前回までのルート:
1日目 (札幌→成田空港→(武蔵野・埼京・南武・横浜の205系)→横浜)
2日目 (横浜→八王子→寄居→(秩父鉄道)→熊谷)
3日目 (熊谷→三峰口→熊谷→大宮→)高麗川→川越→赤羽→新木場
205系でりんかい線の終点・新木場までやってきました。
ここまで遠くまで来たのですから、車両観察をしていきましょう。そこ、成田空港に近づいてるとか言わない。

停車中の大崎行き70-000系。第4回でも紹介した、209系をベースにしたりんかい線の車両です。区間列車用として4・6両編成がいましたが、現在は区間列車も10両編成で、埼京線直通列車と分け隔てなく運行されています。
りんかい線全体としては、終日区間列車と直通列車が交互に運行しています。

終点となっている新木場駅ですが、線路が途切れているわけではありません。かつての計画の名残で、京葉線と線路がつながっているのです。過去には新宿からりんかい線経由で海浜幕張に向かう臨時列車が運転されたことがあります。

私の乗ってきた205系(第25編成)はというと、折り返し快速川越行きになりました。

窓に張られた『防犯カメラ設置中』のシール。痴漢の多い路線として知られる埼京線を象徴するシールです。

70-000系の後に入ってきた列車は、大崎止まりの区間列車にもかかわらずなんと205系。

クハ204-123以下の第15編成です。
(編成)←大崎 クハ204-123+サハ204-46+サハ204-8+モハ204-337+モハ205-337+モハ204-336+モハ205-336+モハ204-335+モハ205-335+クハ205-123

りんかい線が全車10両になった結果、JR東日本の車両もりんかい線のみを走る列車に充当されるようになりました。

右も左もJRの車両で、ここはJRの駅かと言いたくなります。なお、客の入りは(自主規制)

第15編成を待って、第25編成の快速が発車していきます。
代わりにやってきたのは第26編成。貴重なオール4ドア車両です。

折り返し20時13分発の快速川越行きとなる26編成。4ドア×快速となれば乗らないわけにはいきません!

恒例となる車両紹介をしていきます。

10号車・クハ205-137。

9号車・モハ205-370。京葉線沿いの某夢の国から帰ってきた親子連れがいます。

なぜか車号を撮影していない8号車・モハ204-370。

7号車・サハ205-148。6ドアの編成ではこの位置にモハ205がきます。

6号車・モハ205-371。6ドアの編成ではこの位置にモハ204がきます。

5号車・モハ204-371。6ドアの編成ではモハ205が(略)。この辺りは階段に近いので乗客が固まっています。

4号車・サハ205-149。

3号車・モハ205-372はなんと手書き。いくら今年で廃車になるからってそれは・・・・・・・

2号車・モハ204-372もプレートがとれ、シールで隠されています。何があったんだこのユニットは。

1号車・クハ204-137に到達。

国鉄らしい、機能性のみに徹した運転台。

向かいにE233系の区間列車がやってきたところで発車となります。
[りんかい線・埼京線 快速 新木場20:13→川越21:41]
《新木場 20:13発》

《東京テレポート 20:21発》
東京テレポートで、それまでガラガラだった座席が一変。大半が埋まりました。パレットタウン(お台場地区最大のショッピングモール)の最寄り駅なせいか、ちゃらい格好をした若者が多数を占めます。
大崎からは埼京線の線路へ。乗客はさらに増える一方です。

《新宿 20:45着》
大ターミナル・新宿に到着するころには、車内はこんな有様になっていました。朝ならともかく、そこまで混んでいる列車に乗りたいか?

新宿で改札を出て、夕食をとることにしました。
世界一の乗降客数を誇る新宿駅。線路だけでもJR・京王・小田急・西武・東京メトロ・都営地下鉄と多い上、地上から地下まで入り組んだ広大な敷地。隣接するルミネ・小田急百貨店・京王百貨店をも巻き込んだ複雑怪奇な通路。複雑がゆえに乏しすぎる案内。そして、入り口によっていける場所といけない場所があまりにも違いすぎるため、俗に新宿ダンジョンとも呼ばれています。私も、初めて来たときは小田急からJRに乗り換えるだけで1時間近くかかりました。
さすがに何度も来ていると慣れて、大体どこに行けばいいかはわかるようになりました。少なくとも中央線ホームから西側は通路が縦横に直交していることが多いので、割とすんなりと出ることができます。
西口で夜ご飯を済ませた後、再びホームに向かいます。

埼京線・湘南新宿ラインの使う1~4番線は、貨物駅だった部分にホームを設置したため、他のホームとずれています。どのくらいかというと、ホームの北端が他のホームの中間地点とほぼ同じぐらいです。
(参考:湘南新宿ラインの15号車付近=山手線7号車付近)

