夢を見るのは ただ だから。

 ~Shizen放浪記~

66.5kg???

2007年06月22日 23時32分35秒 | Weblog
「……………」



痩せた……………というか、痩せていた。
太っていると思っていたのに。


今日、久々に銭湯に行き、何気無く体重計に乗った。


「どれだけ増えてるのかなぁ………」


そんな俺の予想を体重計のデジタルは軽々と打ち破った。
前にもこのブログ上で書いたが、身長180cmの俺のベスト体重は72kg。
確か前に体重が減ってしまった時、頑張って74kg程度まで戻したので………………。



-7.5kg。



最近大きく体調を崩していたのと、1日に1回の食事が響いているのかなぁ…………。
しかし1日1回の食事なんて今に始まった事じゃ無いしな…。
それにしてもこの減り方は………。

最近かなり「貧血気味かな?」と感じるのは気のせいじゃ無いみたいだ。



肉でも食べないといけない…………のかなぁ?

体調若干良化。

2007年06月18日 08時42分12秒 | Weblog
土日のほとんどを寝て過ごした。
俺には珍しく、チラホラあった誘いも大半を断り、寝た。
それほど週末は体調が悪かった………というか、体が動かなかった。

横に女でも寝てればこんなに体調悪化しなかったかも知れないな………。


いやいや、冗談を言ってる場合じゃあ無い。


まだ結構悪いのだが、若干良化の気配が窺えるので、もう寝るのはヤメだ。外に出る。
食べ物の味が全然分からないのと、耳が若干遠いのが鬱陶しいな………。


ま、自分の体なんだけど。



☆全国198名のShizenさんファンの皆様へ☆

いつも多くのコメントやメール、ありがとうございます。
長らくブログの更新、コメントへの返信および個人宛メールへの返信が殆ど出来ていません。
大変ご迷惑をお掛けしましたが、これからボチボチ再始動するつもりですのでよろしくお願いします。

ソウイウモノニ、ワタシハナリタイ。

2007年06月14日 23時58分38秒 | Weblog
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
欲ハナク
決シテ怒ラズ
イツモ静カニ笑ッテイル
1日ニ玄米4合ト
味噌ト少シノ野菜ヲ食べ
アラユルコトヲ
自分ヲ感情ニ入レズニ
良ク見聞キシ分カリ
ソシテワスレズ
(中略)
ソウイウモノニ
ワタシハナリタイ。

~宮沢賢治『雨ニモ負ケズ』より~



現在、酒に酔ってうろ憶えだが…………こんな感じだった気がする。
間違ってたらスマン、賢治君。



Happy Birthday、オレ。

ダウン。

2007年06月10日 21時03分52秒 | Weblog
一昨日あたりから体調がすこぶる悪い。



ここ5年ほど……何故か決まって毎年6月に入ると発病するヤツだ。
精神的なモノでなく肉体的なモノ…。
でも今年は特にヒドい気がする。

今日は所用が出来、車で出掛けたのだが、何と前の車のブレーキにいちいち即反応出来ない。
あと数センチという危ない場面が2回も有った…………。

俺は運転は下手では無い。これは自信を持って言えるし誰も異論は無いハズ。

しかし今日は…………こんな事は初めてなのだが、意識が『朦朧(もうろう)』としているのだ。
お陰で運転すら恐くなって用事を途中でヤメて帰って来た。
さすがに寝る事にする。

病状は………微熱、頭痛、鼻水、咳、タン、くしゃみ、吐き気、めまい、動悸、息切れ、不整脈、発疹、身体部分の具体的変化………の集合体。
そうとしか言いようが無い。



しかし病は気から。



明日には絶対治す!

味も全くわからんので飯は無し。
という訳でウーロン茶を3本、コンビニで買って来た。
水分取りゃあ、何とかなる……ハズ。


しっかし………………参ったなぁ……。



☆全国227名のShizenさんファンの皆さんへ☆
実はそういう訳で………最近2日間ほどブログ更新、コメントへの返事および個人メールへの返信が出来ていません。
申し訳ありませんが少し時間を頂く事になると思います。
必ず返事は致しますので待っていて下さい。

名古屋南公共職業安定所

2007年06月07日 16時31分17秒 | Weblog
「ここへ来るのは初めて?」



平日の昼下がり、気まぐれに愛車を散歩させていた俺は飛び切りのスタイルをした女の後ろ姿を発見した。
俺の視点にロックオンされている事も知らず、女は颯爽と1軒の建物の中に入って行った。
そしてその3分後、俺も入って行った。


「???」
何だかよく分からないその建物に入ってすぐ、俺は不覚にも歌舞伎役者の様な化粧をした案内係のおばさんと目が合ってしまった。

「職業…安定………………ハローワーク……か?」

かろうじて俺は問答無用で話し掛けて来たおばさんにアドリブで適当な話題と質問をすると、辺りを見回した。

予想外に広い。
そして客?が多い!

