shiro-diary

シロフィルム通信

まだまだ

2011-12-31 15:16:06 | Weblog
スタジオにこもってあれやこれや試行錯誤ながら年を終えようとしている。
学ぶべきことは、まだまだ山ほど。いつも上を向いて努力していないと、現状維持すら難しい。
ともかく、人に喜ばれる仕事を続けるためにも、精進あるのみだ。

みなさま、今年一年ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。


船橋若松劇場

2011-12-22 23:58:15 | Weblog
若松劇場は下町情緒あふれる船橋の一角にある老舗ストリップ劇場だ。
今日は2人の踊り子を撮影した。20年のキャリアを持つベテランと気鋭の若手。
対照的な2人だが、どちらも魅力的で素敵な舞台人である。

写真は劇場向かいの定食屋。ここで食べるごはんは撮影の合間のささやかな楽しみだ。

さいたま芸術劇場

2011-12-22 23:47:44 | Weblog
今日撮影でお邪魔したさいたま芸術劇場はご覧の通り、客席と同等の広さの舞台が圧巻である。
オペラ公演で大きな舞台セットをそっくり転換させるためのもので、設計には演出家の蜷川幸雄さんが関わっているそうだ。
ファインダー越しの舞台は、美しい照明と深い奥行き感があいまって吸い込まれるようだった。
出演したダンサーにとっても印象的な公演だったに違いない。

いすみ鉄道

2011-12-22 23:40:13 | Weblog
今日は鉄道カメラマンの日です。
千葉県を走るいすみ鉄道というローカル線を撮影しました。
大糸線からやってきた古い気動車が走っており、多くの鉄道ファンがカメラを向けています。
経営の厳しいローカルですが、いろいろとアイデアをぶつけて活性化に取り組んでいます。

真田村

2011-12-15 00:47:15 | Weblog
今日も山城目指して山登り。
標高は1400メートル。
道なき道を進む。

こんな険しいところ面倒くさくて誰も攻めてこないよ、と思うのは僕だけか。

上田 

2011-12-13 21:29:38 | Weblog
戦国時代の遺構をたどる取材で上田に滞在している。
山城を調べるので毎日、山登りである。
薮を分け入って、堀や石垣を見つけた時の感動は筆舌に尽くしがたい物がある。
歴史は語りかける、ではないが、400年前の武将たちの息吹を確かに感じる。
見えない物を見ようとする、そんな旅もまた広大で奥行きのあるものだ。



東京ー上田

2011-12-13 21:22:12 | Weblog
早朝の上信越自動車道。朝陽に染まった浅間山が神々しい。
高校生の頃、真っ赤に染まったこの山を撮りたくて、氷点下の信濃追分へ通った。
鉄道も道路も街も変わっていくけれど、山はどっしりと何も変わらずにいてくれるのだ。

部活

2011-12-06 23:10:32 | Weblog
舞台写真を撮り始めた頃、動きの激しいダンサーを追って機材を振り回していると、どんどん腕が疲れて息も切れて、フレーミングやシャッターのタイミングも乱れて、おいしい瞬間を逃してしまうことが多かった。大変くやしいので、ランニングとジム通いを始めて気がつくと3年になる。

そんな事をしてどれだけ写真の仕上がりに影響があるのか。これを説明するのが難しいが、体がいうことを聞いてくれるようになるのは確かだと思う。少しアクセルを開ければ、ドカンと体が前に出てくれる、そんな感じだ。

まあ、体はって生きてる人間を相手にするのなら、自分も近いところにいよう、ということだ。


還暦は過ぎているであろう、頭の真っ白なおじさんがベンチプレスを160kgもあげている。僕は100がやっとだ。
58歳までは筋力は上昇すると教えてくれた。生きてるあいだは努力だねえ。

ちなみに市営体育館のトレーニングジム、なんと年間1万5千円でフリーパス!!

筋肉痛が1日遅れでやってくる34歳でした。

長野

2011-12-05 22:52:42 | Weblog
歴史関係の本の取材で長野に滞在した。上杉と武田、川中島の合戦だ。
城跡を調べるために山にも登った。山頂からかつての合戦場を一望すると、よくぞこんな狭いエリアで12年も戦い続けたものだと思う。
生身の人間が行動できる範囲とは、たかだかこんなものなのだろう。11月の末だったけれど、まだ紅葉がきれいで山歩きも心地良いものだった。

高校生の冬休み、雪の写真を撮りに行くのに、信越線から飯山線への乗り換えで長野駅を利用していた。川越を5時の始発列車に乗って、各駅停車を乗り継ぎ、ようやっとここへたどり着くのは確か10時頃だった。夜、久しぶりに駅の周りを歩いてみたら、ところどころに当時の面影があって懐かしかった。今では高速道路で数時間、すっかり近距離の類いの長野である。

長野電鉄屋代線もいよいよ来年春で廃止、最期の秋。