新日本婦人の会奈良県本部ブログ

活動日記ブログ
こんにちは国連NGO認証新婦人奈良県本部です。
日々の活動を紹介します。よろしくお願いします。

学校耐震化を早急に

2010年09月30日 | 活動日記


奈良県の耐震診断状況は100%ですが、耐震改修率は全国で37位と遅れています (63.6%)。県は、財政的理由や学校の統廃合があってどちらを耐震化するかなど問題があるなどと議会で答弁していますが、早急な対策を求めます。

奈良県の主な市町村の公立高校(小中学校)の耐震化の改修状況です。

市町村   耐震化率(%)
奈良市    50.96
大和高田市  42.11
大和郡山市  50.62
天理市    56.90
橿原市    73.68
桜井市    62.75
五條市    82.54
御所市    65.91
生駒市    81.98
香芝市    76.39
葛城市    80.85
宇陀市    60.00
山添村    100.00
平群町    80.00
三郷町    100.00
斑鳩町    35.71
安堵町    100.00
川西町    0.00
三宅町    100.00
田原本町   57.14
上牧町    42.86
王寺町    42.11
広陵町    100.00
河合町    29.17
大淀町    100.00

おやこ運動会しました

2010年09月17日 | 子育て・教育



若い世代の交流をと、7月の大和高田市内での「おやこ平和まつり」につづき、9月11日、奈良市内で開きました。奈良、生駒、郡山、生駒郡の支部を中心に3回の実行委員会を重ね、運動会の種目別に支部の若い会員とサポーターが担当して準備をしました。

9月に入っても連日の暑さの中、会場が冷房設備のない体育館ということで、扇風機と要員が持参した氷柱をタライに入れての熱中症対策をして当日を迎えましたが、心配したほどの暑さでもなく、大人135名(サポーターも含め)、こども128人が参加。

親子リズム、幼稚園リズム、宿題小組、、えんぴつ画小組と、1才から新婦人の子育て列車に乗って成長した3人(中学生2人と6年生)の司会ではじまり、リズム体操の後、きりん組(黄)とイルカ組(青)で競技。子どもが入ったダンボール箱を若いパパ・ママが引くリレーは超特急!一気に盛り上がって、リレーが終わった後もっとしたいとぐずる子も。幼児、小学生、大人とだんだん籠(ダンボール)が高くなる玉いれも楽しく続き、ちょっと休憩。

「平和と新婦人のタイム」は、こどもたちが「かわいそうなぞう」の大型紙芝居に集中。続いて、DVDで「NPT要請ニューヨーク行動」に参加した小野さんの報告と「各地の新婦人の子育て活動」や7月の「おやこ平和夏祭り」の様子を紹介。ヒブ・ワクチンや子宮頸がんワクチン接種への公費助成を求める新婦人の活動も資料を添えて紹介しました。


続く綱引きでは、廻りの声援にこども達も必死で引っ張り、大玉おくりは大きなビニール袋に風船をいっぱい入れて大玉にして競争。最後は大きなバルーンに大小色とりどりの風船と紙吹雪を入れて上下に大きくゆらし、その下に隠れたり動くバルーンを追っかけたり宙に舞う風船紙吹雪に子ども達は大喜び!予定どおりの時間に終了。少しお腹もすいたけど、久し振りに会えた元リズムの友達、パパも子どもたちと思いっきりあそんだ家族、いつものリズム小組とちがって、ひろい会場と大勢の子育て仲間に出会い交流できた運動会でした。

参加された方の感想から

★親子ともにとても楽しむことができました。普段のリズムでは、なかなかできないような競技をたくさん経験できてよかったです。来年から幼稚園ですが、息子が団体の中で、どう行動するのか見ることができ安心しました。息子に「運動会で何したん?」と聞くと「あはは!って笑った」と言ってました(笑)楽しかったんでしょう。それもこれもお手伝いくださったみなさんのお陰だと思います。ありがとうございました。

★新婦人の紹介コーナーはもう少し手短かにした方が良かったと思いますが、運動会は楽しく過ごせました。

★総勢250人の参加者には感動しました。マイクの声が割れてききとれませんでしたが、紙芝居の時は子どもたちがマイクの前に座って集中していましたね。わが支部にもリズム小組等があれば、若い人達と参加して楽しめたのにと思っています。

★親の私も久し振りに体を動かせて気持ちが良かったです。リズムをお休みしておりましたので、なつかしいメンバーに会えてうれしかったです。小さな子ども向けに上手にプログラムも考えていて下さったので、3才の娘もはしゃいでおりました。またこのような企画がありましたら参加させていただきます。

