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ラップいろいろ、知っといて損はない情報

2014-01-12 | グッズ情報
日テレの日曜、朝の番組、「所さんの目がテン」は、夕方に放映されていたころからズーット見ていて、目からうろこの話がいっぱいありました。

ラップについての特集がありまして、
知らンかった、という内容で、勉強になりました。

実はラップ、原料によって4種類あり、それぞれの特徴があって、使い方を分けたほうがいい、ということなんです。

ラップなんてどれでも同じで、メーカーやバーゲン品で違うものと思っていたんですが、そうではなかったんです。

4種類というのは

ポリ塩化ビニリデン
ポリメチルペンテン
ポリ塩化ビニル
ポリエチレン

です。箱の品質表示のところに書いてありますから、見てみてください。

番組では、それぞれの特徴を、実験を通してわかりやすく解説してくれました。

まず、匂いが漏れないのはポリ塩化ビニリデン、犬を使った実験でもパーフェクトでした。
分子間の隙間が小さいので、匂いが漏れず、乾燥にも強いんだそうです。
ラップに包んで冷蔵庫に入れておいたのに、カッサカサになってることがあったのは、ポリ塩化ビニリデンとは違うものを使っていたことが原因だったわけです。

耐熱性能が高いのは、ポリメチルペンテン。

次がポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルの順で、
一番熱に弱いのは、ポリエチレンでした。

電子レンジでチンした時、溶けていたりするのは、ポリエチレンを使ったからです。
食べ物とじかに触れていると、食べ物の熱で溶けやすくなるそうですが、特に油ものは注意です。

おにぎりが大丈夫なのは、油っけがないからだそうですが、できればポリエチレンは避けた方が賢明のようです。
チンするときは、深めの容器に移し、食べ物に触れないようにするのがお勧め、とのことです。

次は密着度、汁ものを運んだ時、ラップしてあるのにこぼれた、という経験はどなたもしているはず。
ところがラーメンの出前だと、ほとんどこぼれていません。

これもそれぞれの特性の違いによります。
番組の実験では、業務用に使われるポリ塩化ビニルがほぼ完璧。
ポリメチルペンテンも完璧に近く、他はダメでした。

手で握りつぶした時、元に戻る力の多きものはダメで、潰したままの形をとどめていれば、密着度が高いということだそうです。

知ってしまったからには、ラップも使い分けなきゃいけません。