「塩川デイ」趣意書
辺野古の海に、今日も土砂が投入されていきます。あの透き通るような青い海に、赤い土が落とされています。沖縄がどんなに拒んでも、止めてほしいと頼んでも、埋め立て工事は続けられています。
土砂が運び出されているのは、本部半島にある安和桟橋と塩川港です。2017年12月から始まった塩川港の作業は、6年目に入りました。工事を少しでも遅らせたいという思いで、ダンプの前を横断する牛歩が続けられています。
塩川港の搬出作業は、朝の7時から夕方5時まで、作業がなかった土曜日も1年前からは月に2回程ダンプが来るようになりました。
コロナ禍の影響等で抗議に来る人が少なくなる中、本部町島ぐるみ会議のメンバーは、毎日塩川港での抗議行動を続けています。もしも塩川港に誰も抗議者がいなければ、1日で800台分以上の土砂が搬出される計算ですが、毎日の抗議により、現在は1日平均約600台に抑えています。地道な牛歩行動が、1日に約200台のダンプ(これは運搬船一隻分ほどに相当します)を減らしています。こうした陸での抗議行動や海上での抗議行動の結果、埋め立て工事は5年間で全体のわずか13%しか進んでいません。
昨年11月に行なった「塩川デイ」には、大勢の仲間が集まり、11/21は206台、11/22は238台と、搬出を大幅に減らすことができました。
土砂の仮置き場がある安和桟橋と違い、塩川港は、ダンプの台数が減れば即、辺野古への土砂投入を減らすことができます。
「復帰」50年、半世紀が過ぎたというのに、沖縄は国策の犠牲を強いられ続けています。
それでも私たちは負けないし、諦めません。
2月21日と22日の2日間、「第2回 塩川デイ」を行ないます。
塩川港からの土砂搬出を止めましょう! 一人ひとりの一歩があれば、いつか工事は止まる。
「第2回 塩川デイ」
日程▶ 2023年2月21日(火)、 22 日(水)午前7時〜午後5時
場所▶ 本部町塩川港(沖縄県国頭郡本部町崎本部3136-3)
《注意とお願い》
・雨具、飲み物等は各自でご用意ください。
・12時〜1時は作業が止まり、昼休みになります。
・個人で参加される方は、車または路線バスをご利用ください。
・港内の駐車は誘導係の指示に従ってください。
……………………………………………………………………
[塩川デイ実行委員会]
共同代表:仲宗根須磨子・上間一弘 呼びかけ団体:本部町島ぐるみ会議
Tel ; 090-9783-5926 Fax ; 0980-48-2180(阿波根)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この活動の継続のため、随時カンパをお願いしています。カンパをしていただく際は、郵便局の「払込取扱票」をお使いください。
ゆうちょ銀行 記号:17090 番号:15080971
名義人:阿波根美奈子
他金融機関から振込む際は以下の内容を指定してください。
店名:七〇八(ナナゼロハチ)
店番:708
預金項目:普通預金 口座番号1508097
どうぞよろしくお願いいたします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます