塩川昇 Performance Report

塩川昇 ライブのセットリストとオーディエンスからの感想

10/28(金)高円寺ALONE

2005-10-30 12:33:51 | Weblog
≪セットリスト≫

失うものばかりの街の中で

そんな夜

Brothers Song

少年とナイフ

スケアクロウ

トビラヲアケロ

シーソーゲーム





10.28inALONEライブリポート

 久しぶりに晴れたこの日のOpeningACTはもうお馴染み「悪たれ詩人、辻盛ハヤト」。ここ最近はいろんな小屋で精力的に「前座」をこなしているようだけど、短い時間の中では客席を気にしすぎるのか、「悪たれ度」が縮こまってる気がするな~。コワもての優しい「あんちゃん」になっちゃってる。でも彼なりに試行錯誤の途中なんだろう。立ち止まる男じゃないからね!立ち姿は流石に迫力満点でした。
それにしてもここ最近は塩川くんと一緒になる事が多いですね~。

 続いてのステージは「ゴイチ」さん、あのギターは60年代のエピフォンかなー?フルアコ風なんだけど、ホールもついてて、渋い感じだったな~。それとは対照的にplayはフィンガリングがメインで、高音の響きがきれいでメロディアスなvo、優しさがあふれてくるステージでした。


 さてさて、最近は優作さんの「灰色の街」をSEに使う事が多い塩川くん。この日も「灰色の街」で登場!今回は「穴の開いてないGパン」に水玉の紺のシャツ、やっぱり気取ってグラサン、ALONEでは珍しく「座り」のステージでした。
 1、2曲目は静かめの曲でスタート♪緊張しているのか、リハ不足かギターのミスタッチが多いのが気になる。
 ごまかし方も、うんまいけど(ΘoΘ;)。
 軽くバカなMCをはさんだ後「BrothersSong」これまた久しぶりに「スリーフィンガーピッキング操法」うまいんだけど、T.Nの「俺らの旅は~」にクリソツ(^-^)。これは本人もシャレのつもりなんでしょう。
 でもここまで、なんだか静かめに来ちゃってるし、風邪も引きずっちゃってるなんて聞いてたから、「今日はこんな感じなのかなー」なんて思ってる所にガチャーンと「少年とナイフ」。安達先生のEGがからむ「少年とナイフ」が印象深いけど、一人でもなかなか気持ちいいAG、H きまってましたぁん。
 続いて「スケアクロウ」。この曲も安達くんのEG無しのアレンジに何回か迷ってたみたいだけど、今回ので落ち着いたんじゃないかな?いい仕上がりでした。
 風の噂では今回「トビラヲアケロをフィンガリングで演るらしい」って聞いてけど、今回も「弾きまくりのストローク」でした。万人に受け入れられる詩ではないと思うけど、俺らは好きだな~。※ただ首振りすぎて取れない様にね(o^-')b。
 そして「シーソーゲーム」この曲は塩川くんが30歳になる直前に書いて、四谷コタンで一回しか演奏した事がないという、いわば「幻の曲」。良い、悪いは別にして、感情入ってたな~。あぁいう入っちゃってる「塩川 昇」を久しぶりに観た気がする。ギターの弦が飛んじゃったけど、こうゆう曲では「絵」になる。うん♪
 いろんな事があって大変そうだけど、いろんな体験をして、いろんな作品を書いて聞かせてくれよ!期待してるぜ♪「塩川 昇」





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