仁ちゃん家 ~ガンプラ作りたい建築系サラリーマンの部屋~

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読んだ本紹介その12 「ラブカは静かに弓を持つ」

2023-09-18 | 本紹介
ミステリーものが続いたので、ちょっと他のジャンルも読んでみようと思い、
表紙が幻想的で、深海魚とチェロが印象的なこの本を選びました。

安壇美緒 著「ラブカは静かに弓を持つ」


読んだのは2023年6月上旬頃です。

ラブカは深海のサメのことのようで、
そこから転じてスパイの隠語として表現されています。
弓とは弓矢ではなく、チェロの弓のことですね。
活字で音楽のことをどう表現するんだろうという興味と、
スパイもの?ってどんなストーリー?と気になって購入しました。

結果、非常~に面白かったです。
少し前に実際にニュースで話題になったヤ〇ハとJA〇RACの件が基になっているのか、
その辺りの詳しいことは分かりませんが、非常にリアリティのある設定と描写でした。
主人公の苦悩や葛藤、スパイものの緊張感、心温まる描写もあって最後まで楽しめました。
そして自分も音楽教室に通って楽器を習いたいなと思いました。
私の場合はギターですけど、完全に独学でコピーしかできないので、
アドリブやセッションが出来るようになりたいなと思い続けて幾星霜。。。
もしくはまたバンド組んでスタジオでデカい音出したいなと。
そういう集まりや繋がりが今は皆無なので、
(自分で声掛けたりしないからそうなっているのは重々承知で)
子供がもう少し大きくなったら、ちょっと考えてみようかなと思いました。


話が少し逸れましたが、非常に面白い小説でした。
オススメです。

以下、Amazonの紹介文を転載します。
↓↓
武器はチェロ。
潜入先は音楽教室。
傷を抱えた美しき潜入調査員の孤独な闘いが今、始まる。
『金木犀とメテオラ』で注目の新鋭が、想像を超えた感動へ読者を誘う、心震える“スパイ×音楽”小説!

少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。
ある日、上司の塩坪から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。
目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠をつかむこと。
橘は身分を偽り、チェロ講師・浅葉のもとに通い始める。
師と仲間との出会いが、奏でる歓びが、橘の凍っていた心を溶かしだすが、法廷に立つ時間が迫り……



今回は以上です。
興味があれば是非読んでみてください。

ではまた。


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