爆釣問題!!

バス、渓流ルアー、フライ、クロダイ落とし込み、オフショア青物、その他釣りならなんでもやる私の釣行記!

釣り人の魂

2005年11月28日 10時19分34秒 | 釣り関係
「本当に釣りが好きな人に貰ってもらいたいんですよ……」

私が使っているフライタックルは、貰いものなのです。
それも、まったく知らない方にもらっちゃったんです。
その時、その方が言ったのが上の言葉でした。
きっかけは知人の釣りHPの掲示板。たしか、こんな感じ。
「はじめまして。フライフィッシングをやっております。
しかし、事情により釣りをやめることになりました。
つきましては、タックルを差し上げますのでメールください」
はじめての書き込みで、フライタックルをくれるという驚きの内容でした。
なんか、怖い気もしたんですが、さっそくメール。すると……。
「やすださんからしかメールが来ていないので、差し上げます」
と。釣りをやめてしまう理由は、老眼になり自分でフライを負けなくなったため。
それに加え、引っ越しをするそうで引っ越し先の収納も考えると持って行けないとか。
とにかく、私としたら「タダ」でもらえるならお得だなあと、春日部のポパイ駐車場にその方に会いに行ったのでした。
50代半ばくらいの男性が携えていたタックルを見てビックリ! なんと、ロッドが4本、紙袋にはリール3つとフライの教書が2册。フライの竿の事はよく分かりませんが、
硬いパイプに入っていて高そうです。
さすがに、驚いてしまった私は、
「いや、こんなにいただくワケにはいかないですよ。タックルベリーとかで売ったら、いいお金になるんじゃないですか?」
と言いました。すると彼は、
「そういうことも考えたんですが、それだと釣った魚の思い出までお金に変えちゃうみたいで寂しいじゃないですか。それなら、本当に釣りが好きな人に貰ってもらいたいんですよ……」
と。強く心に響きました。こうして、託された形で受け取ったフライタックル。
あの人の望んでいたような釣り人であるかどうかは分かりませんが、
めちゃくちゃ楽しませてもらってます。
「釣りが好きな人」という面では彼の思いを満たしてると思います。
彼は、その後すぐに引っ越してしまったらしく、教わった電話番号もメールアドレスも使われてなくなってしまったため、連絡を取る事さえできません。一昨年、管釣りながら、はじめてフライで釣った時には報告したかったんですが……。
さすがに4本は使い切れないので1本は、私に負けないくらい「釣りが好きな人」に託しましたし。
このタックルは、私が引退する時にはさらに誰かに託したいと思ってます。
それまで、大事に大事にたくさんの魚の思い出を作らないと!

懲りずに……

2005年11月25日 21時40分52秒 | 釣り関係
別誂を会長に、<…>を万年さんに売却が決定し(デスブローはまささんに取り置き)、少しは竿が減ったと喜んでいたのだが……。
久々に時間があったので、いろんなページを見ていたところ……。
ああ、見てはイケナイものを見てしまった。かつて、欲しかったけど、もう在庫がないということから手に入れられなかった竿。
注文しちゃいました。マイナーな竿。

思い出のクランク1

2005年11月21日 22時03分37秒 | 釣り関係
はじめてクランクで釣れたのはバッタ(レーベルのクリークホッパー)だったんだけど、その後、活躍したのがこのAFクランク。釣れなさそうでしょ。フックが誘導式だからめっちゃバランスが悪いの。このバランスの悪さが効くらしくて、房総の野池では爆釣! ちょっとでも早めに引くと、バランス崩してヒラを打つのね。その瞬間バスが食ってくる。
ま、房総は魚がいっぱいいるから、釣れたんだけどね。
ちなみに、これを発売していたアクアフリークスっていう会社はもうありません。
なので欲しくても中古屋でしか手に入らないんだよね。
私もあと手持ち2個……。

アンバサダー

2005年11月19日 14時10分47秒 | 釣り関係
最近、10数年ぶりに開高健の『オーパ!』を読み返している。
おもしろい! アマゾンに行きたくなる!
で、アンバサダーなのだ。
作品の中では道具の名前が出てくるんだけど、昔読んだ時は気にも止めなかったけど、今はバス釣りやったりしてるから、道具が気になるんだよね。
2年位前に開高健絡みの奥只見の記事読んで、絶対に奥只見でトラウト狙う時はアンバサダーだなって思ってた。で、ヤフオクで2500買っちゃった。
これで、アブのトビーとかラパラとかフラットフィッシュとか投げて釣りたいなあ。

はじめてのブラックバス

2005年11月19日 12時10分26秒 | 釣り関係
私がはじめてブラックバス釣りをしたのは、今から20年以上も前の小学生の時。自転車で40分もかけて大宮のはずれにあるびん沼に通ったんだ。当時は、金なんてないからもっぱら、安いスプーンなんかをひたすら投げては巻いてたよ。父の弟(要するに叔父)のマサオ兄ちゃんが、当時ほとんど釣りのプロみたいな人で、磯釣りやっててよくスポーツ新聞に載ったりしてたんだ。で、階段みたいに両側に開くボックスにルアーもいっぱい持ってた。そこから魚の形したプラグを持ち出して怒られたりしたなあ(たぶんラパラだった)。でも、その頃からびん沼ってたいして釣れなくて、子供だったからさ、すぐに飽きちゃったんだ。釣りをやめなかったけど、コイのぶっ込み釣りばっかりになっちゃった。
で、99年だよ。社会人になってから釣りは年に1回くらいしか行かなくなってたんだけど、当時、雑誌で大仁田厚の連載を担当してて、あの人さ確か長崎の海の近く出身でさ、釣りキチガイなの。行くたびに「釣りはおもしれ~ぞ~」って言われてて、心が動きつつあったんだよね。気が付いたら、五反田の上州屋でリョービのパックロッド買ってた。
会社に帰ったら、同じ部署の人たちもやりたいって言い出した。で、みんなで釣り具屋行って。ルアーは、釣りしてる雑誌の編集やってる友達に聞いたら、ゲーリーのグラブさえあれば十分だって。でも、見てみたら、この世にいない生き物の形してるし、念のためにミミズみたいなワームも買ったんだ。
そしたら、はじめて行った河口湖で釣れたよ。ミミズみたいなワームのスプリットショット。今思い出すと笑っちゃうんだけど、その時ってさ、初心者ばっかりで行ったから、「あ~イス持ってくれば良かったね~」とか言って一日中座り込んで投げてたんだから。釣れた時は感動したなあ。河口湖だから釣れたって感じだけどね。
それから、北浦とか三島湖とか通ったんだけど全然釣れないの。ま、一日座り込んで同じとこ投げてるんだから当然だよね。で、房総だよ。当時、行ってた会社の保養所が房総にあって、平井堅とかが流行り始めた頃で、R&B部を作って保養所でカラオケ大会することになったんだ。
で、徹夜で宴会やったあと近くの野池に行ったら、真冬なのにあっさりクランクで釣れちゃった。
それから2年はクランクばっかりだった。
ここから、サーフィンも格闘技もR&Bとアフロヘア-もやめて(笑)釣りにどんどんハマっていったよ……。