渡良瀬橋夕景

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花の観察 キク科の仲間(サ~)…更新

2024年01月24日 | 花の観察

 鳥を探し始めて30年以上経ちますが、花の観察は、ほとんど素人なので、先輩について歩いて、いろいろ覚えています。もし間違いがありましたら、ごめんなさい。

◆キク科 日本には約350種が自生、帰化植物も100種以上

▲サワギク 在来種。細く裂けた葉に特徴があり、 ミズギクと比べ、花は1~2cmと小さく、花弁数は少ないが、背丈は1mを超えるものもある。花期は5~8月。奥武蔵・黒山三滝の情報

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの サワギク

▲シオザキソウ 荒地や道端で20~80cmと背丈は低いがだが、環境が良いと2~4mにも成長する。花から採れる精油はアロマオイルや香料として用いられる。花期は9~11月。東京・夢の島公園の情報

▲シラネアザミ 軽井沢植物園で撮影

▲シロヨメナ 在来種。山野に生える。高さ0.3〜1m。葉は長楕円状披針形で先は鋭くとがり、基部はくさび形。縁には大きな鋸歯がある。頭花は直径1.5〜2cmと小さく、舌状花は白色。総苞は筒状。花期は8〜11月。(野に咲く花)。ノコンギクとは変種関係

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの シロヨメナ

▲ジシバリ 観察ポイント:細い茎が所々から根を出して増えていく。葉は長い柄があり、円形。花期は4~7月。別名:イワニガナ

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ジシバリ

▲シラヤマギク 山地の乾いた草地や道ばたなどにふつうに見られる。高さ1〜1.5m。茎や葉には短毛があってざらざらする。下部の葉には狭い翼のある長い柄があり、葉身は長さ9〜24cm、幅6〜18cmの心形で先は鋭くとがり、ふちには粗い鋸歯がある。上部の葉ほど小さく、柄も短い。葉にはしばしば虫えいができる。頭花は直径1.8〜2.4cm。舌状花は白色、数は少ない。総苞片は3列に並び、長楕円形でふちは乾いた膜質。外片は内片より短い。そう果はややまるい倒卵状長楕円形。冠毛は長さ3.5〜4㎜。花期は8〜10月。(参考・野に咲く花)

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの シラヤマギク

▲シロバナニガナ 茎の上部に 集散花序に出し、白い頭花を付ける。舌状花が8~11枚。花期は5~7月

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの シロバナニガナ

▲シロバナタンポポ 人家の近くに生える。葉は長さ15〜20cm、幅3〜7cmの披針形で、羽状に中〜深裂する。ほかのタンポポにくらべると、立った感じがする。また葉や総苞は淡緑色で、葉の脈は白い。花茎は高さ30〜40cmになり、先端に白色の花を1個つける。頭花は直径約4cm。セイヨウタンポポと同じように単為生殖をする。総苞は開花時には長さ約2cm。総苞外片は卵状長楕円形または卵形で、内片より短く、上部には角状突起があって目立つ。そう果は褐色で長さ約4㎜の長楕円形。花期は4〜5月。(参考・野に咲く花)

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの シロバナタンポポ


▲セイタカアワダチソウ 多年草。川の土手や荒れ地に大群生し、高さ2.5mにもなる。地下茎を伸ばしてふえる。茎や葉には短毛があってざらざらする。葉は長さ6〜13cmの披針形で、先はとがる。茎の先に長さ10〜50cmの大型の円錐花序をだし、直径約6㎜の黄色の頭花を枝の上側にかたよって多数つける。舌状花は雌性で、舌状部は細くて小さく、長さ4㎜ほど。総苞は長さ3〜3.5㎜。総苞片は線形で3列に並ぶ。花期は10〜11月。(参考・野に咲く花)。漢字:背高泡立草

▲セイヨウタンポポ タンポポ属の多年草。葉の裂け方は変化が多く、一定していない。頭花は直径3.5〜5cm。総苞外片がつぼみのときから反り返っているのが特徴。北海道のものは葉が厚く、花も大きい。頭花はすべて両性の舌状花からなる。舌状花の先端には5歯がある。そう果は灰褐色。花期は3〜9月(参考・野に咲く花)。セイヨウタンポポの花粉がカントウタンポポについて雑種化したのが、雑種タンポポ。

