仕事終わり、職場の仲間と飲んだ。
会社での悩みを話す。
どうしても落ち込みそうになる。
根本はずっと、解決しない。
うつむきがちな頭。下を向いてしまう。
そんな中、何が救いかっていう話をした。
それは関わっている人からの何気ない言葉たち。
聞いてもらって気持ちが軽くなった
とか
安心した
とか
自分が関わることで言われる言葉が
とても救い。ありがとうございます という気持ちでいっぱいになる。
これまで仕事だと思っていた仕事ほど、実は仕事ではなく、何気なくやっていることが本当の仕事だったりするのだなと思った瞬間。
吉本ばななさんの「おとなになるってどんなこと?」にあった一節↓
なにをするために人は生まれてきたかというと、私は、それぞれが自分を極めるためだと思っています。
人がその人を極めると、なぜか必ず他の人の役に立つようになっています
と。
フジファブリックの志村くんも、
ミュージシャンであった傍ら、MCでの彼の言葉に勇気づけられたり、
日記に心洗われたり、もちろん音楽が多くの人を救っていると思うが、
本業の他にも実はとても大きな役割が隠れていたように思う。これは本当にすごいことだ。彼が担っていたのは単に音楽家としての役割だけでない。人を勇気づけたら前に進む強さをわけること だったかもしれない。
志村くんのこと考えながら思ったのは
私たち、サラリーマンだけれど
ミュージシャンと同じような感じな気がして嬉しい ということ。
ミュージシャンは作った音楽に対する反応。
サラリーマンは日々の業務とか、行動に対する反応。それら反応が他者から返ってくる。
根本は同じなのかな と。
やっぱり人は一人で生きてはいかれないから、他と関わる。その中で人に見えないところで他にとって役に立つ人になる。無理しなくても、ゆるりと生きているだけで、存在の意味を見出せたりする。
そういうことを、忘れずにいたい。
やっぱり私たち、誰かの記憶に残りたいから、がんばらずにはいられない。
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