ShifoWEB~RELAX~

ありのままの心で感じたこと 備瀬のペンションにて1





今回は自分が一度行ってみたいと思っていた久高島に行こうと試みたのですが

会いたい人が都合悪く時期ではないと感じ

今帰仁の魂喜村に行こうと試みたのですが

大事な都合で急きょ日程が合わないことでキャンセルになってしまい

どこに行こうかな~と考えたとき

那覇は波動が東京と同じなのでわざわざ味わいたくないので

数年前に宿泊させてもらってとても印象的だった名護の備瀬にあるペンションビセザキに予約しました

備瀬は美ら海水族館のある地域

あの場所から少し離れるとサトウキビ畑やフクギの並木の広がる

昔から変わらない良き沖縄が残るとても素晴らしいスポット


今回は歩く旅だったので

歩いて感じることにしました

フクギは昔から沖縄では防風林として植えられていた木

その日も風が強く陽が照る日だったのですが

ビーチとフクギ並木を歩き比べると感じる風の量がまったく違い

先人の知恵を五感でも感じることができ

照り返す暑さの陽ざしも並木に入ると心地よく

時間が止まったように感じました














途中大きながじゅまるの木に遭遇

電柱も包み込んでいました

ゆ~っくりゆ~っくり樹も歩いているんだな・・・







ペンションビセザキは知る人ぞ知るとても有名なペンションです

 


オーナーは東京で寿司職人として18年活躍してこられたクマさん

もともと沖縄から修行で出てきた一番初めは私の地元の
聖蹟桜ヶ丘から始まったとのこと
そこから府中 都内の一流寿司店にと上りあがり
角界の有名人も足しげく通ったとのこと

沖縄一有名な鮨屋の職人が東京の有名老舗鮨屋に食べにいったとき

「こんな遠くに来なくても一番おいしい寿司握る人が沖縄にいるじゃないか。
あの人は自分の兄弟子だよ そこに行けよ」と言われたのだとか

この方が沢山の人を引き付けるとても魅力的なオーラを持っておられます

自然をこよなく愛し 「気」を読む達人でもあります

奥様はおくゆかしくてとても上品ないいたとえると

巫女さんのような透明感のある聡明な人

とても素敵なご夫妻の経営するペンションです

ここの何が一番素晴らしいかといいますと食事です

クマさんが海から採って来た新鮮な魚介と
毎朝那覇の市場まで通って取り入れたネタを
笑いと気遣いと技術で今まで味わったことのない最高の
鮨パフォーマンスとして体も心も大満足させてしまうのです

不思議な人柄はやはり本物を気づかせ引き合うというエピソードを食事中伺いました

人間国宝の稲峰盛吉さんの器やグラスが山ほど置いてありました

しかしこの器たちを一銭も払わずいただいたものだとか

盛吉さんの命のこもった作品だと大切に扱うクマさんと

クマさんの本心の心遣いが創作意欲となり

料理に自分の器を使ってほしいとどんどん作って持って来てくれたというのです

お互いに感化されあって芸術が生まれていくのですね


それにまつわるようなエピソードがたくさんあり

そのシャーマンの方は建築士なのだけど

クマさんが話すまえから縁のある人の話をしだすので

クマさんも鳥肌が立ちながらも色々な話が飛び出していました

その内容は書ききれない・・・ので感動は自分の心に刻んでおきましょうね


さて、ペンションの中には鮨カウンターの小部屋があり

これがまた漆喰で丸く洞窟のように仕上げてあるとてもあたたかみのある部屋になっていて

クマさんの手作りだというのです

カウンターは6席

しかし今夜宿泊するのは私達3人のみと聞いていました

なのにカウンターに通されて準備されているのは6席分

急遽あと3名の席が埋まったというのです

クマさんも3名の食事で勝負するのと満席の中で勝負するのと

気合いが違う と俄然喜んでおられました

その3名の方のうち一人は久高島に住んでいるシャーマン

「あれ・・・私今回久高島に行きたかったけど縁がなくて行けなかったのですが
ここでお会いできましたね!」

不思議な惹かれあいでこの晩餐になりました

自分を大切にして側にいる家族を大切にしないで
外ばかり愛しても始まらないという話

漁で一発でしとめられずにモリを持っていかれてしまい
一泊海で遭難してしまった話

お客さんを満足させるために全力で楽しませる話

気 の話

久高島から北部の方に神様が移ってきている話

ミロクの話

料理の話

マナーの話


カウンター6人とクマさんとで話がどんどん盛り上がり

おいしい料理と泡盛がすすみ宴が夜中まで続いていくのでした・・・

翌日備瀬にある大事にしている場所(祈りのパワースポット)があるから

そこに連れていってくれることになりました!

自分が感じることをありのままに信じること

言葉にできない不思議な感覚がたくさんあり

たぶんそこに集っていた人たちの良心(内在神)が共鳴していたのではないかと思います

シンクロニシティを肌で感じた時間は

今回3人でそれぞれの自分を見つめ直すような時期に来ていたのかな

と思います

パワースポットと言われる場所は感じない人にとってはパワースポットでも
なんでもないのです

ただ翌朝行ったその場所は

琉球王朝から祈りをしていた場所だっただけあるのか

ありのままの自然として昔から残っているこの土地の神様が

まだそこにいると感じました

神様というとなんだか宗教になってしまうと思うのだけどそういう今の宗教観で

くくることのできない

古来から伝わる

なんているのか

地球のエネルギーがとても濃く充ちているように感じました





つづく・・・


気分上々↑↑作曲のシンガーソングライターShifoの日常と活動をお届けしています。

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