▲センボンヤリ 山地や丘陵の日当たりのよい草地などに生える。葉は根もとに集まってロゼット状になる。春の葉は卵形で、縁には欠刻があり、裏面には白いクモ毛が密生する。秋の葉は長さ10〜16cm、幅3〜4cmの倒卵状長楕円形で、羽状に中裂する。頭花にも2型ある。春の花は直径約1.5cmで、高さ5〜15cmの花茎の先に1個つく。頭花はまわりに裏面が紫色を帯びた舌状花が1列に並び、中心部に筒状花がある。夏から秋には高さ30〜60cmの花茎をのばし、先端に閉鎖花を1個つける。閉鎖花は筒状花だけが集まったもので、長さ約1.5cmの総苞に包まれたまま実る。そう果は長さ約6㎜。冠毛は淡褐色で長さ約1cm。花期は4〜6月、9〜11月。(参考・野に咲く花)

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの センボンヤリ

▲タカアザミ 在来種。特徴:花は下向き、細かい総苞片が少し反り返る。花期は8〜10月。


▲タカサブロウ 在来種。別名:モトタカサブロウ。やや湿り気のある道ばたなどに生える。高さは20〜70cm。茎や葉には剛毛があってざらざらする。葉は対生し、長さ3〜10cm、幅0.5〜2.5cmの披針形。頭花は直径約1cmで、まわりに白色の舌状花が2列に並び、内側に緑白色の筒状花がつく。そう果には冠毛はなく、水に流されて散布される。舌状花のそう果は3稜形、筒状花のそう果はやや扁平な4稜形。花期は8〜9月。(参考・野に咲く花)

▲タマブキ 茎の先に円錐花序に頭花をつける。総苞は筒状で、総苞片は5個で白色。頭花は5、6個の黄色の小花からなる。花期は8~10月

▲タムラソウ 葉にトゲがない、総苞片は反り返らない。花期は8~10月。

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの タムラソウ

▲ダンドボロギク 一年草。山火事や伐採後にいち早く出てくる。原産地、北アメリカ。特徴:花は淡いクリーム色で立ち上がる、葉柄がほとんどない。茎は柔らかく、高さ0.5〜1.5mになる。葉は長さ5〜40cmの線形または線状披針形で、ふちには不ぞろいの鋸歯があり、ときに羽状に裂ける。上部の葉は茎を抱く。茎の上部に円錐花序をだし、小さな頭花を上向きにつける。頭花はすべて細い筒状花からなり、花冠の先は淡黄色〜緑黄色、下部は白色。総苞は長さ1〜1.5cmで、総苞内片は1列にきれいに並ぶ。外片はごく小さい。冠毛はそう果から脱落しやすい。花期は9〜10月。(参考・野に咲く花)

▲チチコグサ 在来種。山野の道ばたや荒れ地に生える。高さ15〜30cm。匐枝を出して増える。根生葉は花期にも残り、長さ2.5〜10cmの線状披針形。表面は薄く綿毛が生え、裏面は綿毛が密生して白っぽい。茎葉は線形で少ない。頭花は茎の先に丸く集まり、花序の下に披針形の苞葉が放射状につく。総苞は長さ約5㎜の鐘形。総苞片は暗紫褐色を帯びる。そう果の冠毛はばらばらになって落ちる。花期は5〜10月。(参考・野に咲く花)。

▲チチコグサモドキ 一年草、越年草。在来種。高さは10〜30cmになり、全体に綿毛が多く、灰白色を帯びる。葉は長さ1.5〜4cm、幅約1cmのへら形で、先は丸くて短い突起がある。茎の上部の葉腋からでた枝に淡褐色の小さな頭花が数個ずつかたまってつく。総苞は長さ4〜5㎜の卵形。そう果は楕円形。冠毛は基部が環状に合着しているので、そう果から離れてもばらばらにはならない。花期は4〜9月。(参考・野に咲く花)

▲チョウジギク 頭花は茎の先端につき、横向きに咲く。花期は8~10月。白馬連峰・杓子沢付近の情報

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの チョウジギク

▲ツワブキ 家庭などに植栽されている

▲トネアザミ 在来種。特徴:花は横向き、総苞片が鋭く太い。花期は9〜11月。

▲ナガバノコウヤボウキ 花は2年枝の束生した葉の中央に頭花が1個つく。頭花は白い筒状花が10数個集まっている。類似種のコウヤボウキは葉や枝に毛が多い。花期は8-10月。

