ぷやんぷやんの噛みどころ

世の中を私見で噛みまくりコメントしてみます

「チベット」も言わなくなった日本マスコミ

2008-08-20 12:56:37 | Weblog
今の日本マスコミはオリンピック一色だ。
ついこの前までチベット問題、餃子問題があったとは思えないほど、中国を宣伝し持ち上げている。
この節操の無さは何なのか。

日本のマスコミは、人権などはどうでも良いのだ。やることはただ反日、反権力ばかりで、筋を通した主張をすることはない。
しかも、中国の国益に反することをしないのが非常に不思議だ。
今回の中国人の極めて酷いマナー、反日のブーイングなど、ほとんど報道されない。インターネットのニュースなどで報道されるのがせいぜいだ。
日本のマスコミは特亜の日本支社と揶揄されるのは当然のことだろう。

私は以前ここに書き込みをして頂いた極左の方との公約通り、五輪放送を一切見ていない。
興味もないから見ないのだが、テレビ欄を見ている限り、ひたすら五輪を応援する番組ばかりで、中国のしていることには一切触れない有様だ。

人権が侵害されているチベットはどうしたのか。
今でも弾圧中のウイグル自治区の様子はどうなのか。
反日の活動はなぜ報道しないのか。
日本のマスコミは中国に媚びることばかりで視聴率優先、国益を無視した中国CM放送局に成り下がっている。NHKまでもそうなのだという非常に情けない現状だ。
報道とは何なのかという基本さえない。ジャーナリズムとは何なのか、基本からやり直せと言いたい。

今回の五輪は一応無事に終了はするだろう。だが、それは成功ではない。競技が終了できたという程度の物であって、大失敗の大会である。
観客、審判の誤審、環境の酷さなど、何一つ取っても成功と言える物はないのだ。

マスコミは本来の報道とは何かを基礎からやり直し、今の中国で何が起きているのか、現状がどうなのかをきちんと報道すべきだ。
今大会を開くためにどれだけの中国人民が弾圧されたか、事実を報道しなければならない。それが出来ないのであれば、今のマスコミに平和や人権を語る資格など無い。
そして今までの問題に中国政府がどう対応しているのか、その事実を日本国民に明らかにするべきなのだ。
マスコミは商業主義から脱し、本来の目的に帰るべきだ。

チャンスを2回も逃した無能な日本政府

2008-08-03 00:18:25 | Weblog
日本とアメリカの関係は、同盟国を言いながらも、実質主従関係にある。
日米地位協定を始め、二国間には大きな問題があり、独立国家であることを考えても、今の関係は異常と言える。
しかもアメリカは、そのような関係を良いことに、日本に対し同盟国とは思えない対応をとり続け、どういう訳か日本政府はそれを黙認、もしくは許容する異状事態だ。

この関係を直せる機会が、ここ数年でも最低でも2回はあった。
まず、アメリカ下院での慰安婦決議。
そして今回の竹島名称変更だ。

慰安婦決議の時は、謂われのない従軍慰安婦などという汚名を着せられているのに、日本政府はそれを否定もせず、日本の名誉棄損を世界に広げてしまった。
このとき、本来ならば「その決議をするのであれば、インド洋での給油は中止する」と申し入れるべきであった。
トルコは、同時期のアメリカの民族問題決議に対し反対を申し入れ、取り下げることに成功している。つまり、やれば出来るのに、日本政府は何一つ行動しなかったと言うことだ。

今回の竹島名称決議は、「アメリカの立場は変わっていない」などと、勝手にアメリカを擁護し、政府内だけで納得する醜態を見せた。そのような態度が世界に通用するわけはないのに、今の政府はまだそれがわかっていない。バカの集団である。
竹島の領有は歴史的にも日本であり、その後のラスク書簡、サンフランシスコ講和条約などでも日本に帰属することが明らかになっている。
つまり、韓国の主張は一切の妥当性はなく、日本ははっきりと領有を主張できるにもかかわらず、今回も何もしなかったのだ。
この竹島の件では、アメリカに対し再び給油の中止、サブプライムローンの支援廃止、アメリカ国債の売却など、いくらでもカードがあり、それをまたも使用しないという異状事態なのである。

今、アメリカと韓国は同盟破棄が近い状態で、アメリカにとって韓国はどうでもよい状態。
日本にとってもあれだけ反日をし名誉棄損や経済損失をかけてくる国家なのだから、断交しても構わないような国。そうなれば、アメリカに圧力をかければどちらに動くか安易にわかることである。

今回、アメリカはブッシュ大統領が韓国を訪問することで、牛肉の件と竹島の件で騒ぎになるのを抑えたいという気持ちもあったであろうし、同時に竹島名称は一時的に韓国領有とすると表明したことで、今後に含みは残している。
だが、こういったアメリカのぶれる行動は日本がだらしないからであることは明らかだ。
拉致問題の時もそうであったが、日本政府が何一つ国益を考えず、日本の姿勢をアメリカに示さなかったことで、アメリカの日本軽視が進んでいるのだ。

今回内閣改造を行ったが、何一つ目新しい物はなく、外務大臣はそのままという、希望が見えない改革となった。
日本が国際社会で生き延びるためには、福田内閣を潰す以外にない。それほどに、今の内閣は腐り、売国内閣なのだ。

海外にバカにされるのは、真に日本政府が国益を考えず、世界がどういう思考なのかを理解しない島国外交をやっているからに他ならない。
世界を知る人物が日本を引っ張らないと、日本は確実に没落する。
その危機に気付いている政治家はいるのだろうか…