空気中のサンシャイン

二日酔いのラブレーン

コメと水

2016-08-16 10:37:37 | 日記

家の周囲に広がる稲田に穂が顔を見せた。
この夏の暑さがコメの生育に好影響を与えているのかどうかは知らないが、順調に見える。

数年前まで2反ほどの田んぼでコメ作りをやっていた。ただし、減反制度があって休耕の割り当てがあり、二年に一度のコメ作り冷氣機價格比較

一年のブランクがあれば、毎回ゼロに戻ってしまう。専業農家でもないから、コメ作りの基本ノウハウを身に着けているわけでもない。要するに素人農業なのだ。
そのアマチュア百姓がコメ作りを通じて知ったのは、水を制する者が勝つという原理。コメ作りに水の管理は絶対欠かせない。田植えから始まり、途中中干しといい、数度水を落とし田んぼを乾かさなければならない。この中干しを程らいにやってしまうと、稲刈りが、さあ大変だ。コンバインが泥と格闘する羽目になる。2度ミスって、泥だらけになりながら、普通時の2倍以上の時間をかけて刈り取り作業を終えたものだ。
給水路と排水路は、まったく別になっているから、水の給排水はいつも気になって休まらなかったのを思い出す。
江戸時代の百姓らのように水争いまでは至らないが、タイミングを見逃してしまうと、本物の百姓に怒鳴られる。
台風や集中豪雨などに遭遇すると、万事休すだ。収穫前に台風の直撃を受けて、イネは横倒しになって水につかり、使い物にならなくなったことがある。水につかった稲穂がちょろっと芽を出してしまったら、もう商品にはならないPanasonic冷氣
試行錯誤と、厳しい現実に翻弄されまくったコメ作りだった。
そんな苦労を経て得た自家米は、格別に美味かった。
コメ作りを始めてから、外食のご飯はまずくて食べられなかったっけ。それまでは市販の弁当などをよく買っていたが、コメのうまいまずいを知ってしまうと、惣菜だけを買って帰るのが普通になってしまった。うまいコメは、ごはんだけでおかずがいらない。田舎にいると、そんないいことも体験する。
稲田を覗いてみた。田んぼの表面が乾燥してひび割れている。いい塩梅だ。この調子で、大型台風来襲などの天変地異が怒らない限り、今年は大豊作で間違いないだろう。
いまは他人事ながら、自然と嬉しくなる。
「おう、暑いのう」
古老の百姓さんだ。コメ作りで親身になって手を貸してくれた恩人である。
「今年は豊作みたいやな」
「まだまだ分からんでのう。コメは難しいわい」
プロの百姓は決して気を許さないのだ。お見事東芝 冷氣機


優生学

2016-08-04 10:21:14 | 日記

  相模原殺人事件の犯人の言い分は、
 ヒトラーが引き合いに出されるけれど、
 珍しいものではないと思う。
 古い考え方だけどね。

 昔、イギリスを訪れたとある人が書き残している。

 イギリスの貴族と平民は、一目で見分けられる母乳餵哺
 背が高く、体格がよく、見目麗しいのが貴族である。
 背が低く、貧弱な体格をして、概ね不細工なのが平民だ。

 背が高くて体格が良ければ、喧嘩に強いのだろう。
 戦いに勝ち抜いて貴族になり、強い子孫が跡を継ぎ、
 代々美しい女をものにしてきた結果だろう。

 メンデルが記録を取るまでもなく、薄々気がついていたはずだ。
 現に、19世紀には遺伝学者F・ゴールトンが優生学を提唱している。
 生存に有利な遺伝子を残し、人類をより良くするという思想である。
 相模原事件の犯人と同じだ。

 「強くて大きいことは良いことだ」単純な発想である。
 しかし、現在では、一つの方向だけに突き進めば、
 やがて行き詰まると考えられている。
 多様性こそが、人類という種が長く生き残るコツだという考え方だ。
 
 優生学は、古くて単純すぎる思想になっている母乳餵哺
 繁栄している都市には、スラムだってあるものだ。

 新宿は、副都心も、大銀行も、大手の商店も、
 しょんべん横町改め 思い出横町も、
 二丁目もあるから、にぎわっている。

 先日「所さん大変ですよ」というTV番組で、
 ヨーロッパの古城が安売りされていると言っていた。
 1ユーロで売り出されているお城まであった。
 ドイツでは、古い城を修繕する場合に、材料も建築方法も、
 元のものを変えてはいけないという法律があるらしい。
 そのせいで、維持管理が出来なくなっているそうな。
 法律通りにするには、莫大な金がかかる。
 日本でも、自分の家が文化財に指定されて、
 えらい目にあったという人が居る。
 変化を認めないと、大変ですよ。
 世界遺産も、ほどほどにしたほうが良いと思う母乳餵哺

 上手に変化するためには、土台に多様性が無いとね。
 何が新しい世界を開く鍵になるか、分からないんだ。
 ちっちゃな不細工が、世界を変えるかもしれない。