「本当に釣りが好きな人に貰ってもらいたいんですよ……」
私が使っているフライタックルは、貰いものなのです。
それも、まったく知らない方にもらっちゃったんです。
その時、その方が言ったのが上の言葉でした。
きっかけは知人の釣りHPの掲示板。たしか、こんな感じ。
「はじめまして。フライフィッシングをやっております。
しかし、事情により釣りをやめることになりました。
つきましては、タックルを差し上げますのでメールください」
はじめての書き込みで、フライタックルをくれるという驚きの内容でした。
なんか、怖い気もしたんですが、さっそくメール。すると……。
「やすださんからしかメールが来ていないので、差し上げます」
と。釣りをやめてしまう理由は、老眼になり自分でフライを負けなくなったため。
それに加え、引っ越しをするそうで引っ越し先の収納も考えると持って行けないとか。
とにかく、私としたら「タダ」でもらえるならお得だなあと、春日部のポパイ駐車場にその方に会いに行ったのでした。
50代半ばくらいの男性が携えていたタックルを見てビックリ! なんと、ロッドが4本、紙袋にはリール3つとフライの教書が2册。フライの竿の事はよく分かりませんが、
硬いパイプに入っていて高そうです。
さすがに、驚いてしまった私は、
「いや、こんなにいただくワケにはいかないですよ。タックルベリーとかで売ったら、いいお金になるんじゃないですか?」
と言いました。すると彼は、
「そういうことも考えたんですが、それだと釣った魚の思い出までお金に変えちゃうみたいで寂しいじゃないですか。それなら、本当に釣りが好きな人に貰ってもらいたいんですよ……」
と。強く心に響きました。こうして、託された形で受け取ったフライタックル。
あの人の望んでいたような釣り人であるかどうかは分かりませんが、
めちゃくちゃ楽しませてもらってます。
「釣りが好きな人」という面では彼の思いを満たしてると思います。
彼は、その後すぐに引っ越してしまったらしく、教わった電話番号もメールアドレスも使われてなくなってしまったため、連絡を取る事さえできません。一昨年、管釣りながら、はじめてフライで釣った時には報告したかったんですが……。
さすがに4本は使い切れないので1本は、私に負けないくらい「釣りが好きな人」に託しましたし。
このタックルは、私が引退する時にはさらに誰かに託したいと思ってます。
それまで、大事に大事にたくさんの魚の思い出を作らないと!
私が使っているフライタックルは、貰いものなのです。
それも、まったく知らない方にもらっちゃったんです。
その時、その方が言ったのが上の言葉でした。
きっかけは知人の釣りHPの掲示板。たしか、こんな感じ。
「はじめまして。フライフィッシングをやっております。
しかし、事情により釣りをやめることになりました。
つきましては、タックルを差し上げますのでメールください」
はじめての書き込みで、フライタックルをくれるという驚きの内容でした。
なんか、怖い気もしたんですが、さっそくメール。すると……。
「やすださんからしかメールが来ていないので、差し上げます」
と。釣りをやめてしまう理由は、老眼になり自分でフライを負けなくなったため。
それに加え、引っ越しをするそうで引っ越し先の収納も考えると持って行けないとか。
とにかく、私としたら「タダ」でもらえるならお得だなあと、春日部のポパイ駐車場にその方に会いに行ったのでした。
50代半ばくらいの男性が携えていたタックルを見てビックリ! なんと、ロッドが4本、紙袋にはリール3つとフライの教書が2册。フライの竿の事はよく分かりませんが、
硬いパイプに入っていて高そうです。
さすがに、驚いてしまった私は、
「いや、こんなにいただくワケにはいかないですよ。タックルベリーとかで売ったら、いいお金になるんじゃないですか?」
と言いました。すると彼は、
「そういうことも考えたんですが、それだと釣った魚の思い出までお金に変えちゃうみたいで寂しいじゃないですか。それなら、本当に釣りが好きな人に貰ってもらいたいんですよ……」
と。強く心に響きました。こうして、託された形で受け取ったフライタックル。
あの人の望んでいたような釣り人であるかどうかは分かりませんが、
めちゃくちゃ楽しませてもらってます。
「釣りが好きな人」という面では彼の思いを満たしてると思います。
彼は、その後すぐに引っ越してしまったらしく、教わった電話番号もメールアドレスも使われてなくなってしまったため、連絡を取る事さえできません。一昨年、管釣りながら、はじめてフライで釣った時には報告したかったんですが……。
さすがに4本は使い切れないので1本は、私に負けないくらい「釣りが好きな人」に託しましたし。
このタックルは、私が引退する時にはさらに誰かに託したいと思ってます。
それまで、大事に大事にたくさんの魚の思い出を作らないと!