思い付きブログ

きみの声をとどけたい感想。気楽に見る分には、爽やかな青春のキセキとして楽しめるかも

【ネタバレ】

◎「きみの声をとどけたい」

「本気のコトバは、本気のネガイは、いつか現実になるんだよ。」
「この夏、湘南で 小さなキセキがおこる」


総合評価2点(5点満点)

2017年8月25日公開、伊藤尚往監督、石川学脚本、94分。
2018年8月25日のTV(CS)放送を見ました。

行合なぎさ(cv片平美那)、龍ノ口かえで(cv田中有紀)、土橋雫(cv岩淵桃音)、浜須賀夕(cv飯野美紗子)、中原あやめ(cv神戸光歩)、琵琶小路乙葉(cv鈴木陽斗実)、矢沢紫音/矢沢朱音(紫音の母)(cv三森すずこ)、
小動大悟(cv梶裕貴)、川袋将暉(cv鈴木達央)など。

メイン7人のうち三森さん以外の6人は新人で、「NOW ON AIR」として主題歌も歌っています。演技力が今一つな人も何人かいて少し気になりますが、まあ、そのくらいは目をつむりましょう。

何も考えずに気楽に見る分には、爽やかな青春のキセキとして楽しめるかも。










○ 幼馴染みで一緒にいることが多かったのに、高校は別で、かえでと夕の何年も目からの因縁に基づく喧嘩、主にかえでが悪いのですが、最後でいつの間にか仲直りしていたのは本題ではないから省いたのでしょう。

仲直りするようにミニFMラジオでなぎさが言っていましたが、それで仲直りしたというのもねえ・・・
そもそも、内輪の喧嘩をラジオで仲直りしてと当の2人に訴えるというのもねえ・・・

・「言葉にはね、タマシイが宿っているんだよ。コトダマって言ってね」と皆に言うなぎさ、幼少時に聞いた祖母の言葉を信じているわけで(コトダマは言霊のことだと推測。)。

そのコトダマの力ということでもあるのでしょうけれど。
いや、コトダマに力があるなら、ラジオで言わなくても、直接2人に言えばいいだけですし。


○ 口にした事が現実になったりして、コトダマがあるというファンタジーを示しつつ、なぎさだけがコトダマが見える事を示しつつ、最後のラジオで、町の皆にコトダマが見えるようになり、治ってほしいというコトダマの力で10年以上も意識不明だった朱音が意識を取り戻すというキセキ。

ここだけ取り上げれば感動的とも言えますが・・・

このコトダマで朱音が治ったという事は、治ることを祈っていた、でも治らないから諦めようとしていた紫音の思いが弱かったという事でもあります(紫音は、最近は諦めかけていますが、少なくとも当初は町の人よりずっと強く、治ることを祈っていたはずだと思のですが・・・祈った人数が多いから治ったという事ではバカらしいですし。)。

諦めるなという意味の事をなぎさは紫音に言いましたが、諦めない事の辛さ、わずかな希望しかないからこその絶望の深さを分かっていないコトダマだという事になぎさは気づいていません。
そこは高校生という子供だからとも言えますし、他人のためにアレコレしているわけではなく自分のために他人に関わっているということになぎさは気づいていないという事でもあります。



【shin】
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「  アニメ2017年感想等」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事