山寺の散歩道

山寺の和尚が綴る風景
メインのホームページはsyojoji.comです。
おいでください!

閉塞性肥大型心筋症

2011年07月28日 | 一期一会
入院先の病院で朝食後、胸が痛くなり
心電図をお願いしたところ、心房細動と
虚血の症状があり、急遽近くの済生会熊本病院へ
搬送されました。

胸の痛みは、以前からあり6月末に
佐伯市南海病院での心臓カテーテルでも
肥大型心筋症との判断で、ノーマルな
心臓との判断でした。

胸の痛みは「肋間神経通」なのかも知れないとも、
思っていました。

食事の後に痛くなるので「食べ過ぎ」で
胃が血液を沢山必要とするので、心臓の
血液が足りなくなって痛いのだとも思っていました。

今日は、その心臓の痛みが、済生会熊本病院で判明しました。
「閉塞性肥大型心筋症」とのことでした。

どうも、この病気は2000人に一人ぐらいの病気
らしく、通常の心臓疾患とは異なった治療が
必要なようで、先生の話では「利尿剤・血圧を下げる薬」
などやニトロのようなものは使わないようにといわれました。

しかし、今飲んでいる薬は「利尿剤・血圧を下げる薬などなど」
結構危ない薬を飲んでいたので、現在入院している病院で
薬の調整をしてもらうことになりました。

食事の後、薬を飲むのでいわゆる「薬の食べ合わせ」が
悪く、毎回食事の後に胸が痛くなっていたのだと
納得しました。

金曜日に循環器の専門医師が見えるので、そこで最終的な
判断と薬・治療方針などの診察を受けます。

入院中が幸いして、心臓の痛みの原因がわかったので
少し不安が消えました。



ノバリス治療

2011年07月25日 | 一期一会
放射線治療を2回行ったら
土日になり病院で退屈な日を送ることに
なりました。

たびたび、看護師さんが
「ふらつきは、ありませんか?。」
「体調の変化は、ないですか?。」
と尋ねてくれるのですが、何も変化はありません。

よく、放射線治療はきつかったとか、
コバルトを当てて大変だったなどと
聞いていましたが、今のところ快適です。

このノバリスは放射線の
種類も違うのでしょうが確かにこれで
癌が小さくなったり、消滅や壊死すれば、
画期的な機械なのかも知れません。

合計7回の放射なので、来週で終わります。

今月の6日に肺がんが脳に転移していることが
わかり、29日には治療が終わって自宅に戻れるとは
思っていませんでした。

これも大分医療センターの福山先生や熊本医大の
矢野先生の情報共有と判断の正確さや迅速な対応
だととても感謝しています。

同じような病気の方々へ少しでも多い、
選択肢を提供できるのかもしれ知れません。


土曜日に矢野先生ご夫妻がわざわざ忙しい中、
熊本放射線外科の提携病院まで見舞いにきて
いただきました。

世話になっているのはこちらの方なのに
申し訳なく思いました。





ノバリス初日

2011年07月21日 | 一期一会
熊本放射線外科病院には入院施設がないので
予後の診療が完備された提携病院に入院して
提携病院から通院をして合計7回の放射を行う
ことになりました。

第1回目は7月21日で約20分程度。
まったく痛みもなく、身体への感触も
体調の変化もまったくありません。

放射治療の前後に古後先生から頭の写真や放射線の
放射角度など説明をしてもらいました。

写真もいただきました。

まったく体への負担がないので
かえって不安になるほどです。

これで、脳の転移腫瘍が小さくなる
というので数ヵ月後が楽しみです。




放射線治療

2011年07月19日 | 一期一会
7月19日の午後指定された時間に
「熊本放射線外科」へ参りました。

病院長の古後先生からノバリスの説明を
受け、詳細なMRIで他にも小さな転移癌が
ないか改めてMRIとCT撮影を行いました。

MRIの結果、4個以外には癌病変が
無いようで、この4個に対してピンポイント
で放射するとのことでした。

4個の癌の大きさですが、大きいものは
約4センチ近くあり、1センチ強が1個

ノバリス放射用の升目が施されたマスクも
作成しました。


後の2個は2センチ程度のものですべて
小脳にできていました。

熊本へ

2011年07月17日 | 一期一会
肺ガンが脳に転移して、
今後、どのような治療を行うか
主治医の大分医療センター福山先生と
話し合いました。

脳に転移している癌の形状が
水疱のようなものなので
サイバーナイフやガンマーナイフ
は少し不得意なのかも知れないと
判断していました。

外科手術の可能性も選択肢に入れて
治療方針を決める事にしました。

正定寺の檀家さんで脳外科医が
います。
その方が、矢野茂敏先生(熊本大学付属病院)
です。

大分医療センターには脳外科がないこともあり
主治医の福山先生が矢野先生に紹介状を出して
意見を仰いでくれました。

MRIなどのデーターをメールで福山先生から
矢野先生へ・・・

矢野先生から「熊本まで来ますか」との
返答でした。

7月15日
熊本大学付属病院脳外科に入院しました。

矢野先生はじめスタッフがMRIの検討結果、
脳に転移している癌は4個で
最大は3.7mmで外科手術よりも
「放射線治療」が最良との結論を出していただきました。

熊本には「ノバリスTx」という最新鋭の3D放射の
機械があるのでその病院に転院しました。

「熊本放射線外科病院」の古後佳生先生は
矢野先生の先輩らしく一刻も早い治療が良いとの事で
熊本大学から紹介状を書いていただきました。




やれやれ・・。

2011年07月06日 | 一期一会
6月22日にCTと血液検査を行いました。
ところが、CEA(腫瘍マーカー)の数値が
急激に跳ね上がっていました。

主治医の先生から「癌の転移」が有るかも
知れないとの事で、6月30日にPET検査を受けました。

その2日前には、「心房細動」が起こり、
内科の主治医の先生に見てもらいました。

6月28日には心臓カテーテル検査を行い
ましたが、異常なしとの事でした。

本日、大分医療センターでMRI検査を
行い「癌の転移」をPET検査の結果と
合わせて診療していただきました。

その結果、
小脳に転移が見つかりました。
自覚症状がないので、いまの内に
治療方針を決めて治療したいと
呼吸器外科の主治医の先生と話し合いました。

早い段階で、治療に専念したいと思っています。

入院となると又、大勢の方々に迷惑を掛ける事に
なると思いますが、なるべく支障のないように
心掛けたいと思っています。