東北地方太平洋沖地震 後半

バスが運行再開し、錦糸町駅に向かう。


錦糸町駅行きのバスから撮った東京スカイツリーの写真。被害はほとんど見られない。

ちなみに、東京タワーは天辺のアンテナが少し曲がったようだ。



錦糸町駅に到着。いまだに人があふれかえっている。


駅ビル内のRIVINは地震のため閉店したようだ。


エスカレーターはもちろん停止。二階に行くために上ったが、なんとなく不思議な感じがする。


ここからは大塚駅行きのバスの列に並んだが、数時間まっても一向に来る気配がないため、隣の日暮里駅行きのバスに乗る。


バスの運転手の方が「池袋に行きたい方は浅草で乗り換えたほうがいい」と教えてくれたので、浅草で降りる。


雷門のバス停でまた数時間待ったが、一台もバスが来ない。降車用のバス停にバスが来たので、走ってその運転手の方に聞いてみると、相当乱れているようだ。

バス停を変えてみてもバスが来ないので、このままここで一夜を過ごすことも考え始めたころ、父の聞いていたラジオから「大江戸線運転再開」との情報が入ってきた。すでに銀座線が運転していたので、上野広小路で乗り換えれば、歩いて家まで帰れる「練馬駅」までいくことができる。これで帰れそうだ。

銀座線はまだまだすいていた。おそらくまだ多くの人が運転していることを知らないのだろう。


大江戸線上野御徒町（上野広小路の隣接駅）に到着。駅の電光掲示板は「調整中」となっていた。この時点でもう６時間半もたっている。


都庁前で光が丘行きに乗り換え。ホームに入ったはいいが、人が多いためにかなり危険な状態だ。そしてとうとう近くで人が落ちてしまい、非常停止ボタンが作動。また大江戸線が止まってしまった。
ようやく再度動き出したが、またまたホームに新たな人が入ってきてしまう結果となり、不安になる。


ホームについてから３本目の電車にようやく乗ることができた。これで練馬駅まで帰れる。


１１時過ぎ、ようやく家に帰ることができた。家の中は特に２階が大きな被害を受けていた。とはいっても宮城とは比べ物にならないほどだが。


東北地方太平洋沖地震　その後に続く