令和7年度第2回逗子海水浴場の運営に関する検討会が開催されました。

前回に引き続き、「令和7年度逗子海水浴場のルール」について、昨年のルールからの変更点について3点議論しました。
1点目は、海の家の営業時間延長について、試行期間に「逗子市及び逗子市観光協会が主催、共催又は後援するイベントが19時以降まで開催される見込みのある日」を追加する事です。
これは、ここ数年実施されたシークレット花火などを想定しています。
迷惑と感じている人もいるのではないか、との意見もありましたが、近隣住民に事前に告知することとし、了承されました。
刺青、タトゥーの露出禁止が徹底されていないことについて、指摘する方や、メンバーの担当部長からは「最初はマナーアップ警備員が海の家に入り、注意していたものの、海の家から自分達で対応する旨の話があり、現在の形で運用されている。」との説明がありました。
また、水上オートバイ操縦者から変更して水上オートバイ利用者への飲酒禁止については、海の家を利用した後、出艇する水上オートバイの暴走が多い、ウインドサーフィンなどマリンスポーツを楽しんでいる人の近くを走行し危ない。一層、水上オートバイを禁止にしたらどうか。などの意見が出され、反対の意見はありませんでした。
海の家での刺青、タトゥーの露出禁止と水上オートバイ利用者の飲酒提供の禁止についてはルールに明記するだけでなく、海の家の入口にその旨を掲示するなどの工夫も必要。との意見も出され、担当所管も運用を検討することになりました。
逗子海岸営業協同組合からは特に発言はありませんでした。
これにより以下が承認されました。
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Ⅳ 海の家の営業に関するルール
P8
(8)風紀上の対策
利用者への刺青、タトゥーの露出はさせない。(追加)
⑥水上オートバイ操縦者への酒類の提供を行わない。
操縦者→利用者(変更)
P8
(8)風紀上の対策
利用者への刺青、タトゥーの露出はさせない。(追加)
⑥水上オートバイ操縦者への酒類の提供を行わない。
操縦者→利用者(変更)

P12
3 違反行為に対する処分
3 違反行為に対する処分
海の家のチェックリスト(追加)
利用者
利用者が刺青、タトゥーを露出している
水上オートバイ利用者へ酒類の提供が行われている
利用者
利用者が刺青、タトゥーを露出している
水上オートバイ利用者へ酒類の提供が行われている

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3点目は市民メンバーから出された「海の家のテラス席利用における要望事項」です。
テラス席というのは屋上の席の事で、
「テラス席利用の海の家においては、「台風・南岸低気圧の発生」の予報が出た場合には、テラス席に配置された備品をすべて撤去することとする。」
とルールに明記する。
「テラス席から出るバーベキューなどの煙害(臭気や煙)について配慮を求めたい。」
具体的にはテラス席の火気の使用禁止。
難しければ、「着火から消火までの間、必ず海の家の管理者が同席のうえ管理する」こことして欲しい。
との内容です。
組合側からは、台風の接近が予想された場合は被害が出ないよう安全指導を約束するが、全ての備品撤去ではなく、釘等での固定などの方法もある。「台風・南岸低気圧の発生」の予報は逗子海岸が被害が受けないと考えられる場合もあり、考えてもらいたい。との意見が出されました。
私は「「台風・南岸低気圧の発生」の予報が出た場合には」を「逗子市と組合が必要と判断した場合には」としてはどうかと提案しました。
行政としては「判断基準は風速何メートル以上とか明確な数字が必要。」との意見が出されました。
市民メンバーからは「そもそも、近隣住民が不安に思っているのであればテラス席を禁止にすべき。」との意見が出されました。
話はまとまらなかった為、テラス席については行政側がなんらかの提案がなされるものと期待します。