これだけは…言わせてくれ…
も、萌えた!
乾と不二は本当に良い友人関係なんだな、という公式設定も
出てきたし。ほら、乾海って必ず不二の助けがいるじゃない?
IKGS2のアンケート時もイヌカイカフェに一番に来るメンバーはダントツ不二さまでした!
何より海堂がミイラじゃなかった、乾先輩につきっきりな所が!!!
不二の試合も気になるし、越前の様子も気になるだろうに…
乾先輩の側を離れない。
なんかさ~ほんと、乾海はリアルに結婚しそうだよね。
毎度毎度言うけど、普通に自然に一緒にいそうだもん。
■包帯巻々総合病院看護日記
こんにちは、私マキコ、今年看護士になりたての新人です。
病院に勤めていると色んな患者さんに会うのですが、この前の患者さんは
今までにない衝撃でした。
運ばれてきたのはなんと中学生、誰かに殴られたのか全身血まみれで
一目で喧嘩だと思い慌てて包帯を用意していた時でした。
診察室から院長のすっとんきょうな声が聞こえてきました。
「え?テニスの試合で?!」
ふと待合室を見ると確かにテニスウェアでラケットを持った少年が不安そうな表情で診察結果を待っているではないですか。
ちらりと視線を投げかけるとその少年は今にも泣き出しそうな顔で
「先輩は…大丈夫なんすか?」
と聞いてきます。外傷は酷く見えますが命に別状があるようなことはないので、そう告げると、その少年は安堵したようでほっと息を吐き出しています。
一見強面だけど何だか可愛い少年です。
診察室に入るとそこには先輩と呼ばれた少年が擦り傷を消毒されています。
私は包帯でぐるぐると彼の顔を巻き、眼鏡を外します。
「…あら!貴方眼鏡外すとカッコいいのね」
するとその少年は「眼鏡がないと何も見えないんで、かけてもいいですか?」
と謙虚にお願いしてきました。
包帯姿で眼鏡をかけるとまさにミイラ男みたいになってしまいましたが、
本人がそれに満足そうなのでそのまま病室へ移動します。
ミイラな少年の腕を支えながら心配そうに先ほどの少年が付き添って部屋に入っていきました。
しばらくして先輩看護婦の数人がキャーキャーいう声が聞こえてきました。
さらに「マキコ、あなた包帯を替えに行く時はノックして入らないと駄目よ」
なんて言われ何事かと思いながらもミイラ少年の部屋をノックしました。
「乾さ~ん、包帯交換しますよ~」
わざわざ部屋の扉の前で告げると、ギシッとベッドが軋む音がしました。
キィと音を立てて扉を開けるとそこには先ほどの可愛い少年が真っ赤な顔で口の周りを拭っています。よく見るとTシャツのすそがめくりあがっていて、慌ててそれを直しているではないのですか。
眼鏡の乾君の包帯もぐちゃぐちゃになっていて、一度外したような感じです。
「包帯外しちゃ駄目ですよ」
「…すみません、ちょっと我慢できなくて」
付き添いの少年は顔を赤くして下を向いていますし、眼鏡の少年は何だか嬉しそうに見えます。
手早く包帯を巻きなおしてから部屋を出ると先輩看護婦達が色めきだっていました。
数時間後、その二人の少年が再び試合会場に向かうため病院を出ていく姿を目撃して、思わず「あっ!」と叫んでしまいました。
なんと二人は病院を出た途端、手を繋ぎだしたのです。
「何かね、眼鏡クンの方が告白して上手くいったみたいよ」
フフフと先輩看護婦が微笑んで教えてくれました。
何だかその事実に腹の底からわきあがるような萌えを覚えてしまい、それからというものテニスラケットを持っている少年に会うと妙に胸がドキドキしてしまうようになってしまいました。
終わり
包帯マキコさんの日記より(笑)
も、萌えた!
乾と不二は本当に良い友人関係なんだな、という公式設定も
出てきたし。ほら、乾海って必ず不二の助けがいるじゃない?
IKGS2のアンケート時もイヌカイカフェに一番に来るメンバーはダントツ不二さまでした!
何より海堂がミイラじゃなかった、乾先輩につきっきりな所が!!!
不二の試合も気になるし、越前の様子も気になるだろうに…
乾先輩の側を離れない。
なんかさ~ほんと、乾海はリアルに結婚しそうだよね。
毎度毎度言うけど、普通に自然に一緒にいそうだもん。
■包帯巻々総合病院看護日記
こんにちは、私マキコ、今年看護士になりたての新人です。
病院に勤めていると色んな患者さんに会うのですが、この前の患者さんは
今までにない衝撃でした。
運ばれてきたのはなんと中学生、誰かに殴られたのか全身血まみれで
一目で喧嘩だと思い慌てて包帯を用意していた時でした。
診察室から院長のすっとんきょうな声が聞こえてきました。
「え?テニスの試合で?!」
ふと待合室を見ると確かにテニスウェアでラケットを持った少年が不安そうな表情で診察結果を待っているではないですか。
ちらりと視線を投げかけるとその少年は今にも泣き出しそうな顔で
「先輩は…大丈夫なんすか?」
と聞いてきます。外傷は酷く見えますが命に別状があるようなことはないので、そう告げると、その少年は安堵したようでほっと息を吐き出しています。
一見強面だけど何だか可愛い少年です。
診察室に入るとそこには先輩と呼ばれた少年が擦り傷を消毒されています。
私は包帯でぐるぐると彼の顔を巻き、眼鏡を外します。
「…あら!貴方眼鏡外すとカッコいいのね」
するとその少年は「眼鏡がないと何も見えないんで、かけてもいいですか?」
と謙虚にお願いしてきました。
包帯姿で眼鏡をかけるとまさにミイラ男みたいになってしまいましたが、
本人がそれに満足そうなのでそのまま病室へ移動します。
ミイラな少年の腕を支えながら心配そうに先ほどの少年が付き添って部屋に入っていきました。
しばらくして先輩看護婦の数人がキャーキャーいう声が聞こえてきました。
さらに「マキコ、あなた包帯を替えに行く時はノックして入らないと駄目よ」
なんて言われ何事かと思いながらもミイラ少年の部屋をノックしました。
「乾さ~ん、包帯交換しますよ~」
わざわざ部屋の扉の前で告げると、ギシッとベッドが軋む音がしました。
キィと音を立てて扉を開けるとそこには先ほどの可愛い少年が真っ赤な顔で口の周りを拭っています。よく見るとTシャツのすそがめくりあがっていて、慌ててそれを直しているではないのですか。
眼鏡の乾君の包帯もぐちゃぐちゃになっていて、一度外したような感じです。
「包帯外しちゃ駄目ですよ」
「…すみません、ちょっと我慢できなくて」
付き添いの少年は顔を赤くして下を向いていますし、眼鏡の少年は何だか嬉しそうに見えます。
手早く包帯を巻きなおしてから部屋を出ると先輩看護婦達が色めきだっていました。
数時間後、その二人の少年が再び試合会場に向かうため病院を出ていく姿を目撃して、思わず「あっ!」と叫んでしまいました。
なんと二人は病院を出た途端、手を繋ぎだしたのです。
「何かね、眼鏡クンの方が告白して上手くいったみたいよ」
フフフと先輩看護婦が微笑んで教えてくれました。
何だかその事実に腹の底からわきあがるような萌えを覚えてしまい、それからというものテニスラケットを持っている少年に会うと妙に胸がドキドキしてしまうようになってしまいました。
終わり
包帯マキコさんの日記より(笑)