駅前は相変わらずの人出で、人気の足湯は満員でした。
昭和30年代の熱海の人気を知る筆者にとっては、「まだまだ・・・」という気がするのですが、昭和40年代以降の凋落ぶりを思えば、驚異的な回復と言えるのでしょう。
そこで考えてみました。
その昔の千客万来の時代の再来はないでしょうが、熱海は強(したた)かに生き残っていくのに相違ありません。
何よりも熱海には強味があります。
湯量の豊富な温泉だけでなく、「昭和の魅力」がそのまま保存されているのですね。洋食屋やパン屋、風情のある遊技場、歩くだけでも雰囲気を味わえる花街、歴史を感じさせる和菓子店
などなど。
他所では真似できない数々の魅力あふれるスポットが生き残っているのですね。まさしく老若男女すべてが楽しめる観光名所なのです。
今の時期は梅、もう少しすると早咲きの桜、どの季節にも花を楽しめ、伊豆や箱根観光の拠点としても便利なのですから、国内有数の観光地の地位は揺るがない、と断言できます。
「次回は泊ってゆっくりしたいですね・・・」
同行者と急な坂を歩きながら、そんな話をしたものです。
全国各地で、「街に活気がない」「若い人の流失が止まらない」「観光客誘致がうまくいかない」などなどの嘆きが溢れています。規模の大小を問わず行政の担当者で集客に頭を痛めている方々、どうぞ自前で熱海にいらしてください。魅力ある観光地づくりの秘密に触れることが出来ると思います。
・・・と言っても、紫紺倶楽部の会場でもあるキャンパスは入場禁止になっていました。
毎年のことですが、入試期間中は外部の人間は入場できなくなるのです。受験生にとっては大変な季節ですが、これも試練のひとつですので、頑張ってもらいたいものです。
後半は紫紺倶楽部のご案内を。
そろそろ2018年度の紫紺倶楽部と嶋ゼミナールの日程が確定します。今月中に、ご案内できそうです。あわせて、企画中のテーマについても予告できそうですので、もうしばらくお待ちください。
3月11日(日)の第140回のゲストは建築家の大野正博さん。すでに130軒以上の木造住宅を手掛けていて、住む人にとって心地良い住宅を作り上げることを最優先に仕事されています。そんな「大野ファン」が満足して住み続ける住宅は全国各地にあります。
設計の基本的な考えから木の魅力までお話いただき、さらに、司会(小生です)が素人の立場から素朴な質問をする予定です。
《落語会開催のご案内》
新年度が始まる4月18日(水)、第二回あみ印寄席を開催します。出演は三遊亭楽天さん。会場は三越前のお江戸日本橋亭です。昨年11月に開いた第一回は60名にご来場いただきましたが、第二回は80名を目標に準備を進めています。入場料は2000円、
第三回は11月15日(木)です。2019年度の日程は5月頃に決められると存じます。
都心の足場の良い寄席で、午後のひと時をお過ごしください!
お申込み・お問い合わせは
紫紺倶楽部事務局
携帯 090-1702-5076
メール shimajyo.oripro@nifty.com まで
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