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幕末Rock、ろこどる、スミ子感想。歌が共通点?

2014年夏アニメの感想の続きです。
この3本を並べた理由は特になく、結果として歌が共通点かも、といった程度です。

◎「幕末Rock」(全12話)

○ 江戸時代らしいのに、エレキギターがあったり電気があったりサイリウムがあったりカメラがあったりモニターがあったり。

土方歳三(cv森川智之)や沖田総司(cv小野賢章)らの新撰組のヘブンズソング(天歌)以外の音楽が禁止されている世にあって、坂本龍馬(cv谷山紀章)、高杉晋作(cv鈴木達央)、桂小五郎(cv森久保祥太郎)の自由なロックが挑み、すねた子供の徳川将軍をロックで救ったり、ロックが勝つという。

女子向けなのでしょう、そこそこ美男子の物語。

アニメジャパン2014にて。





○ ヘブンズソングで民の心を支配し、支配を強化しようという幕府です。ロックというのは元々は反体制でサブカルチャーですが、現実世界の現在のロックはあまり反体制でもサブカルでもなくなっています。反体制やサブカルのロックをしている者もいますが、今やロックはメインカルチャー(主流文化)になっています。

それはそれで構わないので、新たなサブカルが出て来れば良いだけのことです。

このアニメでの龍馬らのロックはサブカルで反体制ですが、それは幕府が禁止しているからであり、これまでのヘブンズソングとは異なる珍しい音楽だからであり。ただ、このアニメでのロックは、歌詞も曲も少し甘ったるくて少しゆるく、それで反体制のロックなのだろうか?、と。

ロックはパッションだとアニメでも言っていますが、このアニメでは怒りをぶつけた反体制の歌なのだからもう少しとんがった歌詞と曲であるべきだろうとは思いますが、この歌を現実世界で売ることを考えると仕方ないのでしょうね。


○ 毎回のように脱ぐ。ロックしながら脱ぐ。演奏しながら脱ぐ。歌いながら脱ぐ。

競泳でなくても裸を見せる方法があったのか!

そうまでして裸を見せるのか!

という驚きがありました・・・・・・・・・・



◎「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」(全12話)



○ 千葉県流山市をモデルにした架空の市、田舎の流川市のPRのため、叔父に頼まれて流れですることになってしまった宇佐美奈々子(cv伊藤美来)と、ローカル・アイドルになりたくてなった小日向縁(cv三澤紗千香)らの女子高生の、日常系が主ですがアイドル+日常系の物語。歌ったり、イベントの司会をしたり。

つまらないわけではなかったですが、

キャラの外見の可愛らしさの不足なのか(でもそれは、ローカルアイドルですから可愛い萌キャラだと不自然ですし。)、

声の魅力の少しの不足なのか(悪くはなかったですが。)、

そもそもの物語に興味が持てなかったからなのか、

三ヶ月ゆい(cv吉岡麻耶)や名都借みらい(cv水瀬いのり)が中に入る流川市の ゆるキャラの魚心くん(うおごころくん)も含めて、

だから何なの、という感じも。好みの問題でしょう。


○ 最終話、地元の祭りでは、2人が登場すると地元の人々が喜んだり、根付いて支持されるようになったところは微笑ましかったですし、奈々子のドジっぷり、自己紹介で「なにゃこ」と噛むお約束は少しあざとかったものの(奈々子はワザとドジしているわけではないけれど、制作者があざとい。)、一所懸命さは少しだけ微笑ましかったですが。



◎「スミ子」(全8話)

5分枠。歌が好きで小3の吉田スミ子(cv菊池こころ)、父で長距離トラック運転手なので不在がちの吉田熊五郎(cv三木眞一郎)、母の吉田さくら(cv武田華)。


裕福ではないけれど(現在の基準からすると貧しい部類な気はしますが。)、昭和の基準では標準的と思われる経済状況の、明るく仲が良く元気な家族の日常コメディ。ほのぼのとした感じで悪くはないですが、あとは好みの問題でしょう。

ほのぼのした役の三木さんは良かったです。


とにかく、子供は頭がでかい!


【shin】
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