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ナガバノコウヤボウキ

▲ニガナ 多年草。日当たりのよいところにごくふつうに見られる。茎は直立して高さ20〜50cmになる。根生葉は長い柄があり、葉身は長さ3〜10cm、幅0.5〜3cmの広披針形〜倒卵状長楕円形。茎葉はやや短くて柄はなく、基部はまるくはりだして茎を抱く。枝先に直径約1.5cmの黄色の頭花をつける。舌状花はふつう5個。総苞は長さ7〜9㎜の円筒形。外片は非常に小さく、鱗片状になっている。そう果は長さ3〜3.5㎜の紡錘形。花期は5〜7月。(参考・野に咲く花

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ニガナ

▲ノアザミ 多年草。観察ポイント:春に咲く、上向きに咲く。山野に生える。高さ0.5〜1m。根生葉は花期にも残り羽状に中裂する。茎葉の基部は茎を抱き、鋭い棘が多い。頭花は紅紫色で直径4〜5cmあり、枝先に上向きにつく。まれに花が白色のものもある。総苞は幅2〜4cmの球形。総苞片は直立し、粘液をだして粘る。花期は5〜8月。(参考・野に咲く花)

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ノアザミ

▲ノゲシ 越年草。ヨーロッパ原産。山前公園、迫間湿地で確認

▲ノコンギク 在来種。観察ポイント:淡い青紫色の舌状花が、黄色の筒状花の周りに一列に並ぶ。日本固有種。山野のいたるところにふつうに見られる。高さ0.5〜1m。地下茎を伸ばしてふえる。茎はよく枝分かれし、短毛が密生する。葉も両面に短毛が生え、ざらつく。根生葉は卵状長楕円形。花茎の根生葉は花のころは枯れる。茎葉は長さ6〜12cm、幅3〜5cmの卵状長楕円形〜長楕円形で、3脈が目立ち、ふちには大きな鋸歯がまばらにある。頭花は直径約2.5cm。舌状花は淡青紫色で1列。総苞は半球形で長さ4.5〜5㎜。総苞片は緑色で先端は紫色を帯び、3列に並ぶ。そう果は長さ1.5〜3㎜の扁平な倒卵状長楕円形。冠毛は長さ4〜6㎜。花期は8〜11月。(参考・野に咲く花)。シロヨメナとは変種関係。箱根の東・三国山の情報

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ノコンギク

▲ノニガナ レッドリスト種

▲ノハラアザミ 観察ポイント:花を包んでいる総苞は粘らない。日本固有種。特徴:晩夏から秋にかけて開花する。花期は8〜10月。漬け物として売られている『山ゴボウ』はアザミの根

《参考》

▲ノブキ 山地の木陰や谷間などに生える。高さ50〜80cm。葉は長い葉柄があり、葉身は三角状腎形で裏面には白い綿毛が密生する。フキの葉にやや似ているが、葉の先がややとがり葉柄に狭い翼があるので見分けがつく。頭花はまわりに雌花、中心部に両性花があり、両性花は結実しない。そう果は放射状に並び、冠毛はなく、先の方に腺体がある。花期は8〜10月。(参考・野に咲く花)

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ノブキ


▲ノボロギク 毒草。別名:オキュウグサ、タイショウグサ。道ばたや畑などにふつうに生える。茎や葉はやわらかく、よく分枝して高さ約30cmになる。葉は互生し、不規則な羽状に裂ける。頭花は黄色で、ふつう筒状花だけが集り、舌状花はまれにしかない。総苞は長さ0.8〜1cmの筒状で、基部に小さな小苞がある。冠毛は白色。花期はほぼ通年。(参考・野に咲く花)


▲ハキダメギク コゴメギク属の一年草。茎の上部に花柄のある頭花を一つずつつける、花期は6〜11月。漢字:掃溜菊

▲ハナニガナ 黄色い舌状花が8~10個。花期は5〜7月

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ハナニガナ


▲ハハコグサ 越年草。在来種。白い綿毛が密生したへら形の葉をつける、茎の先端に黄色の頭花の塊がつく。花期は4~ 6月。春の七草の御形(ごぎょう)が別名。

▲ハルジオン 多年草。観察ポイント:茎の中が中空で葉の基部か茎を抱いている。除草剤に強い耐性を持つ。原産地:北アメリカ。特徴:葉の付け根は茎を抱く。花期は4〜6月。

