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逗子市議会議員 菊池俊一 ブログ

地域医療充実事業

今日は予算特別委員会において令和4年度予算に対する総括質疑が行われました。

2日間開かれた分科会での答弁は部長、次長、参事、課長クラスであり、総括質疑では分科会での質疑を通しての疑問点等について市長に直接質問する場です。

私は総合的病院誘致と唯一かかわりのある「地域医療充実事業」について質問しました。

以下、私の質問と市長の答弁の抜粋を掲載します。

 

私:予算参考資料P82P83、4款1項1目 地域医療充実事業について質問致します。

令和4年度は予算参考資料の目的に「病院誘致を含めた本市の地域医療や在宅医療について、医師会と市民と行政により検討を行う。」と記載されました。

また、手段についても「医療の現状や地域医療に精通する者をコーディネーターとし、医師会と市民と行政が地域医療について話し合う場を設ける。」と記載されました。

令和4年度では総合的病院誘致への第一歩として非常に期待するところです。

教育民生分科会での質疑において担当からは

「事業目的については令和3年度と同じ。」

「令和3年度はコロナの対応もあり、医師会と市民と行政の話し合いの場は時間的に難したった。コーディネータも令和3年度は決まらなかったが、令和4年度は声掛けをしている状態。」との答弁でした。

また、開催時期について質問したところ

「開催についてはコロナが落ち着いたら。」と開催に向けて消極的な印象を受け、心配になりました。

私としては新型コロナウイルス感染症の拡大によって逗子には総合的病院の必要性は更に高まっていると感じていますし、コロナを理由にした開催の先延ばしは認められません。早急な開催を望むものです。

そこで、市長への質問ですが

地域医療充実事業について令和3年度と事業内は同じものの、あえて「病院誘致を含めた本市の地域医療や在宅医療について、医師会と市民と行政により検討を行う。」と予算参考資料に記載した理由と、医師会と市民と行政の話し合いの場の開催に向けての決意をお聞かせください。

 

市長:これまで開催すべく進めてきたが、何よりもコロナワクチン接種を進めるべきと、進めてきた。

早い時期に必ず開催したい。

 

私:コロナの影響により総合的病院の必要性は高まっている。隣の横須賀市の横須賀共済病院では早い段階から行政の要請を受けてPCR検査場を駐車場に設置、発熱外来も入り口を一般と別にして開設していた。

基幹病院としての総合病院の役割と、診療所としての役割は違う。このような時だからこそ、ぜひとも総合的病院の誘致を進めて頂きたい。

 

令和3年度予算参考資料「地域医療充実事業」

令和4年度予算参考資料「地域医療充実事業」


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