高崎での用事もチャッチャと終ってしまい、時間を持て余してブラブラする・・・
このまま帰るのも何だし、高崎駅構内のお店で飲んでから帰る事にする。
「群馬の台所 おぎのや」、何か美味しそうなお酒と料理に逢えたらラッキーだ。
生ビールを注文するとまた「ハートランドビール」が出てくる・・・群馬県はハートランドビールと提携でもしてるのか?
新潟も昔は旅館や飲食店にはサッポロビールしか置いてない頃があったが、ハートランドビールの工場が群馬県にあるのだろうか・・・?
メニューを見たら定食しかない・・・「お酒のおつまみのメニューはありませんか?」と聞いたら「夕方からです。」と言われた・・・
いまさら何を食べるかと言われても、「峠の釜めし」を定食で食っても何か全く意味がなさそうだし、「上州もち豚定食」も新潟に帰ったら「越後もち豚」があるんだし、「沼田産コシヒカリ」って言ってもいつも新潟産コシヒカリ食ってるし・・・ちょっと困ったぞ。
困っていたらメニュー表の中に「おきりこみ」があった。
多分、うどんだったはずだ・・・群馬は粉食文化だからコッチだ、「ひもかわうどん」みたいな幅広の麺が出てくるんじゃないのかな。
余談だが、パソコンで「粉食文化」と打ち込もうとすると「粉飾文化」と一発目で変換される・・・政治絡みでピリピリしたこのご時世でうっかりチェックを見逃すといきなり群馬県民に喧嘩を売ってしまいそうな記事になりかねないのが非常に怖い・・・
ビールを飲みながら待っていたら「おきりこみ」がやってきました。
「ビールのつまみには不向きな・・・」と思ったが仕方がない、こんな日の高い時間に酒飲んでるのが悪いんだから・・・
「おきりこみ」の具材は里芋、鶏肉、ニンジン、牛蒡etc・・・
野菜と鶏の旨味と白味噌と醤油がミックスされたようなマイルドな味のスープです
麺をピローンと持ち上げてみる・・・「ひもかわうどん」のような超幅広麺ではないが幅のある「きしめん」に似た麺で厚みがある・・・うん、「ほうとううどん」のような感じだな。
おきりこみの具をつまみにビールを飲み、うどんを食う・・・いつもと違うスタイルで何か戸惑うが味は美味しいからサクッと食べて群馬県の粉食文化に少し触れてみました、御馳走様でした。
「ほうとう」と「おきりこみ」の境界線がよくわからんな・・・山梨県も粉食文化なんだろうか?昔から石高とかで米が貨幣のような扱いだったが、この時代になって蕎麦や小麦が逆襲してきて一気に米の立場が凋落傾向だ・・・
新潟県が米を自慢できなくなる日もそう遠くは無いのかもしれない・・・中国にでも輸出すっか・・・
「おぎのや」は峠の釜めし弁当の「荻野屋」と同じなのね、でも「峠の釜めし」はやはり弁当じゃないと駄目だ、そして新幹線の弁当としても駄目だと私は思う。
もっと山の中を走るローカル線(米坂線とか仙山線みたいな路線)で流れる
景色を眺めながらゆっくりと食いたいものだ、新幹線とか特急だと似合わないと思うんだよなあの弁当。
短い時間だったが、晴れた空が見れて良かったよ。
次は何時来るかわからんが、また来るよ群馬県・・・
そして高崎駅を出てから30分後・・・何故こうなる、さっきの青空は何処へ消えた・・・
これだから新潟の冬は嫌いなんだよ!
駐車場の雪除けとかしなきゃいけないんだろうな・・・
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