!ダイちゃん何でパーカーのフード被ってるのかと思ったら、柄を見せる為だったんだ。」(←遅)
アンコール1曲目『1/365』
NHKさんのEテレのあの曲のフルバージョン。贅沢な事を言うならば、もう1つの方も聴いてみたかった。
2曲目『STAR』
回を重ねる毎にどんどん力強くなっていく『STAR』。彼らの今までとこれからを象徴していく曲だと思う。
■その他メンバーの印象に残ったとこ
かとをさん*
・今回もステージ前に出て来て観客を煽っていた。最近かとをさんアクティブ。
・前日の大阪で「今夜はアドベンチャーします」と発言し大阪の街に出たが、偶然大阪に来ていた100%の酔っ払いに声をかけられアドベンチャーをやめた。(100%の酔っ払い=アナログフィッシュの健太郎さん)
山総さん*
・「どうも、大阪が生んだスーパースター山内総一郎です(自称)」
・「大阪出身山内総一郎ということがあまり浸透してないんやけど…みんな、拡散サボってんちゃう?」
・ダイちゃんに「フリーキーだね!」
・関西がやけにたどたどしい(原因不明)
ダイちゃん*
・「今日は総一郎の地元ということで、僕も感情を爆発させて演奏するよ!」
・演奏がいつにも増してロックだった。何か可愛らしいよりカッコいいダイちゃんだった。
ってな感じかな。
前回参戦した福岡に比べて、大阪の方がロックな感じがしました。ほのぼのも勿論あるんだけど、山総さんがギターかき鳴らす姿がいつもより情熱的やった気がしました。皆のパッションを感じた。地元凱旋ってやはり、何か特別な感じなのかな。
後ろで観ていたこともあり、今回はいつもより客観的にフジファブリックの曲を聴くことが出来ました。そして今回強く思ったのは「やっぱりフジファブリックは“オルタナティブ”なバンドなんだ。」ということです。
「志村君が居なくなって最近のフジは全体的に綺麗めな曲が増えたなぁ。」なんて思っていたけれど…今回改めて色々な時期の曲を聴いて「現フジの曲達も十分“オルタナティブ”だ」と気付かされました。
志村君が居なくなってから8年。本当に沢山の曲を作ってきたんだな~…。1歩1歩進んできた結果、これだけの曲が生まれてきていて。本当にスゴいことです。
志村君の曲が好きでフジファブリックに入ってきたメンバー達だから、勿論根底にはいつも志村正彦がいるのでしょうが。
今年はデビュー14周年。そして来年はデビュー15周年ということで、来年はちょっと大きな事をするようです。
今回の公演もメンバーが楽しそうにしてましたよ。それぞれの情熱で“フリーキー”な演奏だった。こんなに場所ごとで違う曲(主に志村時代)を聴けるツアーはないので、本当、めちゃくちゃ貴重だと思います。
ご興味のあるかた、今がチャンスですよ。回し者感漂うフレーズですが…純粋にオススメします。是非是非。
★☆セトリ★☆
1*Anthem
2*徒然モノクローム
3*Sugar!!
4*熊の惑星
5*スワン
6*Gum
7*かくれんぼ
8*春の雪
9*電光石火
10*炎の舞
11*Splash!!
12*LIFE
13*カンヌの休日
14*バタアシ Party Night
15*SUPER!!
16*Surfer King
17*夜明けのBEAT
★☆アンコール★☆
1*1/365
2*STAR