年末年始の忙しさ

お寺の屋内工事が平成２３年の２月から１２月３０日までかかりました。

書斎（知客寮部屋）の電気配線ができあがったのも
１２月３０日でした。

年の世に２階の書斎からコピー機・机・パソコン・書籍など一式が１階に降りてきました。

パソコンも新しい部屋のLANにつないで「いざ、始動」と思ったのですが
パソコンの電源が「ぷんともすんとも」いいません。

こんな時期に・・・・

年末年始はパソコンなしの生活でした。

年明けの６日にパソコンショップで調べたら
修理に３万前後掛かるということなので廃棄して
新しく買うことにしました。

ソニーネットショップでバイオを注文して届いたのが
１月１９日の５６歳の誕生日

前のパソコンはXPで今度は７の64ビット・・・
持っているソフトの大半は使えない。

20日は正定寺の年中行事では一番忙しい大般若会
約200名の参拝者。

後片付けが8割済んだところで入院しました。

このブログは入院先の大分医療センターから
ノート型で書き込んでいます。

今回は放射線治療と抗がん剤の併用です。

写真は放射線を当てる部分をマーキングしたところ。



抗がん剤は「カルボプラチンとTS-1」です。
今日から投与しています。

今娘がきました。
結婚記念写真を持ってきました。





こちらの都合がつかなくて、
嫁ぎ先のご家族との記念写真も見せて
くれました。

8月の宮参りにこちらの家族との写真を
とる予定です。

今は、治療に専念します。

１．５ミリの癌

脳に転移した「1.5mm」の癌を
1泊2日で「熊本放射線外科病院」のノバリスで
治療してきました。

阿蘇の山々を見ながら熊本へ

放射線治療は約20分程度で二日間に
わたって行いました。

傷みも無ければ、身体の変調もありません。

次は、3月27日に診察に行きます。

たまに、従姉妹が心配して見ているので
写真を入れます。

新たに見つけたガン

今日は２ケ月検診で「熊本放射線外科病院」へ行って
来ました。

熊本までは約３時間ちょっと・・で行けます。

午後２：００からの診察で、２０分前の到着が
お約束になっています。

でも・・・ぎりぎり２：００に到着。

脳のＭＲＩ撮影を行い、以前あった４つのガンは
治療４ケ月で目視でも小さくなったのが確認できます。
小さいガンは跡形もありません。

でも・・

前頭葉右に２～３mm程度のガンを発見。

説明では、肺ガンからの転移だそうです。
以前の４つと同じです。

そこで、今月の１９日から１泊２日で治療することに
しました。

別の病院から通院するのか、
日帰り治療するのか決めかねています。

まだ日にちもありますし、仕事の都合も
あるのでゆっくり決めたいと思います。

でもすごいですね。・・・
２～３mmを発見して２回の治療で９割以上を
治してしまう最新医療。

治療費は最初に多く入りますが、その分は
高額医療を市役所に申請すれば、その多くは戻ってきます。

１回の放射は２００円程度です。
この治療費にも驚きです。

日本の福祉はすごいですね。
高額な最新治療が少額の負担でうける
事ができます。
※但し、国が保険適用を承認した治療で
　す。

2011年11月の定期検診

CT検査や血液検査の結果、胸部のリンパ節にあるガンが
少し大きくなって、腫瘍マーカーも9月より若干
数値が高くなっていました。

6月のPET検査で新たに分かったリンパ節のガンも
大きくはなっていないのですが、今後の事を考えて
治療のタイミングを待っていました。

先生の判断で、リンパ節のガンをたたくために、
来年1月23日より約２ケ月の予定で入院して、
放射線と抗ガン剤を併用する治療を行う事にしました。

当然、大きなリスクを抱えますが、外科手術よりは
ダメージは若干ですが少ないと云うことです。

どのようなダメージを受けるのか
治療してみないと分からないのですが、
挑戦することにしました。

来年の春先には治療を終えていると思います。

お見事！脳のガンが消滅

熊本放射線外科病院に２ヶ月検診に
行って来ました。

MRIを撮って以前と比べながら
古後佳生先生の説明を聞きました。

まず、２～４ミリの２ヶ所は完全に
見えなくなっていました。
消滅したようです。

１～1.5センチ部分は既に「点」になっていました。

一番大きかった4センチ弱のものはすっきりと
なり、前回より80%ほど小さくなっていました。

MRIの画像でもはっきり脳の腫れが治まっているのが
分かりました。

先生の笑顔が治療結果への成果を物語っていました。

私も「ビックリ」でした。
さすが・・・

先生の説明は外科手術を行わずに見事に
脳のガンを「やっつけた」結果は
