とぅやかだんてんかまるるな

うがみんしょうらん、しげだりょっと
なきゃ元気しきばとりゅんかい？？


なちなたんかい？むーあからんがりてぃだぬてりど
（夏ですかね？目も開けられないぐらい眩しいですよ．）

たるじんうみちいきちゃさやちうむつんあなんかい
（だれもが海に行きたくなる季節になりました。）


きゅうやうみんちゅうぬばっくらしばあぶりんしょうろ
（今回は海人の失敗話です。）


ゆるしゅぬひきゅんころしーちあっけば、とぅぬうんじゃが、うみんちゅきゅうだかいじゃりちいじゃんち
（夜潮の引く頃にリーフを歩けば、タコがいるので、海人は今日もタコ獲りにいきました。）

いっときしんかな、だいばんすがりがうんがなちいし、とぅぎゃいじゃそうちすんば、
（しばらくすると、大きな島ダコを見つけたといって、銛を出そうしましたが、）

「あげーぬんがな」
（あれ！ない！？」

だーじかうとぅさーる、なぁいっちゃちいしてぃっかぁでとぅたんち
（どこかに落としてきたようで、仕方がないので手で獲りました。）


とぅたんはいっちゃんば、てぃーちからまれてぃひんげらんがなちおもたんころ、
（獲ったのはいいが、手に絡まれて離れないと思った瞬間、）

「あいたーかまらった」ちいし、やみゅんばきゃししゃんちとぅららんがな
（「あいたー咬まれた」と言って、痛いのですがどうしても放しません）

うんままはがりくぅあちむちくにしりば、てぃーちばグローブにししゅんど
（そのまま懐中電灯で見てみると、手はグローブのようになってました。）


すがりぬどぅくちやられたんば、きゃんねんやーちむどぅてぃせーぬみしかだんち
（島ダコの毒が廻ったようですが、気にせず家に帰って酒の肴で食べたそうです。）



うみんちゅがいいしょし、「とぅやかだんてん、かまるるんあなんど」ち。
（海人が言うには、「タコは食べても、喰われないように」しましょう。）

うみぬなーちばうとぅるさんむんぬがばど、あまくぅまにしいりんしょりよ
（海の中には危険生物がたくさんいます、気をつけて入りましょう。）