この日会員外から14組の参加があり、後日リズム小組体験をお誘いしました。このとりくみの中で読者が二人増えました。久しぶりに会って、「また新婦人でおしゃべりもして、何か始めたいね」と、声かけがひろがっています。


おやこ平和夏まつりしました

2010年09月17日 | 子育て・教育
7月29日に開いた「おやこ平和夏まつり」は主に南部の支部に呼びかけ、6月・7月の実行委員会にはリズムママも参加して、先輩会員とともに準備をしました。

当日は102人の親子が参加しました。高田のリズムママ二人による司会で、はじめは、広陵のサポーターさんのピアノの生演奏でリズム体操。二人組やみんなでするリズムもあり、しっかり体を動かしました。

「絵本タイム」は、大型絵本としかけ絵本を手遊びを交えながら楽しみ、ママ向けの平和タイムは「安保ってな~に?」の冊子をもとに、分かりやすく「クイズを入れながらの寸劇でした。寸劇に参加したママも安保について「へえ~!!」の連続でした。



お祭りタイムは、桜井支部がボーリング、王寺支部がりんごの木の玉入れと魚釣り、高田支部が新聞プールと空気砲と魚釣りを準備、あと絵本・お絵かき・おりがみコーナーがあり、子ども達はママと一緒に各お店やコーナーを回って遊びました。

最後に高田支部が準備したすいとんときゅうり、持ってきたおにぎりでランチタイム。戦争体験をされた会員から「今日のすいとんはおいしいですけど、当時は味がなくおいしくなかった」「配給でもらったキャラメルを兄弟7人で分けた」当時の子育ては?には「兄弟がたくさんいたので兄弟で世話をしていた」など。また「憲法9条があるから今の生活がある」とお話していただきました。



いっぱい遊び、おなかもふくれ、満足した一日となりました

原水爆禁止世界大会に参加 国連代表が始めて挨拶 

2010年09月06日 | 活動日記
1955年に第1回大会が開かれてから55年になる今年の大会には、海外代表が27カ国も参加があり、セルジオ・ドゥアルテ国連代表が初めて挨拶されました。

開会式では、広島の秋葉市長が「2020年を核兵器廃絶の年にと」固い決意を述べられました。長崎の新婦人の東さんが、「平和運動に定年はない」と署名活動が日課となり、核署名2000名目標でとりくみ大きな輪になり、7500名を達成したこと、愛知の高校生は被爆者を訪問して聞き取り調査していることなどが特に印象に残りました。

分科会「憲法九条を生かした非核平和の運動」に2人で参加しました。
海外代表者など28人が参加。NPT世界大会に参加した人たちは、今年集めた700万近くの署名の重みを実感し核兵器はなくせると確信したと発言。

新婦人の神戸垂水支部のヤングママは子連れで参加。「いつも9条ファッションを身に付け、親子リズム、コーラス、フラダンス小組などで署名、カンパを訴え、9条Tシャツも作成、販売している。今大会にも3人代表が来た」と。長野民医連の青年は「長野→飯田間200キロを自転車でアピール宣伝(ピーチャリ活動)」などの報告が心に残りました。

また、「オバマ氏の『核兵器のない世界』とノーベル平和賞受賞式での『正義の戦争』の存続の肯定は矛盾するが、草の根の活動で『核のない世界』を強める方にしなければならない」「『戦争の放棄』を主張してこそ説得力となる。戦争をすれば使用禁止していても必ず核兵器をつくるだろう。核廃絶と日本国憲法の世界化は同時に求めなければならない課題である」との言葉に心を揺さぶられました。

核兵器なくそう「女性のつどい」(8/5)には、国内外から1400人が参加し、女性たちが多くの運動の担い手となっていることが発言されました。平和のメッセンジャーとして世界各地で活躍する「広島ジュニアマリンバアンサンブル」の子どもたちが、すばらしい演奏と客席の間をとびまわる躍動感ある動きで参加者を楽しませてくれました。

3日間通して
発言者の一生懸命な活動報告を聞き、感心、感動の連続でした。支部でも署名活動をがんばったつもりだったが、まだまだという思いです。奈良県代表はじめ、大会参加者に若い人達が多いことに喜びを感じました。本当に参加してよかったです。(Mさん)
  
 何もしていない不器用な自分でも何かできることはある。そして被爆者と交流して何をすればよいか真剣に模索している若者たちの“被爆者とともに大河の一滴となってピースメーカーとして生きていこう”の言葉に同調したい。たくさんの感動をいただきました。(Tさん)