▲ハルシャギク 原産地:北アメリカ。特徴:葉はとても細長い。花期は春〜初夏。

▲ヒメジョオン 一年草。観察ポイント:茎を切ると中実。別名:ヤナギバヒメギク。原産地:北アメリカ。

▲ヒヨドリバナ 葉は薄く、ふつう分裂しない、葉裏に腺点がある。花期は8~10月

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ヒヨドリバナ

▲ヒレアザミ 頭状花は上向きに咲く、総苞片はやや反り返る。花期は5~7月

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ヒレアザミ

▲ヒメシオン レッドリスト種


▲ヒメムカシヨモギ 越年草。観察ポイント:直径3センチの頭花の小さな白い舌状花は外から見える。別名:メイジソウ、テツドウグサ頭花に舌状花があり、オオアレチノギクと区別する。花期は8~10月。


▲ヒロハホウキギク 一年草。花期には上部の茎が枝分かれし、まるで箒のように・・・。花期は8~11月。

▲フキ フキ属の多年草。日本原産。多年草。山野に生える。地下茎をのばしてふえる。葉は幅15〜30cmの腎円形で、基部は深い心形。はじめ両面ともけがあるが、のちには無毛。葉柄は長さ60cm、直径1せんちほどになる。葉がでる前に花茎をのばし、散房状に頭花をつける。花茎には平行脈の目立つ苞が多数つく。雌雄異株。雄株は高さ10〜25cmになり、黄白色の頭花を多数つける。頭花は黄色っぽく、すべて両性の筒状花だが、結実しない。雌株ははじめ密に頭花をつけるが、のちに高さ45cmくらいにのびる。頭花は白っぽい。細い糸状の多数の雌花のなかに雄花と同じ形の両性花が数個まじる。この両性花は花粉ができない。雌花の花柱は糸状。そう果は長さ約3.5㎜の円柱形。冠毛は長さ約1.2cm。淡緑色の苞に包まれた若い花茎がフキノトウ。花期は3〜5月。(参考・野に咲く花)。有毒部位:全草、フキノトウ、葉などを食べる時はあく抜きが必要。漢字:蕗

▲フクオウソウ 花期は8、9月。市内の林道脇で撮影

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの フクオウソウ

▲フジバカマ レッドリスト種

▲ブタナ 花がタンポポによく似た外来種。観察ポイント:根生葉は地面に張り付き、両面に短くて硬い毛が生えている。別名:タンポポモドキ。総苞片の中央にトゲがあり、反り返らない。花期は5~10月。

▲ホウキギク 茎はよく分枝し、高さ0.5〜1.2mになる。葉は基部から先端までほぼ同じ幅の線形で、基部は少し茎を抱く。頭花は直径5〜6㎜。舌状花は白色、まれに淡紫色。冠毛は筒状花より長い。花が終わると冠毛はさらにのびて総苞の外につきでる。花期は8〜10月。(参考・野に咲く花)。

▲ホソバアキノノゲシ アキノノゲシには葉に切れ込みがあるが、切れ込みのない細い葉を持つもの。花期は8〜11月。

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ホソバアキノノゲシ

▲ホソバオグルマ レッドリスト種

▲ベニバナボロギク 花期は8〜10月。林道沿いで撮影

▲マルバダケブキ 尾瀬などで確認

▲ムラサキニガナ レッドリスト種

▲モミジガサ 葉がモミジ状に裂ける、若葉は食用。花期は8、9月。

▲ヤクシソウ 山野の日当たりのよいところに生える。全体に無毛で、よく分枝して高さ0.3〜1.2mになる。茎は赤紫色を帯びるものが多い。根生葉は長い柄のあるさじ形でかたまってつき、花期には枯れてない。茎葉は互生し、長さ5〜10cm、幅2〜5cmの長楕円形または倒卵形で、ふちには浅い鋸歯があり、基部は後方に大きくはりだして茎を抱く。裏面はやや白っぽい。枝先や上部の葉腋に直径約1.5cmの黄色の頭花を数個ずつつける。総苞は黒っぽい緑色で長さ7〜9㎜の円筒形。花のあと下部は膨れて硬くなり、下向きになる。そう果は黒褐色で長さ2.5〜3.5㎜。冠毛は純白色。 花期は8〜11月。(参考・野に咲く花)

