オスワリくん

雨、みぞれ、雪が降った一日。
それでも、「外派」は外に出ます。
しずくの方も外を歩くのは嫌だったそうで（だったら、家ですればいいのに……）、一回ちーしたら、ダッシュで帰りました。

それだけでは運動不足だし、「つまんないよね～」（誰が？私が）ということで、「おやつであそぼ」。


これが、しずくの大好きなおやつです。その名も「オスワリくん」。




しずくに見せると、「おおおおおお！」




しずく「くださいな！！」




そんなふうに遊びながら、「オスワリくん」をしずくのうなじに載せてみました。




匂いはすれど、オスワリくんの姿は見えず……。

しずく「どこにあんのよ！！」




しずくが起きたから、どこかに転がってっちゃったよ。

その後、しずくがたった一つの「オスワリくん」を探しまわったのは言う間でもありませんでした。

スシ食いねぇ！

……から23年。アカデミー賞俳優になっちゃいましたね、モックン。


あなたも目指してみますか？




なかなかお似合いです。

お山の大将

昨日は用事が立て込んで、午後中、家を留守にしました。
当然、しずくはお留守番です。

帰って来たら、しずくは、私の座椅子で丸くなってました。

しずく「もう、naoのことなんか知らないも～～ん。」



そんなことを言っても、食事を出せばペロリと完食。
それから、縄のおもちゃで歯磨きなのですが……。

しずくったら、これでないとカジカジしません。



他のは一度かじったら、二度と見向きもしないのに、これだけはかじり続けます。ちなみに3代目です。
（かなり真剣にかじっているところです。）



寝る前に、そこいら辺を片付けていたら、いつの間にやら、私は自分の座椅子の上にしずくのカドラーを載せていたようで（情けないことに、記憶がない……）、これまたいつの間にやら、その上にしずくが鎮座してました。

しずく「ほ～っほっほっほっほ。ワタクシがこの世で一番えらいのよ～～ん♪」



しずく、世の中はそんなに甘くはないのよ……って、通じそうにない相手です。

愛の証

お休みの日、しずくが一番好きなところはここです。

しずく「それは父ちゃんのお腹の上！誰にも渡さないもん！」




しずく「naoなんかいいんだもーーーん。父ちゃんさえいればいいんだもーーーん。」




ところが、今日は、父ちゃんは夕方からお友達に会いに行っちゃいました。

しずく「父ちゃん………………。」




ここまで愛されれば、父ちゃんも本望でしょう。

待ち受け

私の携帯の待ち受け画面です。



バカといわれても構いません。
本望です。

ランナー

……といいましても、

♪走る　走る　俺たち　流れる汗も　そのままに♪

ではありません。

小走りしずくです。


今日の午後、ドッグランにて。



ちょっと前まで、「ドッグラン＝クンクン」であったことが嘘のようです。
小走りですが、一応、走ってます。

もう一つ。



私の「おいで」という言葉に応えてます。
よその子なら普通にできることでしょうが、私にとりましては、大感激です。


しか～～～し…………。

しずくは、ボールを追いかけるのでもなければ、よその子と遊ぶのでもないので、しずくを動かすためには、まず私が動かなければなりません。

つまり、「ランナー」とは、私のことなのです。


ちょうど体力低下が著しいお年頃でもありますので、この際、しずくに鍛えてもらいましょう（とほほ）。


しずく「nao！頑張れ～！」



あいよっ！（……って、この2日間ばかりのせいで、足が筋肉痛なんですけど……）。

散歩

風が強かったけれど、お天気自体はよかったので、近くのドッグランに、父ちゃんと3人で行ってきました。

しずく「父ちゃんとお散歩、嬉しいな♪」




うちに来た頃は細っこかった尻尾も、大きく、シーズーらしくなりました。
ゆらゆら揺らして歩いてます。




階段だって昇れます（実は、休み休み）。




このあと、ドッグランで、しずくに「おいで！」をしたら、トコトコ早歩きしてやってきました！
ドッグランで「おいで」が成功したのは初めてです！
繰り返していたら、最後は嬉しそうな顔までしてました。
しずくの嬉しそうな表情を見たのも初めてです！！


