辞令は突然に（横須賀編）

こんにちは。私は今、神奈川県横須賀市のとある町に４月から生活しています。
振り返ってみると、転勤回数は片手では数え足りません。東京・静岡・埼玉・横浜・
前橋・名古屋・岐阜そして今、横須賀を旅しています。私の住居からは、海岸への
距離は１００メートル位です。海を望むと、巨大な火力発電所、千葉県金山行き
のフェリー埠頭、房総半島など眺望することができます。また、ようやく陽気がよくなり、
近くの海辺では家族連れや若者達が磯遊びやバーベキューなど、多くの人出で盛り上がっています。
それらを横目に、私は、まだ慣れない土地でハンドルを握って右往左往しながら、
まだ、落ち着かない日々を過ごしています。海を眺めていると、何とも穏やかな気持ちにな
り心が和みます。皆さんにもぜひ来てもらいたいのですが、最近、超低気圧や春の嵐など、
ベストなシャッターチャンスが少ないので、風景写真は次の機会にしようと思います。
さて、今日は、免許を取得してから初めて陸運事務所に住所変更とナンバープレートの交換手続きを
してきましたので、レポートします。当然ながら、インターネットである程度情報を入手して、手続きの流れを
シュミレーションしておいたのですが、小さなイレギュラーはあったものの、結果、スムーズに手続きを終了できました。

まず初めに、年休を摂りました（笑）。官公庁は平日しかやっていないもので。
あらかじめ、警察署からもらっておいた「保管場所使用承諾証明書・車庫の所在地図」を会社に提出して発行してもらい、所轄の
警察署へ届け出ました（私の場合、会社敷地内に駐車場があるため、使用承諾証明書が必要となります）。しかし、
残念ながら、即日で車庫証明書の交付を受けることができると思っていましたが、発行は１週間後と窓口で言われ、その日は、それ以上、
手続きを進めることができませんでした。ちなみに、申請のための印紙代は２，６００円でした。イタ。
一週間後、印鑑を持って、出来上がった車庫証明書を受け取りに行き、無事、受領することができました。受領証明はサインで言いといわれました。
さて、いざ、横浜市都筑区の横浜陸運局へ向かいました。持参した書類は、「車庫証明、車検証、現在地の住民票、印鑑、お金、ドライバー（工具）」
でした。まず、２号館に行き、移転登録申請書をもらいに窓口に行ったところ、申請書は、３号館でもらってきてくださいと言われ、約、
２００メートルほど離れた３号館「神奈川県自動車会議所」の窓口まで行き、申請書を受け取り、てくてくと２号館にUターンしました。その際、
「自動車検査登録印紙代３５０円」と、「用紙代２０円」合計３７０円を支払いました。もらった用紙は、申請書と印紙が貼られている手数料納付書と
いう用紙です。

２号館に戻って、記載様式のとおり順調に必要事項を埋めていると、記載要領をよく見ると、何と「申請書は必ず鉛筆で記入すること。」。私は、
途中までボールペンで記入してしまっていたのです。やっちまった～と思いながらも気を取り直し、てくてくと２００メートル離れた２号館に行き、
窓口で事情を説明したところ、係員から、ボールペンの上から鉛筆でなぞれば大丈夫ですよと、一蹴されてしまいました。心の中で
、「要領悪い自分～～」と叫びながら２号館に戻り、丁寧にボールペンの上を鉛筆でなぞりながら記載しました。字ペンの美子ちゃん思い出しました。
終了までの道のりはまだまだです。ようやく、申請書を窓口に提出してチェックを受け、何か言われないかと待っていたところ、予想外の事態がまた発生しました。
それは何かと言いますと、車検証の住所が愛知県名古屋市と記載されているのに、申請書の旧住所は岐阜県の羽島郡となっているため、
愛知県名古屋市から岐阜県羽島郡に移転したという証明書が必要だというのです。さすが御代官様、嘘をついておりましたが悪意は一切ございません。
たしかに、名古屋に２年羽島郡に１年住んでいましたが、岐阜県では陸運局への届けを怠っていました。お許しくださいませ。会社の年休は今日が最後と
言われて来ました。何とかお許しくださいと懇願したところ、郵送でいいので住民票の除票又は本籍地の区役所から戸籍の附表（漢字あってるかな）を送ってくれれば
よいと、放免してもらい、無事に「自動車検査証・登録事項通知書」の交付を受けることが出来ました。住所は、しっかり横須賀市に変更されています。第一関門通過！
次に、第１御代官様から、車検証を持って４号館へ行けとの指示を受け、窓口で、「自動車取得税・自動車税申告書」を渡され、車検証の記載事項をほぼ丸写しする内容の
書面を提出しました。第２関門通貨！

そして、第２御代官様から、隣の３号館へ行けとの指令を受け、ナンバープレート交換所の第３御代官様（やさしいお兄さんでした）から、旧ナンバー
プレートを外して献上するよう御指示を受け、いよいよ、名古屋ナンバーの取外し作業に掛かりました。そこでも、ナンバープレート代として１、４４０円
支払いました。

いよいよ旧ナンバーを取り外します。

刻印にマイナスドライバーをハンマーを使って打ち込みました。

こじ開けるようにドライバーを左右にこじ開けると、意外と簡単に外れました。あとは、ねじを回して取外し完了です。ハンマーで車体が凹んでしまうか心配でしたが、
大丈夫でした。そして、外したプレートを３号館に持っていくと、すぐに、新ナンバー２枚と、刻印用の台座、固定ねじ４本の交付を受け、さっそく、取り付け作業に
掛かりました。作業といっても、プレートをねじ止めするだけですけど。

新品のネジまで付属しているとは意外でした。

取り付け完了！第３関門通貨！
すぐに、刻印を持った係員（おじさん）が寄ってきて、「作業終わった～～？」とタイミングよく来たので、おかっぴきのように「ヘイ」と元気よく返事したところ、
運転席の下にある車体番号と書類を照合したのち、とうとう刻印を埋めてもらい「終わりましたよ。」の一言で鵜終了～～～。
所要時間は約１時間３０～４０分でしたが、期間的には１週間というところです。この日は、ゴールデンウイーク明けなのか、待ち時間もほとんどなく
ラッキーでしたが、係官曰く、通常は、もっと混雑しているとのこと。これで、晴れて車も神奈川県民になりました。費用はトータル４，４１０円でした。
感想として、車庫証明の関係で、所轄の警察署と陸運局の２か所で手続きが必要となり、しかも、平日のため職場から休みを取得しなければならないこと位でしょうか。
やってみると、必要書類さえ忘れずに持参していけば、難しいことはありません。ただ、２号館から４号館を何度か往復するはめになったためしんどかったです。年のせいもありますが。
初めてで要領も悪かったのですが、自分でやってやれないことはない、次回は、この経験を生かしてやれる自信がつきました。次は何県のナンバーになるのだろうか。
次回は、新しく入会したテニスクラブと三浦半島の自然をアップします。
カメラも、LUMIX－GF3を購入し、写真が楽しくなってきました。本格的な一眼レフではありませんが、携帯性に優れており、デジカメよりも多彩な表現が可能なので
いつも持ち歩いています。