粗い"中毒性"脱力系テレビ番組が際立つワケ~ソチ五輪話題の解説、深夜&ローカル局…
「週刊新潮」などに連載を持つライター・イラストレーターの吉田潮氏が、忙しいビジネスパーソンのために、
観るべきテレビ番組とその"楽しみ方"をお伝えします--。
ソチ五輪の脱力系ハイテンション解説で一躍有名になった三浦豪太(どえらい金かけてエベレスト登頂した三浦雄一郎の息子ね)。
緻密な取材力(?)で拾い集めた、どうでもいい周辺情報を盛り込み、自分の興奮そのままに解説しまくる。
間違いなく"迷"解説だった。興奮と緊張で固唾をのんでいる茶の間をうっかり脱力させて、
ほっこり笑かした功績は意外と大きい。何をしでかすか、つい耳を傾けてしまうという中毒性もある。
テレビドラマ界にも、この手の脱力系中毒性作品がある。
表現するならば「最高にくだらないのに毎週予約録画してしまう」ドラマである。
今クール(1~3月期)の『ダークシステム~恋の王座決定戦』(TBS系)と『押忍!!ふんどし部!シーズン2~南海怒濤篇~
『ダークシステム』は男子の妄想恋愛がなぜか「戦闘」スタイルで描かれるという、よくわからない世界観である。
貧乏で小心者、自己中心的な性格の主人公・加賀見次郎(八乙女光)が好きな女子を手に入れるべく、
四畳半の部屋でさまざまなマシンを手づくりし、恋愛成就を阻む敵を倒していくという物語なのだが、
ホント、いちいちくだらないのである。
八乙女はヒーロー気取りの割に、エゴイストで自己保身に余念がない役どころ。
ついでに言えば、主人公だけでなく次々に登場する仮想敵(板尾創路とか)がこれまた卑屈な小物ばかりでどうしようもない。
手づくりしたマシンの必殺技にいちいち名前をつけたり、
「ズシャーッッ」などの擬音をためらいもなく口にしてしまうあたりは、まるで幼少男子の無邪気さ。
音や映像はわりと暗め重めに作っているのだが、中身が底抜けに軽くて薄い。それでも毎週観てしまう。なんなんだ、この中毒性は。
深夜枠、あるいはローカル局ならではの自由度と粗さ。キー局&ゴールデン枠のドラマが品行方正を強いられている現状で、
こうした脱力系作品の存在は必要悪である。
揺るぎない正義感の押しつけ、まっとうで健気な闘病、無難な枠内で収めようとする医療モノや警察モノが王道だとすれば、
この邪道な脱力感は視聴者の心をいたずらにくすぐるわけだ。
第7話、8話のころから ジャニオタではないと思われる人のツイで 面白い・・・とか見かけるようになった
見れば見るほど ハマる・・・そんな作品だったのでしょう
宣伝の仕方をもう少し考えてたらなぁ・・・と素人ながらに思った
番宣はブランチくらいだったよね・・・
前作中丸くんの変タビは、後半視聴率下がった時に、放送終了回までを 1日だけオンデマンドで無料視聴できるってことも・・・
ストーリーをまったく無視して変なところで盛り上がってしまった人がいたのは残念・・・
光くんファンが読んだら、ようなJUMPファンのツイもよく見かけたし、
ドラマの宣伝どころか ひどいなぁと思われるツイも・・・
あと2話ですね
楽しめそ~~~~~~だぜ