バルというのは、スペインの居酒屋のことです。
僕の解釈だと。
お酒を飲みながら、おつまみ食べるところという感じでした。
スペインの人たちは夕飯を食べる時間がそうじて遅いです。
だいたい、9時頃から食べだすのが一般的らしいです。
僕は、現地で友達になった人たちと一緒に夕飯を食べに行ったときが初バルでした。
食べ物としては本当におつまみです。
どれも少量で、お酒の飲めない僕は全然楽しめませんでした。
料理もおいしくないし。なんか、全部油っぽかった気がします。
でも、スペインに来た感は存分に味わえるのでぜひスペインに行くことがあったら行ってみてください。
3月に行った金沢駅の写真です。
金沢21世紀美術館でやってた、オラファーエリアソン展を見るために行きました。
ずっと前から行きたいと思っていたのですが、
遠いので何となく気が引けてしまって行けずじまいでした。
今回の展示が僕の衝撃を受けたアーティスト、オラファーエリアソンが展示するということで、
僕の重い腰も持ち上がりました。
実は、4年前くらいにロンドンのテートモダンでたまたま見た作品がこの人の作品だったのです。
しかも、それが、後の代表作になりました。
『whether project』という作品です。
ここまで、ながながとオラファーエリアソンのことを書いてきましたが、
今回のネタはそっちではなくて、駅の方です。
この駅、降り立ったときから異彩を放ってました。
良い意味でなくて、悪いほうの意味で。
やっちゃった系なんですよね。この駅。
見ちゃいけないの見た感じ。なんか恥ずかしくなる感じ。
デザインした人の気合いをびんびん感じちゃう感じ。
それが駅全体から放たれてました。
なんでこんなんになっちゃたんでしょうか。
もっと普通に良い駅にできるでしょうに。
僕の故郷、大阪、戎橋。
漆黒の闇にこのどぎついネオンは映えます。
ギラギラビカビカ。正直デザインを生業とする者としてはいただけない気もします。
でもです、これがアジアなんだと思います。
話が急に世界に飛びましたけど、僕の一人旅経験からして、
アジアの根本は、ギラギラビカビカの混沌です。
一方、ヨーロッパは統一です。
おとなしくセンスよく洗練された世界がそこにはあります。
ミラノのドゥオーモあたりを歩いてみてください。
マクドナルドですら、看板は黒バックに金色ロゴです。赤色なんてありません。
どっちが良いとかではないと思うんです。
僕はこの混沌の世界もありだと最近思えるようになってきました。
都市に普通に生活していると自分より大きな動物には出会うことはまずありません。
だから常に上から目線になっています。
僕の場合。
会社につとめている頃に行った研修所に馬がいました。
その馬を見て、ふと思いました。
こいつが本気出せば殺されるって。
コントロールの効かない世界、それがあるんだとなんか思ってしまいました。
実際はすごくかわいいやつだったんですけどね。