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チャップリンが日本に来た日のこと

11月5日

食べ過ぎたー。腹が痛くて水が飲めない。

21時。「なんでも鑑定団」を観た。サスペンスドラマの名脇役である小野なんとかさんがチャップリンの直筆サインを持ってきた。30万円の値がついた。

チャップリンが日本に来たときに、小野さんの父親がもらったものなんだとか。

チャップリンが日本に来たとき、五・一五事件が起きている。実は暗殺された犬養毅と食事の約束をしていたチャップリンだったが、どたキャンして命拾いしている。背景には当時の日本人マネージャーの英断があった。と私は聞いていたんだけど・・・

しかし、鑑定団のひとが言うには、チャップリンは相撲を観たいとゴネて、約束をすっぽかしたのだという。しかも、当時のマネージャーは弟だったようだ。が・・・

さらに調べてみると、奥田瑛二の妻で女優の安藤和津によれば、チャップリンが食事の約束を破ったのは彼が天ぷらを食べたいとゴネたからだという。安藤和津は犬養毅の孫。安藤の父親が外で作った子ではあるけれど。

うーむ。なんなんだ。

でも、よく考えてみると、食事会と暗殺事件は関係ないのではないか。というのは、殺された犬養が寝間着を着ていたような記憶があるのだ。犬養が夜寝ていると、そこに銃を持った将校たちが入ってきて、犬養は銃殺されたのではなかったか。

ところが・・・

さらに調べてみると、チャップリンも暗殺計画の対象だったというのだ。こうなると、もうどうでもよくなる。すべての話が憶測によるいい加減なものなのだと考えるしかない。

チャップリンは天ぷらをえらく気に入って、アメリカまで持って帰ろうとしたらしい。

その後、アメリカの映画会で黒柳徹子に会ったときも、彼女を見るなり、チャップリンは「ヘイ!天ぷら」と言ったそうである。




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