相模原殺人事件の犯人の言い分は、
ヒトラーが引き合いに出されるけれど、
珍しいものではないと思う。
古い考え方だけどね。
昔、イギリスを訪れたとある人が書き残している。
イギリスの貴族と平民は、一目で見分けられる母乳餵哺。
背が高く、体格がよく、見目麗しいのが貴族である。
背が低く、貧弱な体格をして、概ね不細工なのが平民だ。
背が高くて体格が良ければ、喧嘩に強いのだろう。
戦いに勝ち抜いて貴族になり、強い子孫が跡を継ぎ、
代々美しい女をものにしてきた結果だろう。
メンデルが記録を取るまでもなく、薄々気がついていたはずだ。
現に、19世紀には遺伝学者F・ゴールトンが優生学を提唱している。
生存に有利な遺伝子を残し、人類をより良くするという思想である。
相模原事件の犯人と同じだ。
「強くて大きいことは良いことだ」単純な発想である。
しかし、現在では、一つの方向だけに突き進めば、
やがて行き詰まると考えられている。
多様性こそが、人類という種が長く生き残るコツだという考え方だ。
優生学は、古くて単純すぎる思想になっている母乳餵哺。
繁栄している都市には、スラムだってあるものだ。
新宿は、副都心も、大銀行も、大手の商店も、
しょんべん横町改め 思い出横町も、
二丁目もあるから、にぎわっている。
先日「所さん大変ですよ」というTV番組で、
ヨーロッパの古城が安売りされていると言っていた。
1ユーロで売り出されているお城まであった。
ドイツでは、古い城を修繕する場合に、材料も建築方法も、
元のものを変えてはいけないという法律があるらしい。
そのせいで、維持管理が出来なくなっているそうな。
法律通りにするには、莫大な金がかかる。
日本でも、自分の家が文化財に指定されて、
えらい目にあったという人が居る。
変化を認めないと、大変ですよ。
世界遺産も、ほどほどにしたほうが良いと思う母乳餵哺。
上手に変化するためには、土台に多様性が無いとね。
何が新しい世界を開く鍵になるか、分からないんだ。
ちっちゃな不細工が、世界を変えるかもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます