空気中のサンシャイン

二日酔いのラブレーン

優生学

2016-08-04 10:21:14 | 日記

  相模原殺人事件の犯人の言い分は、
 ヒトラーが引き合いに出されるけれど、
 珍しいものではないと思う。
 古い考え方だけどね。

 昔、イギリスを訪れたとある人が書き残している。

 イギリスの貴族と平民は、一目で見分けられる母乳餵哺
 背が高く、体格がよく、見目麗しいのが貴族である。
 背が低く、貧弱な体格をして、概ね不細工なのが平民だ。

 背が高くて体格が良ければ、喧嘩に強いのだろう。
 戦いに勝ち抜いて貴族になり、強い子孫が跡を継ぎ、
 代々美しい女をものにしてきた結果だろう。

 メンデルが記録を取るまでもなく、薄々気がついていたはずだ。
 現に、19世紀には遺伝学者F・ゴールトンが優生学を提唱している。
 生存に有利な遺伝子を残し、人類をより良くするという思想である。
 相模原事件の犯人と同じだ。

 「強くて大きいことは良いことだ」単純な発想である。
 しかし、現在では、一つの方向だけに突き進めば、
 やがて行き詰まると考えられている。
 多様性こそが、人類という種が長く生き残るコツだという考え方だ。
 
 優生学は、古くて単純すぎる思想になっている母乳餵哺
 繁栄している都市には、スラムだってあるものだ。

 新宿は、副都心も、大銀行も、大手の商店も、
 しょんべん横町改め 思い出横町も、
 二丁目もあるから、にぎわっている。

 先日「所さん大変ですよ」というTV番組で、
 ヨーロッパの古城が安売りされていると言っていた。
 1ユーロで売り出されているお城まであった。
 ドイツでは、古い城を修繕する場合に、材料も建築方法も、
 元のものを変えてはいけないという法律があるらしい。
 そのせいで、維持管理が出来なくなっているそうな。
 法律通りにするには、莫大な金がかかる。
 日本でも、自分の家が文化財に指定されて、
 えらい目にあったという人が居る。
 変化を認めないと、大変ですよ。
 世界遺産も、ほどほどにしたほうが良いと思う母乳餵哺

 上手に変化するためには、土台に多様性が無いとね。
 何が新しい世界を開く鍵になるか、分からないんだ。
 ちっちゃな不細工が、世界を変えるかもしれない。


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