3・4番線で発見した、おそらく新宿駅でもっともわかりやすい乗り換え案内図。なんで
~3・4番線にて撮影中~



E259系「成田エクスプレス52号」が6番線から発車。5・6番線は新宿駅で最も新しいホームで、スペースの関係上1~4番線よりさらに南にあります。改札を出ないで乗り換えられる通路が2箇所(全ホームと行き来できるのは1箇所)しかないため、最も行きづらいホームです。

中央線へとつながる渡り線を通って、E259系は高尾へと消えていきます。


川越行きが205系で到着。北端の乗換え口からとめどなく乗客が湧き出してきては、列車の中に吸い込まれていきます。


車内が満杯になっても、諦めの悪い人がまだ乗ろうとするので、駅員が放送で止めていました。駆け込み乗車もあちらこちらで見かけました。



埼京線は10両編成、湘南新宿ラインは15両(一部10両)なので、間違って乗れない位置で待っていた乗客が慌てて駆け出していました。


階段付近はホームが狭くなっています。編成が長いので、出発直後でも最後尾はかなりのスピード(約40km/h)となります。

新宿始発ですらこの混みよう。この後さらに乗客が押し込まれ乗り込みます。
観察開始から20分ほどがたったころでしょうか。

新宿駅に、突如国鉄特急色が現れました。

5番線に吸い込まれていく国鉄特急色。あれは・・・・・・

国鉄特急色の正体は、485系「ムーンライトえちご」。新宿と新潟を結ぶ夜行快速列車です。2009年から季節運転になっていますが、いまや数少なくなった夜行列車。指定券を足すだけで青春18切符で利用できるとあって人気の列車のひとつです。


E231系・205系と並ぶ485系。

新宿駅に来た最大の理由。それは、この「ムーンライトえちご」に乗るためです。『撮るため』ではありません。たとえ静岡と新潟は完全に逆方向であろうと、決して誤字ではありません。

205系の撮影を切り上げ、5・6番線に移ります。
発車までは残り15分ほど。一度乗ったことのある列車と言うことで、撮影はコンパクトに済ませます。









コンパクトにこのくらいで十分でしょう。

23時04分、6番線から「成田エクスプレス54号」が発車。5・6番線から出る列車は、「ムーンライトえちご」を残すのみとなりました。

23時10分。私を乗せた国鉄色の485系は、越後の地に向かって発車したのでした。
おまけ

なにこれこわい。

ゴールに着くまでに迷子になりそう。
1日目 (札幌→成田空港→(武蔵野・埼京・南武・横浜の205系)→横浜)
2日目 (横浜→八王子→寄居→(秩父鉄道)→熊谷)
3日目 (熊谷→三峰口→熊谷→大宮→)高麗川→川越→赤羽→新木場
205系でりんかい線の終点・新木場までやってきました。
ここまで遠くまで来たのですから、車両観察をしていきましょう。そこ、成田空港に近づいてるとか言わない。

停車中の大崎行き70-000系。第4回でも紹介した、209系をベースにしたりんかい線の車両です。区間列車用として4・6両編成がいましたが、現在は区間列車も10両編成で、埼京線直通列車と分け隔てなく運行されています。
りんかい線全体としては、終日区間列車と直通列車が交互に運行しています。

終点となっている新木場駅ですが、線路が途切れているわけではありません。かつての計画の名残で、京葉線と線路がつながっているのです。過去には新宿からりんかい線経由で海浜幕張に向かう臨時列車が運転されたことがあります。


私の乗ってきた205系(第25編成)はというと、折り返し快速川越行きになりました。

窓に張られた『防犯カメラ設置中』のシール。痴漢の多い路線として知られる埼京線を象徴するシールです。

70-000系の後に入ってきた列車は、大崎止まりの区間列車にもかかわらずなんと205系。

クハ204-123以下の第15編成です。
(編成)←大崎 クハ204-123+サハ204-46+サハ204-8+モハ204-337+モハ205-337+モハ204-336+モハ205-336+モハ204-335+モハ205-335+クハ205-123

りんかい線が全車10両になった結果、JR東日本の車両もりんかい線のみを走る列車に充当されるようになりました。

右も左もJRの車両で、ここはJRの駅かと言いたくなります。なお、客の入りは(自主規制)

第15編成を待って、第25編成の快速が発車していきます。
代わりにやってきたのは第26編成。貴重なオール4ドア車両です。

折り返し20時13分発の快速川越行きとなる26編成。4ドア×快速となれば乗らないわけにはいきません!

