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「跳んで埼玉」感想

【ネタバレ】

◎「跳んで埼玉」

「何も無いけど いい所!」
「空前絶後のディスり合戦開幕!」
「あなたはまだ、埼玉を知らない――?」

総合評価は上中下で上の下くらい。
2020年2月8日に地上波初放送(ノーカット)していました。

2019年2月22日(金)公開、武内英樹監督、徳永友一脚本、魔夜峰央原作、107分。
壇ノ浦百美(二階堂ふみ)、麻実麗(GACKT)、阿久津翔(伊勢谷友介)、埼玉県人の青年(間宮祥太朗)、下川信男(加藤諒)、壇ノ浦建造(東京都知事)(中尾彬)、壇ノ浦恵子(武田久美子)、神奈川県知事(竹中直人)、埼玉デューク(京本政樹)、
菅原好海(ブラザートム)、菅原真紀(麻生久美子)、菅原愛海(島崎遥香)、五十嵐春翔(成田凌)など。


東京は埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、特に埼玉と千葉を差別していて通行手形がないと東京に入れないとか、神奈川とは手を組んでいて、神奈川も埼玉などの人が入ってくるのが嫌なので東京を利用していて、良くできたギャグでした。

そういう差別によって、東京と神奈川は金持ち、埼玉や千葉などは貧乏が続いているというね。

最後に麗が勝利の雄たけびをあげるときの声が迫力に欠けたところだけが、マイナスです。

○最初は埼玉県人をバカにしつつ、埼玉県人の誇り、を訴える麗などに触発されて埼玉県人が東京に立ち向かうということでした。
埼玉県人かどうかを確かめるのに、「踏み絵」ならぬ、「踏み草加せんべい」というくだらなさがたまりません。

で、埼玉を差し置いて自分達だけ東京に認めてもらっていい思いをしようとする千葉が埼玉をつぶしに来たり。

それ以上に、同じ埼玉なのに浦和と大宮とその他の市の主導権争いというのは、浦和市と大宮市などが合併して さいたま市(2001年5月)になったときの主導権争いのゴタゴタも思い出しつつ、笑えるとともに、人間てどうしようもないな、と思いました。

で、東京に協力して埼玉をつぶせば千葉から東京への通行手形廃止をするというのが嘘だとバレ、埼玉と千葉が組んで東京に反乱。

本作はギャグですが、現実でも各都道府県や、各国や、学校などでのグループやらに似たような状況は生じているのですが、そこまでは考えないで楽しんだもの勝ちでしょう。

○(本作では)東京の中でも、多摩地区や、23区でも都会的でない地域は東京人の中で差別されています。
多摩地区で生まれ育った私としては、23区都会人のそういう傾向は元より現実でも感じているところです(笑)。

TVなどでタレントなどがそういう発言をしていたのが最大の原因だと思います。

○さて、女性が演じているので百美が女子、もしくは、男子として育てられて男子として振舞っているけれど実は女子、と思ったら、男子でした。麗に口付けされて惚れてしまったり、BL要素もありましたね。

美少年BLとしても有名な「パタリロ!」の原作者と同じなので、なるほど、と思いました。


【shin】


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