東京の開花宣言が出されて数日経過。3年間のブランクのせいもあって、今年は久しぶりににぎやかな花見風景が
全国各地で見られそうです。
満開の数日後に、千鳥ヶ淵に行くことに決めました。確か、『花筏(はないかだ)』と言うのでしたね、何とも
雅な名前をつけたものです。千鳥ヶ淵・・・おすすめします。
以前は、九段下から歩いて桜を鑑賞してから、フェアモントホテルで、紅茶とケーキを楽しむ・・・というのが
定番でしたが、あのホテルは高級マンションになってしまいました。
桜といえば思い出すのが、寝台列車。特に、寝台急行『銀河』の車窓から眺めた熱海近辺の桜。夜明け直前で、
ピンクでなく薄桃色でなく、薄っすらとした白なのですが、実に幻想的な景色でした。確か東山魁夷の絵に、
似たような景色が描かれていますね。桜の花が持つ魔力のようなものを感じながら見入っていたのです。
知人の平野啓子さんの語りの作品の中に、『しだれ桜』というものがあります。十数回は聴いています。
しかしながら、桜といえば染井吉野の方が好みです(平野さん、ご容赦を)。
そうそう。数十年前に吉野山の桜を見たことがありましたっけ。絶景でした。
・・・という具合に思い出が蘇ってくるのです。ぜひぜひ、桜の思い出を反芻してください。
紫紺倶楽部事務局
嶋 丈太郎
携帯090-1702-5076
shimajyo.oripro@nifty.com
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