あたかも「当たり前の勝利宣言」のように
心強い言葉に聞こえました。

脳には新たなガンも無く、
患者にとって「有り難い」の
一言です。


先生には「胸部のガン」に対しての
ノバリス治療もお聞きしました。

放射線と抗ガン剤の併用を
考えながら、呼吸器外科の主治医の先生と今後の
治療方針を決めたいと思っています。

今日は「ノバリスTX」の威力をまざまざと
見せつけられた一日でした。

それから、脳へのノバリス治療は
保険適用なので自己負担は少なく
どなたでも受けられる治療です。

定期検査でCTを撮る

昼から大分医療センターでいつもの血液検査と
CTを撮りました。

主治医の検査説明は２８日に成ります。

毎回、このCTで
「ガンが大きくなったり転移してなければ良いのに・・」
と思います。

血液検査も「腫瘍マーカーが下がっていれば良いのに・・」
といずれもガンと闘っている大勢の患者さんの同じ思いなのかも
知れません。

CT検査の結果９月

主治医の福山先生からCTや採血の結果を
聞きました。

リンパ節にあるガンは大きく成っていない
とのこと。

しいて云えば上部に若干それらしき物がある・・
とのことでした。

主治医の先生も悩んでいるようです。

まずは、脳に転移しているガンが落ち着いて
から胸部のガン治療を行うようです。

胸部の治療は「放射線と抗ガン剤」を併用して
ノバリスの様に局部ではなく、胸部に広く放射線をあてる
治療が望ましいのではないかとの意見でした。

治療が始まれば２ヶ月弱の入院が必要になります。

主治医の先生は「現在の状況は上出来」の結果だと
云ってくれています。

先生の自信は患者をとても勇気付けます。

同級生の孫

８月１７日に誕生した「禅」という名の
男の子です。

たびたび、このブログにも登場する
「まこちん（私の同級生」の初孫です。

「まこちん」こと「まこっちゃん」の
お家は戦前からのキリスト教徒で、
彼の結婚式も教会で厳かに行われました。

でも、外孫は「禅」と云うすてきな名前です。

１ケ月検診

７月の初旬にMRIを撮って、
脳への転移が判り、その後ノバリスTXで
放射線治療しました。

今日は大分医療センターの
福山先生（主治医）のお話を聞きに行きました。

２年前の病巣を検査に出した結果、
ガンは遺伝性のものではなかったとの事でした。

もし、遺伝性のガンであればイレッサ（抗ガン剤）が
選択肢の中に入ったのですが、遺伝性でない場合は
投与しても、効果は遺伝性ガンに比べると少ないようでした。

腫瘍マーカーは前回よりも、数値は下がっていました。

肺のリンパ節にあるガンをどのようにして、
治療すれば良いのか先生も悩んでいました。

２年前の肺ガンからすれば、ガンが目立って増悪する
事もなく順調なので、かえって悩んでしまいます。

そこで、
暫く様子を見ることにしました。

はげてきました。

放射線治療（ノバリスTX）の治療を
終えて２週間ぐらい経った頃から
頭部にはげが広がってきました。

頭のてっぺんを中心に円を描くように
後頭部から前面に毛が抜けています。

副作用の説明はしっかり受けましたが、
脱毛の事を先生は云いませんでした。

たぶん、私がお坊さんだったので、
脱毛はさほど影響がないと、
思われたのかも知れません。

でも、脱毛はショックです。

頭を手で触って「はげ」を感じると
脳にある「ガン」を感じるからです。

女房が「はげたぐらいでガタガタ言わない」と
云います。

女房は数ヶ月前から頭にいくつかはげがあります。

私の病気を心配してのストレスが原因だと思っています。

病気を治すために「はげる」のならばOKです。

しかし、女房のストレスからの脱毛は
「申し訳ない」と強く感じています。

閉塞性肥大型心筋症

入院先の病院で朝食後、胸が痛くなり
心電図をお願いしたところ、心房細動と
虚血の症状があり、急遽近くの済生会熊本病院へ
搬送されました。

胸の痛みは、以前からあり６月末に
佐伯市南海病院での心臓カテーテルでも
肥大型心筋症との判断で、ノーマルな
心臓との判断でした。

胸の痛みは「肋間神経通」なのかも知れないとも、
思っていました。

食事の後に痛くなるので「食べ過ぎ」で
胃が血液を沢山必要とするので、心臓の
血液が足りなくなって痛いのだとも思っていました。

今日は、その心臓の痛みが、済生会熊本病院で判明しました。
「閉塞性肥大型心筋症」とのことでした。

どうも、この病気は2000人に一人ぐらいの病気
らしく、通常の心臓疾患とは異なった治療が
必要なようで、先生の話では「利尿剤・血圧を下げる薬」
などやニトロのようなものは使わないようにといわれました。