「平日の昼過ぎにコイツら何やってんだ?」

頭の中で反芻したその疑問はそのまま自分に返って来た。そして砕け散った。


しっかし………………………………………………………………綺麗な女性の多い事多い事…。
完璧に偏っている……。
何で?ここはキャバクラか?



「…………………という訳で無理なのよねェ~。でも一応2階行って話だけでも聞いてくる?」

客?の中でも飛び切りの俺好みなフェイスをした美女に心……いや魂を奪われる事数分、歌舞伎役者のおばさんは勝手に話を終えた。

「あ………いや、いいです。分かりました。そういう事ですか。」

問答無用で現実世界に引き戻された俺は超曖昧な返事をして外へと脱出した………。



「美人って失恋が少ない代わりに失業が多いのかな……………」

路上駐車した車に戻り、ハローワークのレンガ色の建物を見上げながらしばらく俺はそんな他愛も無い事を考えていた。

誰もが1番忙しい、平日昼下がりの午後の話。



ん??? 俺が就職?

無ェよ。

空想キッド

2007年06月04日 09時49分40秒 | Weblog
「……………どこまで飛んで行くのかなぁ……」



某ビル1階のコンビニを出た後、空を見上げる。

と、

11階のベランダに布団が2名、ハタハタと気持ち良さそうに風になびいている。


そこで俺は考える。
もしもあの布団が風に乗り空を飛んでしまったら…………と。

マンション前の駐車場~白、黒、シルバー、そしてワインレッドのクルマ達を越え、駐車場前の東西に伸びる広く長い道路を越え、対面に並んでいるネズミ色やレンガ色の家々を越え、ずっとずっと………この澄み渡った6月初旬のブルーな海空を、彼らは果てしなく向こう側まで泳いで行ってしまうのでは無いだろうか。。。


でも待てよ、もしも彼らが風に乗り海空を上手に泳げ無いカナヅチな子達だったら………。

溺れた彼らは今すぐあそこから落下して来て俺の額に「ズギャッ!」と突き刺さるに違いない………。

「あの高さから落ちて来て当たったらフワフワの布団でも痛いんだろうな……凄く。」

俺は勝手に意気消沈した。




「………………何やってんの??」

「!」
そうだった。
俺はVIPを乗せてドライブの最中だった………。

思わず携帯で写真を撮り、もう1度じっと空を見上げる。


「私達、ココよ。」

俺の空想をよそに、2人の布団は仲良くこちらに微笑みかけている。

「じゃあな。仲良くやれよ。」

俺は心の中で呟き車に乗った。

暖かい土曜日、昼下がりのお話。



大概、俺はそんな事ばかり考えている。

美味なる食べ物

2007年06月04日 01時44分50秒 | Weblog
「…………美味ッ!!!」



先日海へ行った時の事。
海岸線をゴキゲンドライブしていたShizenさんとそのしもべは1軒の和菓子屋を見付けた。
と言ってもそこはShizenさんが海へ行った際には結構立ち寄る店で、お気に入りの大福“ぶどうちゃん”が1日毎に限定生産され売られている。

その日も俺は“ぶどうちゃん”を買いに、ウキウキで店内に突入した。
だがアーケードの中を見た俺は愕然とした。
恋人第1候補の“ぶどうちゃん”には『本日は完売いたしました』の札が……。
さらに恋人第2候補の“いちごちゃん”にも『本日は完売いたしました』の札が出ているではないか………。


「俺にはデートの相手を選ぶ権利どころか大福の種類を選ぶ権利さえ無いのか………」


傷心=ハートブレイクな俺は途方に暮れた。

が、何と!

“いちごちゃん”=完売。
“ぶどうちゃん”=完売。
の隣でひっそりとこちらを見つめているお嬢様が…………。



その名も“ももちゃん”。



………………ベタ過ぎるこのネーミング、そして何故だか大福3姉妹の内、たった1人だけ完売していない不人気さ……………………………彼女に俺を惹き付ける要素は揃っていた。


「ももちゃん6個ください」


2人で6個……。
俺は賭けに出た。
生半可な気持ではもも子ちゃんの気持ちを受け入れる事など出来はしないだろう。



「マズかったらヤツに5個食べさせよう。」



同時に、俺は俺の中で保険を掛けた。

ザ・矛盾王。



熟れ熟れのももの切り身がイン・ザ・羽二重餅。

抜群の美味さ、“ももちゃん”。
3姉妹を食した俺に言わせれば、“いちごちゃん”“ぶどうちゃん”と比べても互角以上のバディ…………いや、美味。
コレは大発見!


