確かに、最近のテレビ、安直な作り・どの局も同じ出演者・下品な笑いの連続が目立ちます。つまらないのですね。
時々、力作も登場します。ところが、これが曲者なんですね。制作側が自画自賛するものは、まあ、概ねつまらないですね。制作費の大きいこと、出演者の豪華さを謳うものは、まあ、ハズレです。
TBSで「官僚たちの夏」というドラマが放映中です。城山三郎の原作をテレビドラマにしたものです。
ご覧になっていらっしゃる方も多いことでしょうが、現場の熱気が感じられる
力作だと思います。
司馬遼太郎「坂之上の雲」が、この秋から放送されます。内心、期待しているのです。明治という時代と、戦後の数十年間は似ているように思います。根拠はないのですが、似ていますよね?
「官僚たちの夏」ですが、ある新聞のテレビ評に、
「あの通産官僚たちが、後に天下り、優雅が渡り生活をしたかと思うと・・・」
とありました。視点が歪んでいます。検眼が必要なのではないでしょうか。
青天井だった時代、山のように制約があり、個人も企業も国家も力不足だった時代を(好きな表現ではありませんが)検証することは大きな意義があるようです。
通産省(現・経済産業省)だけでなく、多くの官庁が、企業が、そして個人が、どのようにして再起していったか・・・は調べつくせない大きなテーマではありますが、繰り返し取り上げてゆく価値があるのではないでしょうか。
書店に行けば、昭和後半あるいは明治維新から平成までを取り上げた本が増えています。描き方・取り上げ方は、著者によって大きく異なります。
小生が皆様のお力添えをいただいて進めている「紫紺倶楽部」も、毎回毎回のテーマは異なりますが、上記の「熱い時代」を中心にしています。
8月は夏休み。再開は、9月13日(日)。プロ野球の全盛期を取り上げます。
TBSのドラマ「官僚たちの夏」、放送は日曜日夜9時からです。
紫紺倶楽部のお問い合わせ・ご予約は
オリオンプロモーション 嶋 まで
携帯090-1702-5076
ファックス03-3689-9732
メールshimajyo.oripro@nifty.com
嶋 丈太郎
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