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「話数単位で選ぶ、2021年TVアニメ10選」

【ネタバレ】

◎「話数単位で選ぶ、2021年TVアニメ10選」

 aninado(@aninado_tw)さんが集計されている「話数単位で選ぶ、2021年TVアニメ10選」、2021年も選んでみました。aninadoさん、ありがとうございます。

 2021年のTVアニメは、尻すぼみな感はありましたが、全体として見ればまずまずだったと思います。
 今年は、どれを選ぶかはあまり迷いませんでしたが、いつもよりは、物語が良かったというよりはエピソードが良かったというものを多く選んだような気もします(他にあれば入れないけれど、というものがいくつかあったり・・・)。H系のショートアニメを入れるかは少しだけ迷いましたが、アレはいつものパターンのアレですし(そのワンパターンが良いのですが。)、他の選択肢がある今回はまあいいかと。

 「異世界食堂2」(秋)みたいに全体として良いのですがこの1話というのが無いものもあれば、「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝2nd SEASON -覚醒前夜-」(夏)みたいに「魔法少女まどか☆マギカ」(2011年冬)が良すぎてどうしても比べてしまうものもあったり、「ルパン三世 PART6」(秋から2022年)みたいにルパン三世シリーズはもやは殿堂入りなんじゃないかという感もあって入れるハードルをとても上げているものもあったり(なお、(物語とは別の観点で言えば、)10話「ダーウィンの鳥」のミハイル(cv上田燿司)の外見やたたずまいや話し方や声の、優雅さや美しさは特に良かったです。)。

○入れるかをほんの少しだけ考えたのは以下の2作。
 「どすこい すしずもう」(春から放送の、5分枠でのショートアニメ。)、いろいろな寿司が力士になって相撲をするのですが、それぞれの特徴を生かした戦い方です。投げつけたイクラをシラスが食べたり(イクラ軍艦vsシラス軍艦)、キュウリの細巻きが中身のキュウリを飛び出させたり、空を飛んだりと何でもありで、相撲として見ると眉をしかめるしかありませんが、プロレスとして見れば意外性のあるギャグです。

 「ひぐらしのなく頃に 卒」の14話「神楽し編 其の参」、あの殺し合いはもはやギャグ。2021年一番の驚きのギャグ展開でした(笑)。

○「話数単位で選ぶ、2021年TVアニメ10選」ルール
・2021年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。
・集計対象は2021年中に公開されたものとします。

○選んだ10作品は以下。
 台詞で表現しているからこそ良かったものと、セリフが無いor少ないからこそ良かったものがあって、アニメファンとしてはどちらでも良いものは良いということでいいのですが、声優ファンとしてはと思うとほんの少しだけ複雑です(笑)。
「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」 2話「譲れないから!」
「BEASTARS」 14話(2期2話)「灰色の警察犬とりあえず走ってる」
「回復術士のやり直し」 2話「回復術士は、フレア王女を壊す!」
「ゆるキャン△ SEASON2」 4話「バイトのお金で何を買う?」
「のんのんびより のんすとっぷ」 11話「酔っぱらって思い出した」
「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」 3話「共同生活」
「SSSS.DYNAZENON」 8話「揺れ動く気持ちって、なに?」
「オッドタクシー」 最終13話「どちらまで?」
「Sonny Boy」 最終12話「二年間の休暇」
「古見さんは、コミュ症です。」 1話「コミュ01「喋りたいんです。」」

【冬アニメ】
◎「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」
 2話「譲れないから!」
 骨折したトウカイテイオー(cv Machico)がリハビリにはげむも間に合わず菊花賞を欠場、心が折れそうになって。競馬場で菊花賞を見ながら、出られなくて悔し涙のトウカイテイオー。一方、出走馬は、トウカイテイオーがいないから勝ったと言わせないためにも必死に走り、それを見てトウカイテイオーはやる気になるという。
 単に必死に頑張るというのも良いものです

