まだクーペの店に入って半年くらいだったけど
今考えるとこのころからすでに私にとって店が心の拠り所になっていた
ここにくればありのままの自分でいられる
行く場所ないし、よし、クーペさんなら店にいるし
おもいきり泣きにいこう
とティッシュ箱をまるまる1箱小脇に抱えて店に行った
店にはクーペさんとまさしがいて
あい変わらずお客がいなかった
私は泣きすぎて腫らした目と真っ赤な鼻、
おまけに化粧がはがれてまゆげがない状態で仁王立ちで登場
その時クーペさんが私のティッシュをうばおうとした
「だめっこれ私の」ってすかさずうばい返したら
「え?これ食べ物じゃないの?差し入れのミスタードーナツかと思ったよ。
なにこれ。ティッシュ?こいつ1箱まるごともってきてるよ!」
とまさしと大爆笑された
その笑いを見て私も自分がばかばかしくなって大笑いした
(あ~この場所があってよかった)
笑えたお蔭で落ち込んだ心が少し軽くなった
それからというもの
他の従業員も恋人に振られたら
1箱のティッシュをもって店に話しに来る
というのが恒例になってしまった
それ以来私は負け犬街道まっしぐらである
気分上々↑↑作曲のシンガーソングライターShifoの日常と活動をお届けしています。
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Shifo
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