うちに来て9ヶ月。
しずくは全然笑わない子でした。
ブログで笑っている子の写真を見ると、羨ましさでいっぱいになったことが何度もあります。
しずくは何でいつも悲しそうなんだろうと思うと、長い間、悩んでいました。
「しずくは基本が憂い顔なんだよ」
とつれあいにいわれて、そうかもしれないな、と自分を納得させていました。
ずっとずっと、今日まで。

でも、今日のしずくは違いました。
笑顔ではありませんでしたが、悲しそうでもありませんでした。
「嬉しい」って顔だったと思います。


え？写真ですか？
しずくに夢中で忘れてしまいましたとさ（爆）。
私の記憶の中だけの、秘密です（笑）。


さて帰宅後、ぐっすりお休みのしずくです。
また、たくさん遊ぼうね。




今夜は冷えるので、願わくば、私としてはもう外に出たくないのですが……。
おうちトイレはまだ無理……だよねぇ。

外面

前にも書いたことがあると思いますが、しずくは外面がいいです。

もう少し具体的に書くと、自分から遠い存在になればなるほど愛想が良く、逆に身近であればあるほど素っ気なくなります。
つまり、私こそがしずくに最もぞんざいに扱われる存在です。

昨夜のこと、つれあいととりとめのない話をしていて、その最中に、私がしずくを呼びました。
何度呼んでも、知らん振りでした。
ところが、つれあいが一言「しずく、おいで」と言ったら、しずくはトコトコと近づき、「お膝に乗せて」という仕草をしたのです。



いつもはそれが当たり前なのに、その時にはなぜかどーーーーーーーーんと落ち込みました。
「誰が一番、ご飯をあげてるの？お散歩に連れてってるの？」と…………。
それで、どういう訳だか、涙が止まらなくなってしまったのです。
いったん泣き出したら、何故か涙が止まらなくなってしまって。
つれあいが、「なんで泣くの？しずくがnaoの言うことをきかないのは、甘えているだけでしょ。今はしずくが僕のコマンドを聞いたんだから、いい子してあげなくっちゃじゃない」とか何とか言うのですが、こちらは涙が止まらないので、だんだん精神的にとっちらかってしまい、ますます涙が出る出る出る…………。
結局、泣きながら寝ました。


今朝、目が覚めた時にも、気分はブルーなままでした。
朝食をとる気もせず、動く気もせず、横になってました。
洗濯物がたまっていたので、洗濯だけ終わらせて、また眠ってしまいました。


お昼少し前に、目が覚めました。
私のそばに座椅子があって、そこにしずくが乗って眠ってました。
「しずく」と声をかけたら、眼を開けました。
「しずく、私のこと、好き？」と尋ねてみました。
しずくはこちらに顔を向けてましたが、私のことを見ているのかといわれると、ちょっと微妙でした。
しずくは斜視っぽい（シーズーさんって、斜視、もしくは斜視っぽい子が多いですね）ので、あまりよくわからない、と思いました。

私の声に気づいたつれあいが、やってきました。
「しずくさ、放っといたら、この座椅子に自分から座ったんだよ。しずくはしずくなりにnaoのことが心配だったんだよ。」
本当かなぁ、どうなのかなぁ。



しずくがうちに来て、もうすぐ丸9ヶ月になります。
この分だと、この先、一波乱も二波乱もあるでしょう。
もっとも赤ちゃんの頃からしずくと一緒にいたとしても、昨日今日みたいな話はあると思います。
その度に、しずくと向き合っていくしかないのでしょうね。
恋愛や結婚と一緒で、互いに「完璧なパートナー」などそうそういないのでしょうから。



でも、しずく。
その「内面の悪さ」はどうにかならないかな？

しずく「まったくnaoは甘いなぁ。まだまだ私のことをわかってないわね。」



そうですね、わかってないですね。
今、完璧にカメラ目線じゃないですか！
ずるいよなぁ、しずく…………。