10月20日(日)行って来ました。
『フジファブリック 15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019「IN MY TOWN」』!
遂にこの日がやってきた、フジファブリック15周年の集大成。
今回のライブの感想を一言で言うなれば…「走馬灯のよう」です。15年もあれば色々ありますよね…本当。
※因みに今回のライブの模様は、12月20日の21時からWOWWOWでオンエアするそうなので、詳しく観たい方は是非そちらをご覧下さいね。
ということで、ライブレポいきます。
16:00開場、17:00開演。
私が会場に着いたのは15時過ぎでしたが、既に沢山の人がいました。
会場入口にはお祝いのお花たち。
足立さんです。
からの、ファンの方々による愛情たっぷりのお花たち…(ステキング)
会場付近は何だか、お祭りのような雰囲気でした。熱気ムンムン。花火大会感。
siamaiはあまり人混みが得意ではないので、ひたすら人が居ないゾーンを探しては開場まで待ちました。
私自身この時はワクワクというより、緊張の方が大きかったように思います。彼らの今の人気を目の当たりにして圧倒されてました。武道館の時より活気あった。
16時に開場し、中に入ってすぐ自分の席を確認。私はアリーナの後ろ側でした。
会場内をぐるぐるとし、開演まで待つ。何回もお手洗い行きました。この時が緊張のピーク。フジ友さんと1曲目予想しながら待つ。(因みにsiamaiのこの時の予想は『STAR』)
そんなこんなでいよいよ、15周年ライブ開演です。
ステージ上に登場したメンバーは、真っ赤なスーツを着ていました。ダイちゃんはマジシャン帽を着用。後ろ側の席からは豆粒くらいでしたが、真っ赤な衣装はしっかり確認出来ました。
それぞれが配置につき、演奏が始まり聴こえてきたのは『若者のすべて』でした。
やるだろうとは思ったけど、まさか1曲目とは。予想を裏切られました。けど、それはそれでまた良し。『若者のすべて』よ…言わずもがな。
2曲目は『はじまりのうた』
キラキラしたナンバーですね。会場を明るく盛り上げます。
3曲目は『Green Bird』
改めて良い曲だと思いました。今回のツアーグッズで富士山型のライト(色の切り替え可能なやつ)が売ってたんですが、この曲の時は皆それを緑色にしてて、それが何か嬉しかった。一体感。
ここでMC。10代の頃から夢だった(大阪)城ホールで演奏出来た事に対し、とにかく喜びに満ち溢れている山総さん。「今日は来てくれた皆を1人残らず幸せにします!」と男前な事をサラッと言う山総さん。嬉しそう。
からの、4曲名『SUPER!! 』
ダイちゃんのエレキギターもすっかりお馴染みでございますね。山総さんとステージ上で楽しそうに弾いてました。
5曲名『星降る夜になったら』
私は富士山ライトを黄色にした!(どーでもいい)
6曲名『オーバーライト』
この曲を聴くと始球式を思い出しますね~。曲の途中の♪おっおっおっおおおお~♪の部分を会場にいる皆で歌ったんですが、めちゃくちゃ響き渡って気持ち良かったです。
そして、ここから志村正彦ZONEに突入…。志村君との想い出をメンバーが語りました。
「志村君は今もメンバーだし、友達だと僕は思っています。」
という山総さんの始めの一言で、私は結構グッときてしまった。“友達”って言葉を聞いて、彼が以前「志村君ともっと一緒にギター弾きたかった」と話していたことを1人で思い返してました。
そして何度も何度も「フジファブリックを作ったのは志村正彦なんだ」と言ってくれました。
その他は志村君お得意の不思議くんエピソードだったんですけど。
『長丁場という字を(ちょうたんば)と言い間違えていた』
『何かお願いする時だけダイちゃんを“イケメン先生”と呼んだ』
とか。やっぱり可愛い人だなって、改めて思いました。
そして志村正彦エピソード最後の「メンバー紹介します、志村正彦!」からの7曲目『バウムクーヘン』
ここでこの曲が来るんですね…、みたいな。歌詞を聴きながら涙がでた。
そして『バウムクーヘン』からの8曲目『赤黄色の金木犀』
この曲が始まった時に、ステージ後ろのスクリーンに志村君の映像が流れました。楽しそうに笑ってる、彼の姿が流れました。涙が止まらなかったです。