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ヤクシソウ

▲ヤグルマギク 全体が毛で覆われるため白みを帯びて見える。夏に筒状花からなる矢車状の花が咲く。花期は春〜夏。

▲ヤブタバコ 人家近くのやぶや林のふちなどに多い。茎は太く、高さ0.5〜1mで成長が止まり、上部から数本の長い横枝を放射状にのばす。根生葉と下部の葉は長さ25〜30cm、幅10〜15cmの広楕円形〜長楕円形で、薄くて両面とも短毛が生え、裏面には腺点がある、根生葉は花の頃は枯れる。上部の葉は長楕円形で、上のものほど小さい。上部の葉腋に黄色の頭花を下向きに1個ずつつける。頭花は直径約1cmで、ほとんど柄がない。総苞は鐘状球形。総苞片は3列に並び、外片は短い。そう果は臭気があり、長さ約3.5㎜の円柱形。先は細くなり、粘液を出して動物などにくっついて運ばれる。花期は9〜10月。(参考・野に咲く花)

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ヤブタバコ

▲ヤブタビラコ 人家近くの林のふちや田のあぜなどによく生える。高さ20〜40cm、コオニタビラコに似ているが、やや軟毛が多く、根生葉がやや立ち上がる。全体にやわらかく、茎は斜上したり、倒れたりする。根生葉は長さ5〜15cm、幅1.5〜3cmあり、頭大羽状に深裂する。茎葉は小さい。頭花は黄色で直径約8㎜。総苞は円筒形。内片は7〜8個あり、外片は鱗片状。花が終わると頭花は下向きになり、総苞は卵球形になる。そう果は長さ約2.5㎜。先端に突起や冠毛はない。花期は5〜7月。(参考・野に咲く花)

▲ヤブレガサ 頭花は約10個の白色〜淡紅色の管状花からなる。総苞は淡緑白色で筒状、総苞片は5枚。花期は7〜10月

▲ヤマニガナ 草丈が高く、全形がムラサキニガナ似た雰囲気がある。花は円錐花序にややまばらにつく。頭花は黄色、上向きに咲く。花期は8〜9月。

▲ユウガギク 在来種。特徴:花色は白~淡い青紫色、葉には鋸歯があるが切れ込みに変化が多い。花期は7〜10月。陣場山の情報

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ユウガギク

▲ヨツバヒヨドリ 鳥のヒヨドリの鳴く夏ごろ咲く ヒヨドリバナ そっくりで、葉が4枚づつ付くので付いた名前。花期は7〜9月。志賀高原の情報。花期:7~9月。北海道、近畿以北に分布

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ヨツバヒヨドリ


▲ヨモギ 多年草。在来種。別名:モチグサ。山野に普通に生え、高さ0.5〜1.2m。地下茎をのばしてふえる。根生葉や下部の葉は花のころには枯れる。茎葉は長さ6〜12cm、幅4〜8cmで羽状に深裂する。裂片は2〜4対あり、ふちには鋸歯がある。表面は緑色で裏面は綿毛を密生し灰白色。茎の先に大きな円錐花序をだし、小さな頭花を下向きに多数つける。頭花は直径約1.5㎜、長さ約3㎜の長楕円状鐘形。中心部に両性花、まわりに雌花があり、どちらも結実する。総苞片は4列に並び、ふちは乾膜質、外片は短い。花期は9〜10月。(参考・野に咲く花)。


▲ラショウモンカズラ 花は唇形で青紫色、葉は対生し三角状。花期は4、5月。武蔵野・野川公園の情報

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ラショウモンカズラ

▲リュウノウギク レッドリスト種

▲ルリタマアザミ 軽井沢植物園で撮影


▶ジョウシュウアズマギク…尾瀬の固有種

▶ジョウシュウオニアザミ…尾瀬の準固有種

▶セイタカトウヒレン…栃木県の絶滅危惧Ⅱ類

▶タウコギ…田の畦や沼地などに生える一年草

▶タカサゴソウ…国の絶滅危惧Ⅱ類、栃木県の絶滅危惧Ⅰ類

▶タチアザミ…群馬県の絶滅危惧Ⅰ類

▶トウカイタンポポ…主に東海地方を中心に生育

▶ヌマダイコン…群馬県の絶滅危惧・情報不足

▶ハバヤマボクチ…栃木県の絶滅危惧Ⅰ類

▶ハマアザミ…太い根が食用のヤマゴボウ

▶ハマギク…在来種。日本固有種

▶フジアザミ…群馬県の絶滅危惧Ⅰ類

▶ホソバニガナ...栃木県、群馬県の絶滅危惧Ⅱ類

▶ホソバヒナウスユキソウ…尾瀬の固有種、至仏山の情報

▶メナモミ…山野の道端や草地に生育

▶モリアザミ…栃木県の絶滅危惧Ⅰ類

▶ヤマタバコ…国の絶滅危惧ⅠB類、群馬県の絶滅危惧Ⅰ類


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