◎「BEASTARS」(ビースターズ)
 14話(2期2話)「灰色の警察犬とりあえず走ってる」
 ハイイロオオカミのレゴシ(cv小林親弘)とガラガラヘビで警備員のロクメ(cvくじら)のやり取りが面白かったです。その後、レゴシが犯人捜しをすることになっての、ロクメが言っていたようにレゴシの凄いところがさりげなく描かれたり、レゴシ本人にその自覚が無かったり。

◎「回復術士のやり直し」
 2話「回復術士は、フレア王女を壊す!」
 ケヤル(ケヤルガ)(cv保住有哉)のクズさが王女のフレア(フレイア)(cv渋谷彩乃)のクズさで帳消しになるくらいのフレアのクズさ。フレアらに凄くひどいことをされ(フレアがケヤルを虐待し、男女の部下にケヤルをレイプさせたり、ケヤルに魔術の無茶な使い方をさせたりしていたので、ケヤルがフレアをレイプしたり、ケヤルが男の部下に復讐したり、フレアの顔と記憶を改竄してケヤルにベタ惚れさせたり。ATーXでも見たので、その様子が分かるように描かれています。)、半分は同じこと半分は違うことで復讐をするというアニメですが、その復讐の始まりが2話。フレアは泣いて土下座してゆるしてもらおうとしますが、ケヤルがゆるしても、フレアはこれまで以上にケヤルを虐待等するに決まっています。また、ケヤルはフレアに何もされなければ悪人にもクズにもならなかったので、最初にやったフレアの方がより悪人でクズです。
 共にクズ過ぎてクズなこともあって見ていて嫌になるような描き方ではあまりないので、2人ともクズ過ぎてクズなので、落ちるところまで落ちるということだろうかと、クズ過ぎてクズなところがむしろ清々しいです(フィクションですから。)。

◎「ゆるキャン△ SEASON2」
 4話「バイトのお金で何を買う?」
 2期は10話から最終13話が伊豆半島の観光案内みたいになってしまったので少しガッカリでした(とは言え、車で伊豆半島一周をしたことがありますし(たぶん、3回。)、またしたいと思う程度には伊豆半島のワインディングロードも食べ物も景色も好きです。主に西側の、ですが。)。
 4話は、メインキャラ5人のそれぞれの日常会話から(特に、これまでと違って、ソロキャンもしてみたいと思うようになった各務原なでしこ(cv花守ゆみり)、皆とキャンプもいいなと思うようになった志摩リン(cv東山奈央)の2人の変化。)。で、なでしこにバイトを紹介の姉の各務原桜(cv井上麻里奈)。アレコレあって、ED曲がかかって今回も良かったと思っていたらの、寒がりで使い捨てカイロが手放せない姉の車に夜中にカイロ(繰り返し利用できるもの。)を置いて、朝に姉が気付くという。
 相変わらずの、ベタベタしない友情や姉妹の関係が良いです

◎「のんのんびより のんすとっぷ」
 11話「酔っぱらって思い出した」
 駄菓子屋(加賀山楓)(cv佐藤利奈)が赤ちゃんの宮内れんげ(cv小岩井ことり)を可愛がっているところを、酔っぱらって思い出したり。れんげが寝た22時くらいかられんげの家で宮内一穂(cv名塚佳織)と飲んで酔いましたが、れんげが起きてくるとシャキッとする駄菓子屋。れんげにこんなところは見せられないのだと。酔って布団で寝ていると、れんげがまた起きてきて布団をかけて片手で布団を「よしよし」とするとか、れんげが去って涙ぐむ駄菓子屋とか。成長が嬉しいとともに、寂しくもある駄菓子屋ということです。
 その前に、れんげが年下の女子と遊んでいるときに、自分が気をつけないといけないみたいなことを駄菓子屋に言っていて、成長したと思うとともに自分から離れていくことに寂しさも感じていた駄菓子屋というシーンもあり。赤ちゃんの時も、れんげは、駄菓子屋にはなんだかんだで一番懐いていましたし。
 れんげと駄菓子屋のシーンはどれも良いです