「音楽が好きで好きでたまらない」っていう顔をしている彼の映像を観ながら、“何で志村君だったんだろう…”って悔しくて仕方なくなって。とにかくずっと泣いてしまった。
そしてその後9曲目は『ECHO』でした。
“君”への想いを込めてしっかり歌ってた。志村君が遠くに行ってしまって、この曲が出来た時にダイちゃんが「色んな想いがあるけど、僕らはミュージシャンですからね。」って言ってた曲。これを聴くと当時のメンバーの気持ちが伝わりますね。
志村正彦ZONEは、きっとそれぞれが色々な想いを持ったと思います。感じ方は人それぞれ。
そしてここから、アコースティックライブバージョンに編成変更。
10曲目は『ブルー』
個人的にはこの曲の、アコーディオンが素晴らしかった。ダイちゃん流石。
11曲目『ハートスランプ二人ぼっち(カバー)』
「大阪と言えばこれ!みたいなのをやります」…と言って演奏したのがこちら。曲名初めて知りました。イントロ聴いた瞬間に「探偵○イトスクープやん!」と思いました。関東の方はご存知ないのかな…。
12曲目『透明』
アコースティックバージョン素敵でした。この曲はアコースティック合う。
13曲目『LIFE』
こっからまた通常(山総さんはアコギ)バージョンに。最早歌ってない、喋っている。
14曲目『徒然モノクローム』からの15曲目『Feverman』!
とにかく踊り、踊らされでした。楽しい曲です。結構好き。
16曲目『東京』からの17曲目『STAR』☆
ここでこの曲が来た~。フジ(山内時代)で1番好きなアルバムが『STAR』。昔このアルバムが出た位の時、リサイクルショップのCD売場に在庫があるのを目にしてて「志村君の後を引き継ぐのって大変なんだろうな…」って思った記憶があります。今はあまり中古CDの売り場でお見かけしないよ。
そして18曲目『手紙』
そりゃそうでしょう。これ歌わなかったら何歌うのよ、山内さん…な曲。城ホールで演奏出来て本当に良かったですね。
ここで一旦メンバーはステージ袖へ…からのアンコール。
アコースティックギターを手に持ち、1人で舞台に戻ってきた山総さん。「この日の為に曲を作ってきました」と言って、新曲を披露してくれました。
19曲目『プレゼント』
“みんな誰かにとっての贈り物なんだよ”的な優しい曲でした。The 山内総一郎な曲。きっと山内さんは優しい人なんだろう…。
からの20曲目『桜の季節』!
これまた意外なのが来ました。季節感よりデビュー15周年ということに重きを置いたのですね、きっと。富士山ライトを自然とピンクに切り替えていたファンの皆さん(自分含)…最高でした。
21曲目は『会いに』
君のいる所に会いに行くよ。
22曲目『破顔』
ラストは壮大なこの曲で締めでした。
22曲…そして実に3時間。彼らは本当にやりきった。会場の一体感だったり、ファンの方の温かさだったりも含めて…改めてフジファブリックというバンドの素晴らしさを感じました。
ライブの中で山内さんが力強く言っていた「フジファブリックは絶対に解散しません」という言葉。
これからも志村正彦が作った“フジファブリック”を軸に、彼らは進化していくのだと思います。
山内さん、金澤さん、加藤さん、関係者の方々…そして志村さん。
15周年本当におめでとうございます。楽しい時間でした、ありがとうございました。
そんでもって2020年も、フジファブリックは全国ツアーするそうです。ご興味ある方は是非フジファブリックホームページをご確認下さい!
ということで、長文となりました(カトークのくだり触れませんでした)が、ライブレポは以上です。見て頂き、ありがとうございました。
☆★セトリ★☆
1*若者のすべて
2*はじまりのうた
3*Green Bird
4*SUPER!!
5*星降る夜になったら
6*オーバーライト
7*バウムクーヘン
8*赤黄色の金木犀
9*ECHO
10*ブルー
11*ハートスランプ二人ぼっち(カバー)
12*透明
13*LIFE
14*徒然モノクローム
15*Feverman
16*東京
17*STAR
18*手紙
★☆アンコール☆★
19*プレゼント(新曲)
20*桜の季節
21*会いに
22*破顔
【追記】
歩いてる途中、金木犀の香りがして胸が騒ぎました。
これからもずっと、私はあなたの作った曲と共に四季を感じながら、彩りある時間を生きていけるのでしょう。
ありがとう、志村正彦。