場所を確認もしていなかったので
みかんばこの上で歌うようなことを想像していたのだけど
豪華な垂れ幕までこの日のために用意してくださり
ステージもきちんと作ってくださっていて
スタッフの方がたのはからいがとてもありがたかった
2日とも晴れて風がとても心地よい日で
まさにこれぞ沖縄という感じがした
お客さんは地元の人と観光客
特にライブが聞きたい人たちではないので
そこを掴むというのがまた難しい
様子がわからないままはじめた1回目は
いまいち掴めなかったまま終わってしまった
歌いながらそういえばサンシンの先生で名城さんが来て見ているのに
弾いてもらったらもっと沖縄のサウンドになるはずなのに
と思い
2回目はサンシンと共演させていただいた
沖縄とサンシンはなんでこんなに合うのかと思うくらい
ゆっくりな流れに自分も入ることができた
お客さんは2日通してそう多くはなかったけど
なかには熱心に聴いてくださった方がいらした
ラジオを聞いてかけつけてくださったご婦人は
「25年ぶりの手紙」をクーペさんが歌ったとき
後ろのほうでじっとうつむいてハンカチを目や鼻にあてていた
なにか通じるものがあったのだろう終わる頃には号泣していた
ライブが終わって声をかけてくれてクーペさんはハグまでされた
なにか心が通じて嬉しかった
もう一人は小学校の音楽教師という私と同じ年頃の女性
彼女も涙をためてくれていた
「自分は何をいままで子供に教えていたんだろうと
考えさせられた。とてもいい詩と歌に心がずーんと来た」
「曲もつくってみたいし、頑張る元気になった」
と言ってCDを買ってくださったのがとても嬉しかった
内地の人が沖縄に入っていくのは本当に難しい
でも、沖縄道楽のマスターを通じて
少しずつその周囲の方とも仲良くさせていただき
こんなに親身に接していただけることが頭が下がるくらいありがたいことで
道の駅の中心で歌ったため
販売店の人たちは呼び声もかけられないのに
次の日にはマンゴージュースを差し入れしてくださったおばさん
「がんばってね」とねぎらいの言葉があたたかかった
沖縄がなぜ好きになるかって
やっぱり海や景色だけじゃない
この人のあたたかさが 親戚のように接してくれる親身さが
一番沖縄にはまってしまう原点なのではないかなと思った
気分上々↑↑作曲のシンガーソングライターShifoの日常と活動をお届けしています。
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名古屋支部長
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