松凬からくり帖

松凬さんが73年の人生と吟道50年からの体験や、これから起こるであろう!未体験談を写真と共にお届け!

【醍醐陵】〈だいごのみささぎ〉は、醍醐天皇のでなく朱雀天皇の御陵??

2017-06-16 18:58:29 | 日記

     

ネットで調べて出て来た画像です     朱雀天皇陵印です

宇多天皇時代から始まり醍醐天皇と続き、次の朱雀天皇まで菅原道真の怨霊は続く

清凉殿落雷事件で突然死した醍醐天皇、その後慌ただしく即位した朱雀天皇は八歳であった

朱雀天皇の母と云うのが、道真を大宰府に左遷した藤原時平の妹・藤原穏子である

寛明親王〈朱雀〉を生んだ時の事が凄い!ナント三歳まで朱雀を御帳台の中で育てたという

御帳台とは・・一段高い床に畳を敷き、四隅に柱を立て帳〈とばり〉をめぐらした場所〈寝所〉

何故かと云えば、言うまでもなく菅原道真の怨霊に怯えての事

この様な状態で育てられて、八歳の時に突然死した醍醐天皇から譲位されている

もちろん摂関政治である、叔父の藤原忠平が関白となり、母の藤原穏子までもが政治に介入してくる

母・穏子の「東宮の即位を見たい」の言葉もあって?東宮であった弟〈村上天皇〉に譲位する、24歳であった

その後、後悔して復位の祈祷をしたと云う、が・・天暦6年〈952〉に出家して仁和寺に入るが、同年30歳で崩御さる

醍醐天皇と同じように、突然死である・・・道真の祟りなのか?、政治的に暗殺説も・・・

さて、天皇陵であるが、仁和寺の入ってそこで崩御されている朱雀天皇が何故・・・【醍醐陵】なのか?

おかしい事だらけですが、天皇陵巡りの本題に入りましょう

醍醐天皇【後山科陵】から歩いて 4分ぐらいの処に在りました

醍醐天皇陵を後にして、朱雀天皇陵へと向かいました

 

こちらも民家のど真ん中に在ります、通り過ぎそう それにしても不思議朱雀天皇が醍醐陵と云うのが

 

民家の間を入っていきます

 

暫く行くと・・・御陵の雰囲気になって来ました   石の鳥居が、拝所が見えてきました

醍醐天皇陵に匹敵するほど、立派な御陵でした・・・次回の天皇陵巡りは、62代村上天皇の【村上陵】です

 

 



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