しかし、今飲んでいる薬は「利尿剤・血圧を下げる薬などなど」
結構危ない薬を飲んでいたので、現在入院している病院で
薬の調整をしてもらうことになりました。

食事の後、薬を飲むのでいわゆる「薬の食べ合わせ」が
悪く、毎回食事の後に胸が痛くなっていたのだと
納得しました。

金曜日に循環器の専門医師が見えるので、そこで最終的な
判断と薬・治療方針などの診察を受けます。

入院中が幸いして、心臓の痛みの原因がわかったので
少し不安が消えました。

ノバリス治療

放射線治療を２回行ったら
土日になり病院で退屈な日を送ることに
なりました。

たびたび、看護師さんが
「ふらつきは、ありませんか？。」
「体調の変化は、ないですか？。」
と尋ねてくれるのですが、何も変化はありません。

よく、放射線治療はきつかったとか、
コバルトを当てて大変だったなどと
聞いていましたが、今のところ快適です。

このノバリスは放射線の
種類も違うのでしょうが確かにこれで
癌が小さくなったり、消滅や壊死すれば、
画期的な機械なのかも知れません。

合計７回の放射なので、来週で終わります。

今月の６日に肺がんが脳に転移していることが
わかり、29日には治療が終わって自宅に戻れるとは
思っていませんでした。

これも大分医療センターの福山先生や熊本医大の
矢野先生の情報共有と判断の正確さや迅速な対応
だととても感謝しています。

同じような病気の方々へ少しでも多い、
選択肢を提供できるのかもしれ知れません。


土曜日に矢野先生ご夫妻がわざわざ忙しい中、
熊本放射線外科の提携病院まで見舞いにきて
いただきました。

世話になっているのはこちらの方なのに
申し訳なく思いました。



、

ノバリス初日

熊本放射線外科病院には入院施設がないので
予後の診療が完備された提携病院に入院して
提携病院から通院をして合計７回の放射を行う
ことになりました。

第１回目は７月21日で約２０分程度。
まったく痛みもなく、身体への感触も
体調の変化もまったくありません。

放射治療の前後に古後先生から頭の写真や放射線の
放射角度など説明をしてもらいました。

写真もいただきました。

まったく体への負担がないので
かえって不安になるほどです。

これで、脳の転移腫瘍が小さくなる
というので数ヵ月後が楽しみです。

放射線治療

７月１９日の午後指定された時間に
「熊本放射線外科」へ参りました。

病院長の古後先生からノバリスの説明を
受け、詳細なMRIで他にも小さな転移癌が
ないか改めてMRIとCT撮影を行いました。

MRIの結果、4個以外には癌病変が
無いようで、この4個に対してピンポイント
で放射するとのことでした。

4個の癌の大きさですが、大きいものは
約4センチ近くあり、１センチ強が１個

ノバリス放射用の升目が施されたマスクも
作成しました。


後の2個は２センチ程度のものですべて
小脳にできていました。

熊本へ

肺ガンが脳に転移して、
今後、どのような治療を行うか
主治医の大分医療センター福山先生と
話し合いました。

脳に転移している癌の形状が
水疱のようなものなので
サイバーナイフやガンマーナイフ
は少し不得意なのかも知れないと
判断していました。

外科手術の可能性も選択肢に入れて
治療方針を決める事にしました。

正定寺の檀家さんで脳外科医が
います。
その方が、矢野茂敏先生（熊本大学付属病院）
です。

大分医療センターには脳外科がないこともあり
主治医の福山先生が矢野先生に紹介状を出して
意見を仰いでくれました。

MRIなどのデーターをメールで福山先生から
矢野先生へ・・・

矢野先生から「熊本まで来ますか」との
返答でした。

７月１５日
熊本大学付属病院脳外科に入院しました。

矢野先生はじめスタッフがMRIの検討結果、
脳に転移している癌は４個で
最大は3.7ｍｍで外科手術よりも
「放射線治療」が最良との結論を出していただきました。

熊本には「ノバリスTx」という最新鋭の３D放射の
機械があるのでその病院に転院しました。

「熊本放射線外科病院」の古後佳生先生は
矢野先生の先輩らしく一刻も早い治療が良いとの事で
熊本大学から紹介状を書いていただきました。