【春アニメ】
◎「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」
 3話「共同生活」
 真面目な良い子なのですが、尤もな理由があって家出をして、何人かの男性の家に寝泊まりさせてもらいながらあたり前のようにHなこともしてきた荻原沙優(cv市ノ瀬加那)。吉田(cv興津和幸)のところで寝泊まりするようになって(Hとかはしていない。)、3話で2人が本音を言いあって、沙優はひどいことにはならないだろうと視聴者に思わせるようなやりとりが良かったです。ほぼ最初から、沙優がひどいことにはなりそうにない雰囲気はありましたが、とは言えフィクションですからどうとでも描けます。全体として、吉田の同僚などが良い人ばかり過ぎてご都合主義ではありますが、沙優がひどいことになるのは見たくないと思いながら見ていました。

◎「SSSS.DYNAZENON」(ダイナゼノン)
 8話「揺れ動く気持ちって、なに?」
 青春や恋っていいね、という回。最初の方で麻中蓬(cv榎木淳弥)が南夢芽(cv若山詩音)に「なんか、どっか寄ってかない?」、夢芽「どっかって?」、蓬「え、まあ、どこでもいいんだけどさ・・・」というやり取りからの、怪獣が現れたのでその話は終わってからの、怪獣とのバトルをはさんでからの、最後の方で夢芽が蓬に、お腹が空いたからどこかに寄って行かないかと言い、蓬がどこかってどこと言うと、夢芽「どこだっていいよ」、蓬「うん」と言った回。
 何処とも決めていないのは、最初の蓬は、夢芽にどう思われているのか少し自信が無いからでもあるのでしょうし、最後の夢芽は、蓬の気持ちと自分の気持ちに気づいて区切りをつけ、蓬と一緒ならどこでもいいということでもあるのでしょう
 2人の気持ちのやりとり、夢芽が少し前向きになったところが良かったです。

◎「オッドタクシー」
 最終13話「どちらまで?」
 (小戸川宏を演じる花江夏樹さんはこういう声も出すのかと思いつつ1話から見ていましたが、)13話で、日常と思って見ていたものが「異常」だったとか、いろいろと種明かしが特に良かったです。なお、最近はそういうアニメが結構あるのでこれもそうだと思うのが一般的かと。
 因みに、そういう種明かしがなくても良いアニメになったと思います。

【夏アニメ】
◎「Sonny Boy」(サニーボーイ)
 最終12話「二年間の休暇」
 長良(cv市川蒼)と瑞穂(cv悠木碧)の台詞を少なめにして、変わった映像表現や、音楽や、無音、で表しているシーンが多くて、映像や音楽の使い方が良かったです。(11話までの積み重ねがあった上でというのはもちろんです。)
 あと、他作を含めて、悠木碧さんは良いです。あと、本作では希の役でしたが、他作を含めて、大西沙織さんも助演として良い味を出しています。

【秋アニメ】
◎「古見さんは、コミュ症です。」
 1話「コミュ01「喋りたいんです。」」
 黒板のシーン、古見硝子(cv古賀葵)(コミュ症のため緊張して他人とほぼ話せないので、ノートに文字を書いて意思疎通を図ることが多い。)と只野仁人(cv梶原岳人)が黒板に文字を書くことで対話するシーンが特に良かったです。只野に夢はと聞かれて古見が「友達100人作ることです。」と書いて、只野が、1人目は自分がなるから99人の友達作りを手伝うと書いて、照れたり。
 あと、全話とおしてですが、古見は実際に美人なのですが、超絶美人に見えるのが不思議に思いながら見ていました。口数の少ないキャラは好きなので、それも一因とは思います。


【shin】


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