「漱石の愛用品」
寅彦は
「猫」執筆以前の
わずかばかりの原稿料で買った
象牙のブックナイフの事を
書いている
皮脂で時代をつけて
鼈甲色になっていた
「猫」の中では
先生自ら 象牙の箸で
菓子皿 叩いてる
客は 鈴木藤十郎
後から 迷亭登場
箸は二膳か三膳か
当時も象牙は高級品
時節は第四話
懐具合は 蝸牛庵の登り龍
「漱石の愛用品」
寅彦は
「猫」執筆以前の
わずかばかりの原稿料で買った
象牙のブックナイフの事を
書いている
皮脂で時代をつけて
鼈甲色になっていた
「猫」の中では
先生自ら 象牙の箸で
菓子皿 叩いてる
客は 鈴木藤十郎
後から 迷亭登場
箸は二膳か三膳か
当時も象牙は高級品
時節は第四話
懐具合は 蝸牛庵の登り龍