あまりに出来が良過ぎても、最後まで残る場合も有る。

良い勉強になった。



「人間も一緒………かな」

海をボーッと眺め、そんな事を考えながら俺は3個目の“ももちゃん”を頬張った。

ガセデートの巻

2007年06月03日 04時57分27秒 | Weblog
「もしもし?………寝てたの?」



午後2時前、俺は1本の電話で目が覚めた。
ブライベートで俺の携帯に電話をしてくる人間は少ない。
女の声に俺の中に潜む無数の“ミクロイドShizen”達は即座に反応し一斉に色めきたったがそれも束の間、電話の主は………サヤカ。今でこそ高校生だが鼻タレ小学生の頃から付き合いがある女の子だ。


「露店、やってないの? やってたら手伝おうと思ってたのに……。」


…………え???オレちゃんと目覚まし代わりに使ってる古い携帯のアラームをセットしてあるんだけど………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………切れてますやん、電池。



実は昨晩遅くまで俺は迷っていた。
どうしても朝から行きたい所が有り、そちらに行こうか露店を開こうか………と。


『二兎を追う者一兎を獲ず』


昔からこんな金言がある。
その通り。
使い方は間違っている気がするが…………。

それにしても何故か昨夜11時過ぎから殆ど記憶が無い。
電話で1度起きたが………もちろん出なかった。
必要ならまたかかって来るハズ。必ず。

実は最近、不眠症が続いていた。
どんなに疲れていても1時間で目が覚める。それからは全く眠れない状態が延々と朝まで続く。
ストレスからか……ジンマシンなども出て体調はあまり良く無かった。

「アルコールでも飲んだら寝られるかな……?」

そんな軽い気持ちから買って一気に飲み干した1本の缶ビールがいきなりの15時間睡眠を誘発するとは………。


大事な大事な土曜日が半分無くなってしまったではないか………。
しかも恐ろしい事に、サヤカからの2度目の電話が無ければ土曜日は消滅していたに違いない。


ショッキング。


しかし俺はすぐさま気持ちを切り替え、電話口で「暇だ。」を連発する受験生を連れて海へ行く事にした…………………………………………………………エェ~ッ!!!!!



どうでもイイ事だが………この女子高生サヤカ、前からはともかく、かなりの“後ろ姿美人”なので俺と一緒に居る時はなるべく後ろを向いていて貰っている。
しかも食欲も旺盛なので、俺は彼女の年々大きくなる態度と共に体まで巨大化してしまわないか心配で心配で……………(嘘)

まぁ……俺は終始ご機嫌で彼女の恋愛オノロケ話を聞きながら残りの土曜日を過ごした。

高校生かぁ………青春やねぇ………。



やっぱり…………海はいいなぁ…。



全国237人のShizenさんファンの皆さん、来週は露店を開く予定ですので楽しみにお待ち下さい。

見知らぬ人に……

2007年06月01日 15時57分45秒 | Weblog
「ゆめ………を…みるのはただ……だから……………………………いいわねぇ!」



ホメられた。

と言っても俺では無い。
Tシャツ。

“夢をみるのは ただ だから”Tシャツを最近努めて着用し街に出る事にしている。
自分の作品を着るのも何かちょっとした違和感が有るものだが、他人が見る分には全く違和感は無いらしい。当然だが……。


で、Tシャツ。

着用を始めてから通算5日目の朝、初めて俺を知らない人から賞賛の言葉を得た。
訳有って、そこは街と言ってもちょっと特殊な場所だったので、『夢をみるのは………』とは程遠い感じのおばさんだったのだが、確かに彼女は俺の事を“Shizen”とは知らないし、もちろんTシャツの作者も俺という事は知らない。
でも、だからこそこういうのが「素の評価」ってヤツなんじゃ無いかとも思う。

勿論、というか当然、どんなに自分が素晴らしいと思っていても大衆はそれと全く逆の評価を下す時も多々有る。

要は自分のセンスや技術レベルが多くの他人のそれを凌駕しているか、それとも低いレベルに止まり単なる自己満足で終わっているか………だ。

常に人に迎合される為の作品を創るのでは無い。
常に人を魅了する作品を創りたい。
苦悩の末に辿り着いた場所から生み出された魂の込もった作品は、必ず人を惹き付ける。

俺は常にそう思っている。

その第1歩として、見知らぬ人に誉められるのは良い事だと思う。



1日が、明るくなった。