枝下用水日記

マンボを通って矢作川へ、「続・枝下用水の話を聞く会」インタビュー

資料室の逵です。

今日は『続・枝下用水日記』No.2「続・枝下用水の話を聞く会」のインタビューに出かけました。今号は枝下旧用水路の特集を組んでいるので、旧用水路のことをよく知っている方、その知っているというのは小さい頃から親しんでいて、私たちの視点とは違う旧用水路の話をしてくださるかたがいないかなと考えていました。

KYさんに相談すると、それならMHさんでしょうと約束を取り付けてきてくださいました。そして今日は長靴を履いてMHさんのところにでかけました。

なぜ長靴?

先月の旧用水路清掃活動で廃線路を通ったとき、鬱蒼と茂った竹林のむこう、矢作川べりに「マンボ」を通れば出られるとMSさんが教えてくださいました。そしてそこのことをよく知っているのはMHさんだと聞いていたので、「ぜひマンボも見たい」といったら、じゃあ長靴でおいでと言われたのです。

マンボ、私はこの言葉を農業土木の専門家の方とお話ししていた時に初めて知ったのですが、それまで「う〜、マンボ!」のマンボしか知らなかったので、それが灌漑のための横井戸であることを知った時には驚きました。

今回連れていっていただいたマンボは灌漑のためのものではなかったのですが、それでも池の水が流れ込み、かつて段々畑があったところの一番すその位置にあり、排水路にもなっているそのマンボは、長靴でないといけない水路で、そこから廃線路の下を通り、真っ暗なマンボを抜けると矢作川が見えてきます。子どもたちの遊び場、秘密の隠れ家に最高のところだったろうことはすぐにわかりました。

それにしてもマンボを抜けると綺麗に竹切り、草刈りがされていて、MHさんがこの場所を大切にしていることがよくわかりました。加えて私たちが行きたいと言ったことで、事前に草刈りなどしてくださっただろうこともわかりました。枝下町にきて、そういう心遣いをいろんなところでしていただいています。それは草の青々とした香りですぐにわかるのです。

矢作川を眺めながら、旧用水路の位置も確認することができました。旧第二樋門に近いここの場所は、もう用水路の部分は砂で埋まってしまっており、かつては桑畑になっていたのでした。MHさんももう少し上流までいって旧用水路で泳いだと言います。

 

旧用水路の石積みが水面下に見えます。

詳しくは『続・枝下用水日記』No.2「続・枝下用水の話を聞く会」で。

 

おまけ

これはなんだかわかりますか?

 

こたえはクルミ。茶色い硬いクルミしか知りませんでした。

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