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無彩限のファントム・ワールド、少女たちは荒野を目指す 感想

【ネタバレ】
2016年冬アニメの感想の続きです。

◎「無彩限のファントム・ワールド」(全13話)

総合評価3.5点(5点満点)

一条晴彦(cv下野紘)、川神舞(cv上坂すみれ)、和泉玲奈(cv早見沙織)、水無瀬小糸(みなせこいと)(cv内田真礼)、諸橋翔介(cv阪口大助)、ファントムだけど晴彦に懐いていて悪さをしないルル(cv田所あずさ)など。


○ 1話。10数年前、爆破テロによるバイオハザードにより脳に達することができる特殊ウイルスが流出したため、脳機能が変化した結果、誰もがファントム(幽霊や妖怪やその類)が見えるようになった世の中。さらに、乳幼児への感染で異能力が発現。

悪さをするファントムもいれば、友好的なファントムもいて、悪さをするファントムを倒すと報酬(品もの)がもらえるということで、そういう高校生達の物語。

電柱のファントムを倒す時に舞がリンボーダンスをして、胸が大きいから無理かと思ったら揺らしてへこんだ時にすり抜けるという神業に笑い。

その後に胸を抱えて照れていたのは、ブラが外れたからという話も聞こえてきましたが、その後にブラを直した形跡もなければ、晴彦に怒るときに両手をおろしたのに胸は気にしていませんから、単に胸を揺らしたことが恥ずかしかっただけで、外れたとは言えないのでは。制作者がそうだと言ったのなら、画面に見えないところでブラを直したということでいいですが。

舞は戦う担当、玲奈は食べてファントムを封じ込め、絵を書いてスケッチブックに封じ込める晴彦より優秀なので、晴彦は一緒に戦ってくれるファントムをスケッチブックで召喚したり。

バトルとラブコメ、もちろん、日常もピンチも少しのお色気もあり。

○ 毎話の冒頭で晴彦から少し硬めの話や哲学的な話が合って、哲学的な雰囲気を出していますが、本編はそれほどでもないものの哲学的な雰囲気を意識させつつの物語。
それはそれで、格好良いと思う人もいるでしょうし、今更かよと思う人もいるでしょう。私はどちらかというと後者に感じましたが。

それでも、少しえっちぃシーンも交えつつのコメディを、哲学的な雰囲気を意識させつつ引き締めているところ、上手くできた物語でした。4点以上だと言う人がいても不思議ではありません。

あまり哲学的にすると視聴者がついてこれなくなるかもしれないので、妥当なバランスだったと思います。






◎「少女たちは荒野を目指す」(全12話)

総合評価2.5点(5点満点)

ゲームを作って売ろうという高校生が集まっての部活であり、友情や喧嘩であり、友達作りが苦手な高校生の友達作りであり、リーダーの黒田が兄の借金返済のためにゲーム作りを始めたと知ってひと悶着あったり、何故か他の同人サークルとゲームの売上競争になったり。

テルハが人付き合いがとても苦手で、自分でもいけないと分かっているのに自分勝手にふるまってしまい、仲違いの切っ掛けになったり。

皆のために頑張りすぎて、とはいえ実は自分の存在意義を示したいというのが一番の理由ですが、それで倒れて却って迷惑をかける うぐいす だったり(4話)。

アニメにありがちなエピソードの寄せ集めのような話で、それがそのまま寄せ集めのように見えたところはどうかと思いましたが、細かいことを気にしなければ結構楽しめるコメディなのでは。

北条文太郎(cv山下誠一郎)、黒田砂雪(cv千菅春香)、安東テルハ(cv明坂聡美)、結城うぐいす(cv佐藤聡美)、小早川夕夏(cv花澤香菜)、甲斐亜登夢(かい あとむ)(cv豊永利行)など。

○ 2話。秋葉原のメイド喫茶でバイトのテルハ、メイドの時の萌え声とテルハに戻ったときの声の落差が楽しい。
早くも、ゲーム作りのメンバーが揃いました。

○ 3話。テルハと夕香が喧嘩。もともと仲が良くなさそうでしたし。まあ、ゲーム作りのために仲直りしましたが、このくらいの波乱がないと、物語としても面白みに欠けるということでしょうけれど、1話からそうなることが予想されましたから、ハイハイという感じ。





アニメジャパン2016にて。



【shin】
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