オリオンプロモーション

昭和30年代は 落語の黄金時代

 落語ブームが続いています。毎日毎日、都内だけでも数十回の落語会が開かれていて、どれも賑わっているそうです。若手からベテランまで、東京の落語界だけでも600人もの落語家がいて、前途は明るい・・・と言われていますよね。
 しかし、私はそうは思いません。輝くばかりの黄金時代を知っている身としては、「あの頃は、こんなものじゃなかったよ」と言いたいのです。

 あの頃・・・昭和30年代は、まさに落語の黄金時代でした。
 錚々たる顔ぶれが揃っていました。有難いことに、当時の名人上手の口演の多くが、最新の技術によって復刻され、発売されています。もし、しばらく大手レコード店に足を踏み入れていない方がいらしたら、ぜひ、ご覧ください。あの顔この顔、より取り見取り状態になっていますから。

 さて、どんな顔ぶれだったのか?
 東京オリンピックの数年前、昭和35年(1960)あたりですと・・・
 名人桂文楽        ご存知古今亭志ん生
 芝浜の三木助       よく来たなの鈴々舎馬風
 おばあさんの古今亭今輔  居酒屋の三遊亭金馬
 呼び出し電話の三遊亭円歌 とんがりこと林家正蔵
 とんち教室の春風亭柳橋  大好きだった三遊亭圓生
 あやつりの雷門助六    通好みの三笑亭可楽
 ほかにも、小さん、痴楽、三平、歌奴などなど、文字通り豪華絢爛、多彩な顔ぶれでしたね。

 21年生まれながら、ラジオを聴き、寄席に行きしている中で、上記の噺家さんたちの芸を堪能できたのです。
 で、まさしく黄金期を迎えていた当時のお話を、落語に造詣の深い吉田章一さんにお願いすることになりました。第11回紫紺倶楽部のテーマは「落語」です。

第11回紫紺倶楽部
会  場  明治大学(駿河台キャンパス)リバティタワー1階
タイトル  「昭和三十年代 落語の黄金時代」
日  時  11月 9日(日) 1時半 開場  2時 開演  4時 終演
ゲ ス ト  吉田 章一さん
入 場 料  3,000円


第10回紫紺倶楽部は10月26日(日)開催
タイトルは、「地図を楽しむ」
詳細は次号でご紹介します。


お問い合わせ・ご予約は
オリオンプロモーション 嶋 丈太郎 まで
携帯090-1702-5076
メールshimajyo.oripro@nifty.com



 
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