恒例となる車両紹介をしていきます。


10号車・クハ205-137。


9号車・モハ205-370。京葉線沿いの某夢の国から帰ってきた親子連れがいます。

なぜか車号を撮影していない8号車・モハ204-370。


7号車・サハ205-148。6ドアの編成ではこの位置にモハ205がきます。


6号車・モハ205-371。6ドアの編成ではこの位置にモハ204がきます。


5号車・モハ204-371。6ドアの編成ではモハ205が(略)。この辺りは階段に近いので乗客が固まっています。


4号車・サハ205-149。


3号車・モハ205-372はなんと手書き。いくら今年で廃車になるからってそれは・・・・・・・


2号車・モハ204-372もプレートがとれ、シールで隠されています。何があったんだこのユニットは。


1号車・クハ204-137に到達。

国鉄らしい、機能性のみに徹した運転台。

向かいにE233系の区間列車がやってきたところで発車となります。
[りんかい線・埼京線 快速 新木場20:13→川越21:41]
《新木場 20:13発》

《東京テレポート 20:21発》
東京テレポートで、それまでガラガラだった座席が一変。大半が埋まりました。パレットタウン(お台場地区最大のショッピングモール)の最寄り駅なせいか、ちゃらい格好をした若者が多数を占めます。
大崎からは埼京線の線路へ。乗客はさらに増える一方です。

《新宿 20:45着》
大ターミナル・新宿に到着するころには、車内はこんな有様になっていました。朝ならともかく、そこまで混んでいる列車に乗りたいか?

新宿で改札を出て、夕食をとることにしました。
世界一の乗降客数を誇る新宿駅。線路だけでもJR・京王・小田急・西武・東京メトロ・都営地下鉄と多い上、地上から地下まで入り組んだ広大な敷地。隣接するルミネ・小田急百貨店・京王百貨店をも巻き込んだ複雑怪奇な通路。複雑がゆえに乏しすぎる案内。そして、入り口によっていける場所といけない場所があまりにも違いすぎるため、俗に新宿ダンジョンとも呼ばれています。私も、初めて来たときは小田急からJRに乗り換えるだけで1時間近くかかりました。
さすがに何度も来ていると慣れて、大体どこに行けばいいかはわかるようになりました。少なくとも中央線ホームから西側は通路が縦横に直交していることが多いので、割とすんなりと出ることができます。
西口で夜ご飯を済ませた後、再びホームに向かいます。

埼京線・湘南新宿ラインの使う1~4番線は、貨物駅だった部分にホームを設置したため、他のホームとずれています。どのくらいかというと、ホームの北端が他のホームの中間地点とほぼ同じぐらいです。
(参考:湘南新宿ラインの15号車付近=山手線7号車付近)

3・4番線で発見した、おそらく新宿駅でもっともわかりやすい乗り換え案内図。なんで
~3・4番線にて撮影中~



E259系「成田エクスプレス52号」が6番線から発車。5・6番線は新宿駅で最も新しいホームで、スペースの関係上1~4番線よりさらに南にあります。改札を出ないで乗り換えられる通路が2箇所(全ホームと行き来できるのは1箇所)しかないため、最も行きづらいホームです。

中央線へとつながる渡り線を通って、E259系は高尾へと消えていきます。


川越行きが205系で到着。北端の乗換え口からとめどなく乗客が湧き出してきては、列車の中に吸い込まれていきます。


車内が満杯になっても、諦めの悪い人がまだ乗ろうとするので、駅員が放送で止めていました。駆け込み乗車もあちらこちらで見かけました。



埼京線は10両編成、湘南新宿ラインは15両(一部10両)なので、間違って乗れない位置で待っていた乗客が慌てて駆け出していました。


階段付近はホームが狭くなっています。編成が長いので、出発直後でも最後尾はかなりのスピード(約40km/h)となります。

新宿始発ですらこの混みよう。この後さらに乗客が
観察開始から20分ほどがたったころでしょうか。

新宿駅に、突如国鉄特急色が現れました。

5番線に吸い込まれていく国鉄特急色。あれは・・・・・・

国鉄特急色の正体は、485系「ムーンライトえちご」。新宿と新潟を結ぶ夜行快速列車です。2009年から季節運転になっていますが、いまや数少なくなった夜行列車。指定券を足すだけで青春18切符で利用できるとあって人気の列車のひとつです。


E231系・205系と並ぶ485系。

新宿駅に来た最大の理由。それは、この「ムーンライトえちご」に乗るためです。『撮るため』ではありません。たとえ静岡と新潟は完全に逆方向であろうと、決して誤字ではありません。

205系の撮影を切り上げ、5・6番線に移ります。
発車までは残り15分ほど。一度乗ったことのある列車と言うことで、撮影はコンパクトに済ませます。















コンパクトにこのくらいで十分でしょう。

23時04分、6番線から「成田エクスプレス54号」が発車。5・6番線から出る列車は、「ムーンライトえちご」を残すのみとなりました。

23時10分。私を乗せた国鉄色の485系は、越後の地に向かって発車したのでした。
おまけ

なにこれこわい。

ゴールに着くまでに迷子になりそう。
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